何をしたらいいのでしょうか。
やりたいこともないし、嬉しいことも楽しいこともないし、早く死ねればいいのにと思う毎日です。
わたしという存在を生み出した母と父に対する憎しみだけが、日々増大していきます。
ネットや本をたくさん読んで、今に集中することでこの気持ちから逃れられると学びました。
しかし、今やりたいこともないし、やらなければならないことも大してないし、結局絶望感が襲ってきて、死について考える時間を過ごすことになってしまいます。
わたしはまず何をすべきなのか、この負のスパイラル生活からどうやったら脱け出せるのか、教えて下さい。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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緊急でないけれど大事なこと
ぼち子さん、はじめまして。
ぼち子さんは、やりたいこともないし、嬉しいことも楽しいこともないし、早く死ねればいいのにと思う毎日をネットや本を読んで今に集中することでやり過ごそうとしているのですね。
ぼち子さんはたくさん本を読んでおられるようですが、フランクリン・コビィ著『7つの習慣』を読みましたか?最近はコミック版も出ているので読みやすいです。
この本に「時間のマトリックス」という項目があります。
緊急で重要なこと(Ⅰ)、緊急でないけれど重要ないこと(Ⅱ)、緊急だけれど重要でないこと(Ⅲ)、緊急でないし重要でもないこと(Ⅳ)があると書かれています。
ここで最も重要なものは「緊急でないけれど重要ないこと(Ⅱ)」です。
ぼち子さんはⅢやⅣに一生懸命になっていませんか。時間がたっぷりあるならば、「緊急でないけれど重要ないこと(Ⅱ)」に時間を使ってみてください。
7つの習慣も分厚い本なので読破するのもいいと思います。
質問者からのお礼
中村太釈さま
ご回答ありがとうございます。
「緊急でないけれど重要なもの」とは、何か考えてみました。
長い(もしかしたら短い)人生で死ぬまでにやりたいこと、やらないと後悔するだろうことは、急がずにじっくり大切に行うことだろうと思いました。
ただ、わたしにはそれがまだ見えない。
読書はじっくりと行うことのひとつですね。
人類の英知や文化や情緒が詰まった書物を読むことは、わたしにとって死ぬまでにやりたいことのひとつです。
ただ、本ばかり読んでいては誰の役にも立てないし、社会の役に立てていないと思っています。
『七つの習慣』は手に取ったことはありますが、熟読したことはないのでじっくりと読んでみようと思います。
ありがとうございました。