人を見下す人がいると思うと複雑な気持です
耳の聞こえない自分が仕事に来て一生懸命に働いてますが、ミスを犯したことがあり自分が悪かったので非を認めて改善するように努めました。しかし仕事を与えてもらえずやる事が無くなり、障害者だからという理由に僕を仲間外れにされ、上司や同僚から無視されます。
人を見下すような発言(できないでしょとか、説明はこっちがするからあなたは説明しなくていい!とかなど)を言われて心傷付きました。仕事を奪われたときの気持ちはすごく悲しく悔しくあり、会社に言われるがまま我慢して仕事している自分を励ましたくなります。嫌われてもいいと思いながら。
組織で働くのは無理なんだな、1人でやる方が楽しいんだろうな、と色々と考え、今、経営をしっかりと勉強しておりデザインやアート、イラストを中心に起業したい気持ちが強まりました。
人を見下す人はプライドや高慢さがあってどうして自分を内省しないんだろうって思っています。仏教的に人を見下す人がいた場合にどう対処されるでしょうか。何か心得があれば気をつけていきたいです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
「そういう人はいるよなぁ」って思います。
十人十色です。
いろんな人がいて
自分の価値観で生きています。
それはそれでいいんです。
ただ
自分と違う人を
区別したり差別したり
する人がいます。
そういう人がいるのは
仕方がないことです。
こちらは
そういう人を軽蔑するのでなく
遠巻きに見ているようなイメージで
対応するようにしています。
要は相手の意志を受け取らないことです。
実るほど頭が下がる稲穂かな
拝読させて頂きました。
あなたがそのようなひどい態度や言葉を受けて大変傷ついていらっしゃることを伺いました。あなたがとてもつらい思いをなさっておられること私の想像以上に辛いこととおおいますが、あなたのお気持ち心よりお察しします。
あなたがそのようなことを言われようともあなたはとても尊い存在です。あなたは沢山の方々から大切にされながら今を生きているのですからどうかそのような方の言うことを気になさらないように、流してしまうように心がけて下さい。
人を見下したりさげすむような態度や言動は悪意や悪言です。人を見下し許すことができないようなことをするのは愚か者ですし、それだけ心も狭い人なのです。ですからそういう方なのだとみなしてもいいと思います。もしかしたらその方にはそれ以外にいいところもあるかもしれません、とはいえそういう態度をしてしまうならば人からそんな愚かな心の狭い人だとみなされるでしょうし、自分自身を貶めていることに他なりません。
ですから「人の振り見て我が振り直せ」ですよね。
あなたはそのような方の態度や言葉をマネする必要はありません、反面教師として自分自身の生き方を見つめてみてもいいと思います。
逆に人として本当に素晴らしい心の豊かなおおらかな方は「実るほど頭が下がる稲穂かな」という言葉の通り、いつでも誰に対してもどのような状況の中にあっても常に誠実で謙虚であり、進んで頭を下げられる方だと思います。そして常に感謝の気持ちをもって人と接する方だと思います。
なかなか難しいですよね。とはいへその様な姿勢や姿は人として目指すべき生き方かとも思います。
真の知者は「我以外は皆師」という言葉を知っているとありますが、誰でもどんなものも私を教えてくれる先生であるという意味の言葉です。出典は定かではありませんが、松下幸之助さんや吉川英治さんや宮本武蔵の言葉と言われたりもします。おそらく仏教の言葉かとは思います。
いずれにせよその方の言葉や態度は本当に心の狭い小さなことです。どうかできるだけ流して気にせずに前向きに生きて下さいね。あなたを心から応援してますね。