先妻さんの供養について
妻を亡くした男性と結婚しました。
話を聞く限り、素敵な人だったのだなぁと思い、尊敬する気持ちと嫉妬する気持ちがあります。
先妻さんの仏壇には手を合わせ、お花やお菓子などをお供えしていますが、それらは自分のためにやっているような気持ちで、先妻さんのことを考えてしているのではありません。
私が仏壇を大切にすると旦那さんが喜ぶから、など、自分の株をあげるためにしている気持ちの方が強いです。
いつか嫉妬する気持ちも無くなる、心から尊ぶことができる日が来る思っていますが、今現在こんな気持ちで手を合わせてもいいものでしょうか。
先妻さんには何をしてあげたら良いでしょうか。
自分が一番じゃないと嫌 嫉妬深い 短気なのを治したい 過去の失敗をいつまでも悔やんでいる
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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同じ人を好きになり一緒になった戦友
こんにちは。
檀家さんのおばあさま(数年前にお亡くなりになりましたが)が、後妻さんだったようで、よく「私は愛人だから」などとふざけてよくおっしゃっていました。
確かにもし先妻様が生きていれば、不倫になってしまいますものね。あなたも先妻様が亡くなることがなければ、今の夫さんと結婚することはできなかった、不倫になってしまったのですから、あなたに夫さんを譲ってくれた先妻様には感謝ですよね。
これからは、夫さんの事で、良いことばかりではなく、イヤな事も出てくるかもしれませんが、同じ人を好きになり一緒になった戦友として、お仏壇の前で良かったことイヤだったことを報告するのも良いですね。
あなたを愛し、信頼しているからです。
みみこさん、こんにちは。
先妻のことを話される夫に対して、嫉妬されてしまうのですね。
普通は、あなたのことをおもんばかって、先妻のことなんて、お話ししません。
夫が、先妻のことを話すのは二つの原因しか考えられません。
一つは、夫に妻に対するデリカシーがないか、もう一つは、先妻と同じ以上にあなたを愛し大切にしているからです。
あなたの相談内容の状況からしか判断できませんが、夫は後者の方だと思います。あなたの事を愛し信用しているから、先妻のこともお話しするのでしょう。夫にとっては死別した先妻との生活も歴史の一つです。とても妻を大切に愛していたのでしょう。そんな方ですから、必ずあなたも大切にすることでしょう。あなたがたとえ表面で先妻の妻の供養をされていても、夫にとっては、そんなあなたの姿に先妻の良さを重ね合わせて、あなたを信頼しているのです。
少し、嫉妬もすると思いますが、過去の付き合いは、最初に愛した人と結婚することはマレです。誰でも今以上に過去に愛した人はいるものです。そんな過去の人のことで嫉妬しても意味がありません。そんな幻影に嫉妬するのではなく、今の愛情をもっともっと育ててください。夫よりももっと素敵な夫婦愛ができるはずです。それが夫婦の本当の信頼と愛情です。そのためには仏教の教えを学ぶともっともっと素敵な生き方ができます。
がんばって!応援しています。(^人^)合掌