最愛の次男の死
回答 1
有り難し 13先日、次男の自死について、質問させていただきました。次男を失ってから約2週間経ち、彼の最期の姿を常に思い出す事は徐々に減りつつあります。しかしただただ寂しく、喪失感が強くなるばかりです。彼の遺書らしいものはまだ見つけられず、スマホもロック解除が出来ないため、最期に何か伝え様としていたのか全くわかりません。しかし彼のアカウントのパスワードはわかったので、彼がこの一年近く色々と悩み、苦しんでいた事を垣間見ることが出来ました。けど父親として、それに気付いてやる事が出来なかった。会話の多い家庭だと思っていたのに、苦しみや悩みを彼は伝えてくれなかった。とても優しい子だったので、家族に心配をかけたくなかったのか、自分の似てプライドの高い子だったので、知られたくなかったのか。自分も約5年前自死を決断し、実行したことがあります。その時は意識が薄れる中で、家族の姿がチラつき思い留まりました。次男は家族のことを思いやらない様な子ではありませんでした。だからこそどれだけ最期の最期まで苦しんだかと思うと、父親として本当に申し訳なくて、仕方ありません。彼の最期の決断を認めたくはないですが、ただただ今はよく頑張ったと言ってやることしかできません。本当に悔しくて、悲しくて、寂しいばかりです。自分の様ないい加減な人間に仏様や神様が試練を与えるのは理解が出来ます。しかし本当に真面目に頑張っていた次男に仏様や神様はこんな苦しい試練を与えられたのでしょう。一番悪いのは、次男を救ってやれなかった自分である事は、十分にわかっています。しかし真面目に頑張っている妻や長男、そして次男にこの様な試練を与える仏様や神様に 、なぜ試練を与えたのかと言いたくなります。ほぼ毎日仏壇に手を合わせ、ご先祖さまや仏様に家族の安寧を祈っていたのに。
お坊さんからの回答 1件
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あなたのお気持ちお察しします
拝読させて頂きました。
大切な息子さんがお亡くなりになりあなたもご家族の皆様も大変悲しまれて深く後悔なさっておられるのでしょうか。あなたや皆様のお気持ちを心よりお察しします。
改めて息子さんを心を込めてご供養申し上げます。至心合掌 南無阿弥陀仏
誠実で何ごとにも真面目に取り組んでいらっしゃった息子さんがお亡くなりになられたことを思うと、あなたがおっしゃるように何故息子さんにそのような試練が与えられたのかと大きな疑問が湧くのももっともかと思いますし、何故そのような善良な息子さんが亡くならねばならないのか、と深く思ってしまうのもよくわかります。おっしゃる通りあまりにも理不尽なことと思います。本当に神も仏もあるものか！とも思ってしまいますよね。
あなたが思うとおりこの世は理不尽なことだらけです。真面目に一生懸命に誠実に頑張って生きているにも関わらず辛いことや苦しみが幾重にも波のように押し寄せてきます。これでもかと思うほどに試練がやって来てさらわれてしまいそうになります。
それはこの世が汚れた世界であり悪しき世界でもあるからです。
また私達も自分でも知らず知らずのうちに様々な悪を犯しています。或いは様々な悪意や悪言や悪業そして悪縁もこの世にはあるのです。
息子さんがお亡くなりになられたことは詳細にはわかりませんけれども、様々な巡り合わせが複雑に絡み合い様々な原因や状況が重なり合いお亡くなりになられたのかと思います。
あなたもご家族の皆様もそのようなことはなかなか受け入れることは難しいと思います。本来ならいつものように息子さんと一緒に毎日を過ごしているはずがそうではないのですから。
とはいえその様な中でも仏様は必ず息子さんをお導きなさって下さり、一切の迷いや苦しみや痛みや病いからもお救いなさって下さいます。親しい方々やご先祖様方に優しく迎えられて心から安心なさり何の憂いもなくご先祖様方と一緒にご成仏なさいます。
そして息子さんは心穏やかにあなたやご家族の皆様を見守り続けて下さいます。
どうかあなたの思いをそのまま息子さんに心からお伝えなさって下さいね。息子さんはあなたをありのまま受けとめ優しくなぐさめて下さいます。
もし宜しければぜひこの場や「分かち合いの会」でもあなたの思いをお聞かせ下さいね。
あなたやご家族の皆様をお待ちしておりますね。
質問者からのお礼
早速の回答を頂き、ありがとうございます。東和尚からのお言葉、大変有難く賜りました。私の様な者に、度々回答をいただき、感謝致します。
私は次男が自死してから10日後、嫁と長男は18日後の本日より職場や学校に復帰しました。各々が次男のことを想い、次男が次男が行った決断を尊重することを、日々の生活で少しでも伝えることが出来ればと、悲しみや苦しみ、喪失感の中で少しづつでも頑張って行こうとしています。また悲しみや苦しみなどがどうしようもなくなったら、ご相談させていただきます。本当にありがとうございました。よろしくお願いします
