犬にも迷惑をかける自分、社会に出れない
おはようございます。大学生(女性)です。
自分の器の小ささ、判断力/自立性のなさを鑑みて、冷静に自分は人と生きるべきではないと感じます。昔から、私の失態で何もかも後味の悪い、微妙な空気で終わることが多いです。
現在、半年ほど田舎で叔父と暮らしております。近くに住む幼馴染とは、小さい頃から家族ぐるみで週1でBBQをするほど仲が良いです。昨年夏、8年ぶりに再会し、お互い都心にある大学で専攻も同じことからこの半年間ほぼ一緒に時間を過ごしました。
幼馴染の大学は課題量が普通の大学の3倍あり、秋学期は身体に出るほどストレスがあったそうです。私は比較的楽観的で、幼馴染は対照的に真面目なことからお互いの価値観を共有しつつ、なんとかやり抜くという日々を過ごしていました。
昨日のお昼に電話したところ、その大学生活が月曜日から再開するということで、非常に気を病んだ声をしていました。私も就職活動で心が浮わついており、とりあえず会って励まそうと思いました。
家に入ると、いつものように幼馴染の犬(大型犬)がドア越しにこちらを見つめており、私はいつものように戯れあいたくて、隠れていました。そして会えたのが嬉しいあまり犬に速いスピードで近づいてしまい、犬が驚いて私に噛み付いてしまいました。
鏡を見ると上唇が取れかけ、ぶら下がっている状態で、私はもちろん幼馴染も放心状態になってしまいました。その後は叔父と病院に行き、お医者様に適切に処置いただきました。結果は11針縫う怪我、励ますはずだった幼馴染とは暫く距離を置くことになりました。
似た経験は頻繁にあります。
保育園の遠足で嬉しさあまり昂ぶり、顎の皮が向け、4針縫いました。
去年は眉サロンで確認不足で眉ブリーチを施術してもらい、眉上の皮が溶けました。
勉強だけは人並みにできてますが、それ以外はダメです。人十倍意識しないと成し遂げられないし、想像力が皆無で失敗しなければわかりません。
人を助けたい、喜ばせたいと思っても空回りして迷惑をかけ、得るのは呆れの視線。感情ばかり先行し正しい判断もできません。自立できる収入、将来的に社会課題に携わる職に就いて親に恥ない成人になるのが夢でした。こんな人間が人の上に立つことは無理ですし、志も持てません。就活はしたいけど、仕事についてまた誰かに迷惑をかけるのか想像すると、何も手につきません。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
今のあなたのままで
こんにちは、初めまして。
まずは、お怪我をお大事になさってください。ショックでしょう、お察しします。
大変肩を落としている様子です。
ご自分を責めているようですが、私はあなたを是非とも励ましたいと思っています。
まず、犬に噛みつかれた件ですが、動物は予想外のことをするものです。
動物園の飼育員、トレーナーの人でも時々担当の動物に襲われるというニュースがあります。どれだけ分かっていたと思っても、動物は人間ではありません。人間と同じように考えて、自分に非があるから危害を加えられたと考えるのは飛躍があります。ここは冷静に考えましょう。
あなたは、幼馴染を励まそうとして訪問した。そこが大事です。
相手の立場に立って、相手の心を案じられるって素晴らしいことです。こういった心根は、勉強して手に入れられるものではありません。あなたの親御さんがそう育ててくれたのです。「親に恥ない成人」になっていますよ、既に。
「人を助けたい、喜ばせたいと思っても空回り」してもいいじゃないですか。
見て見ぬ振りをしたり、気づかないで関わらないより数百倍位いいですよ。たとえ「空回り」でも、あなたの「助けたい、喜ばせたい」が人の心を温かくするのだから。
「自立できる収入、将来的に社会課題に携わる職に就いて」を目標にしているのですね。「自立できる収入」を考えたり、企業のネームバリューを考えたりして就活することはよくあるかもしれませんが、「社会課題に携わる職」を求めるという考え自体がすでにして素晴らしいです。「志も持てません」どころではない。既に立派な「志」があるではないですか。
あなたは自分に厳しい人でしょう。
だから、厳しいのを止めましょう、とはいいません。
ただ、厳しい人はどんどん課題を作り上げてしまって、為すべき項目を多く作り上げこれをクリアしなけばという忙しい循環を設定してしまうきらいがあります。そのことをまず客観的に理解してください。そして、自分の心がしんどくなったらその時点で一回休んでください。何もしない、何も考えない時間も貴重です。
頭で考えつつ、心と相談しながら、人のことを思いやり、志のあるあなたのまま、時に走り、時に歩いてこれからの将来を歩んでいって下さい
追記
心温まるご返信感謝します。
様々な困難ありましょうが、ぜひあなたのままで邁進して下さい。
応援しています。
一歩立ち止まってみてはいかでしょうか?
拝読させて頂きました。
私も釋 悠水 師がおっしゃるようにあなたはとても素晴らしい方だと思います。先ずはしっかりと治療なさって下さいね。あなたは本当に大切な方です。あなたのことを心から大切に思う方々は沢山いらっしゃるでしょうし、あなたのそのような素晴らしい思いやりのお気持ちや行動は必ず皆さんに届いていますからね。
どうか自信をもってこれからも人とのご縁を大切になさりながら生きて下さいね。
あなたを心から応援してますね。そしてあなたがこれからも素晴らしい方々とのご縁の中で心豊かにご成長なさっていかれます様心より祈っています。どうか皆さんと一緒に充実したおおらかな未来を生きて下さいね。
それとあなたはいろんな経験をなさってきているのです。一つ一つの経験や体験を大切になさってこれからも学んでいきましょう。
確かに生き物の行動はわかりません、或いは周りの状況は常に変化していきなかなか予測できないこともありますし、突然事故にあうこともあるものです。どうかあわてないで一つ一つの行動も落ち着いて一歩立ち止まって様子を見て考えてから行動して下さいね。
きっとあなたのことを沢山の方々が優しく見守っていますからね。
質問者からのお礼
釋 悠水 様
はじめまして。この度はお忙しい中、ご回答いただきありがとうございます。
非常に温かいお言葉で、読んでいてスゥっと肩の荷が抜けていくのを感じ、同時に心が熱くもなりました。
>動物は予想外のことをするもの
その通りだと思います。アクシデントだと思い、ひとまずは冷静にみて、片隅に置くようにしたいと思います。ただ、親しき仲にも礼儀あり、といいますか。今後出会う生き物には、皆捉え方も異なりうるということで思慮深く接しようと思います。幼馴染とも時間をかけて私たちなりに仲を築けていければと、思います。 ///
「(自分に厳しいきらいを持つ)自分を客観的に理解してください」という言葉が、心を落ち着かせてくださりました。
結局、自分は自分で、自分としてしか生きられませんものね。正直、病院に行く際にも「ああ、本当に自分だなあ」と状況を冷静視している自分もいたのも事実です。
ご指摘いただいた通りに、既にある自分の志は保ちながら、呼吸をすることは忘れず、自分の思い描く理想に向かって日々勤しんで参りたいと思います。特に、こんな「空回りバカ」の自分を常に見守り、なんだかんだで支えてくれる家族や友人への感謝を忘れず、自分なりにこれからももがきながら、生きていこうと思います。 ///
複雑な社会で、絶え間なく心の痛む事件や課題が混在し、そんな中ふとした時に「生かされ生きる」という答えのない問題が人を襲いかかる瞬間があると思います。絶望を持つ人がいっぱいいると思います。こうしたhasunohaのようなプラットフォームは、人に温かさを与えてくれるといいますか、想いや考えを消化する居場所として、本当に大きな存在だと思います。病院で医療従事者の方々を見た時も思いましたが、私もどこかで、小さくてもいいので「人を救う」、「人が自分を赦せる・愛せる」居場所を作りたいという気持ちが強くなりました。 ///
今、私の目はパンパンに腫れていて唇には糸が何本も生えていて、正直自分が今後どのような顔で生きていくことになるのかも、わかっていません。しかし、今回感じた気持ちと反省、そして 釋 悠水 様のお言葉を、大切な糧として前へ進んでいければと思います。
貴重なお時間、お言葉ありがとうございました。
釋 悠水 様 もどうぞ、ご自愛くださいませ。
さこ