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日蓮宗、特に立正安国論について

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 些細な仏教に関する疑問ですので、どうかお手すきの時にお答えいただけると幸いです。

 中高生のころ日本史を学んだ際に、日蓮は立正安国論という浄土宗をはじめとしたほかの宗派を厳しく批判する書を記し、晩年までそれを重んじたと習った記憶があります。

 今の時代のお坊さんや日蓮宗は多宗派や立正安国論をどのように思っているのですか?なんとなくこの授業のイメージから日蓮宗は多宗派、宗教に厳しい目を向けている少し怖い宗派、という印象があるのですが実際はどうなんでしょうか?

 この質問を見た方が偏見に満ちていると感じ、不快になったら申し訳ありません。単純な疑問ですのでお許しください。

2021年2月4日 9:47

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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

改めて見直すことができました。

祈織さんは、大変勉強されていますね。
日蓮宗の一僧侶としてお答えします。
立正安国論は、当時の世相を鑑みた日蓮聖人が幕府に対して諌暁(かんぎょう)したもので、文章形態は客と主人の会話形式になっています。冒頭は「客が来られ嘆かれた、近年、大地震や大風など天変地異が起こり、そのため飢饉や疫病などが流行り、災害がこの世の中に満ちています。その結果、道端に牛や馬の死骸が散乱し、人々も大勢の人が死に耐えています。こんな悲惨な状態を悲しまない人は誰一人いません」(直訳)そして、その原因と対策を主人が答えていくという内容です。

もちろん、他宗の批判的な内容に受け取られますが、決して他の経典を批判している訳ではありません。それはこの立正安国論を書かれるのに、あらゆるすべての経典(一切経)を3回読まれた中で、お釈迦様の真意は妙法蓮華経であると結論されました。
当時、日蓮聖人が誕生された時、法然上人は遡ること約100年前の方であり、親鸞聖人は50歳でした。当然、世の中にはあらゆる宗派は設立され、全国に広まっていました。仏教が広まっているのに、何故、世の中が安定していないのかという原因を経典から導きだしたということです。

他宗を批判しているかのような表現(四箇格言:しかかくげん)がありますが、これは日蓮聖人が命名されたのではなく、そのような表現があるというものです。又、当時の各宗祖は皆、法華経を学んだはずなのに受け入れなかったことに対しての批判であったと思います。

いずれにしても、ここでは説明不足になりますし、返って誤解を招くことにもなりかねませんので、ここで止めておきます。
日蓮聖人は機(時期:タイミング)の重要性を説かれています。末法の時代における(今もそうですが)人々をいかに救うか、又、こうして現在を生かされている私たちは何をすべきかを問われていると思います。

宗教宗派はそれぞれの教学で成り立っています。当然ながら自分の信じる教えを優位であると主張するのは当然です。今、世の人たちは宗教離れで宗教によって救われると思っていません。ゆえに、このような時代こそ自らの信仰を見直す時でもあるのかもしれません。今月16日は奇しくも日蓮聖人の生誕800年なのです。
又、このようなご質問を頂くことで再認識をさせて頂けました。

2021年2月4日 11:05
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日蓮宗のお寺で、名古屋市南区にあります。 ”お寺は生きている人のためにも...

歴史は出来事で見ない

 祈織さん、私は歴史好きですので、歴史的に回答します。
 鎌倉仏教を一括として見るのではなく、その時代に生きた人たちの思いで観ましょう。
 日蓮上人は鎌倉仏教でも一番若いです。ほぼ他の宗派の開祖達が布教活動したあとに活動したと言っても過言ではありませんよ。だから、他の宗派が平和のために活動しても現状は変わらないことを嘆きこのような批判的な文章になったと思います。
 歴史は記録だけを見ないでその時代に生きた人たちの思いを想像するとロマンが溢れてきますよ。

2021年2月4日 13:02
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ちょい悪坊主を目指しています。尊敬する人は一休さん。

「仏教宗派について」問答一覧

亡くなった妹に自宅で出来ること

はじめまして。 あまりにも早すぎる妹の突然の死から一週間が過ぎようとしています。 妹は昨年病気がわかり闘病しておりました。一旦治療が終わり良くなったかの様に思われましたが、今年に入り2月頃から体調不良を訴え治療しておりました。 しかし、良くなる所か悪くなる一方で先日話も出来ないまま逝ってしまいました。 妹には夫と息子が1人おり、位牌や遺骨は妹の自宅に現在あります。 離れているため頻繁に行くことはできません。 また、あちらの家族とは親交が少なく行きづらい状態です。 義弟のせいで妹は体調を崩し、病気にまでなってしまったのだと思われるような日記も出てきました。 そんな人たちの所には行きたいともおもいません。 父や母も妹を失った悲しみが強く、いつも妹に話しかけるような仕草をしています。 妹を思い出しては後悔ばかりで涙がとまりません。 現在、自宅には祖父母の仏壇があり毎日手を合わせています。 こちらには妹の位牌も遺骨もないわけですが、妹に毎日手を合わせたいです。 写真を飾るのも良くないのでしょうか。 写真を飾る場合はどこに置けばいいのでしょうか。 私たちはこれからどのようにしていけばいいのでしょうか。 アドバイスがありましたら教えてください。 よろしくお願いいたします。

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葬儀で宗派を選ばせて頂いたのですが

お坊様方には大変失礼な相談になってしまうと思います、 申し訳ございません。 2月に母が亡くなりました。 葬儀の打ち合わせで宗派を聞かれたのですが、わからず。 遠方に唯一の父方の叔父がいるのですが、闘病中で確認取れず。 以前両親が元気だった頃に聞いたことがあったのですが、 2人とも「わからない」との事で、そのままにしてしまいました。 メモリアルパークに両親がお墓を用意していたので 電話して聞いたのですが、 「宗派の欄には何も書かれていなかった」との回答で。 斎場の方は「ご家族で相談して宗派を選んでくださって良いですよ」 との事だったので、 兄が以前読んだ浄土宗関連の本がとても良かったと話していたので、 浄土宗でお経をあげて頂きました。 葬儀が終わり、ふと実家の父方の祖父のお仏壇を見たら 真言宗でした。 (無知でお恥ずかしい限りですが、お仏壇を用意する段階になって 宗派によって御本尊様も違う事を知りました・・・) 祖父は父が子供の頃に離婚していて、離婚後は祖母の名字になり 母と私達兄弟は、お棺の中の祖父が初めての対面でした。 亡くなった祖母も、父も叔父も祖父を嫌っており、 特に祖母と叔父は 「葬式はするけど仏壇や位牌を持ちたくない」と言っていたので 私の母が祖父を連れて帰りました。 その後は父も兄も私も、母にまかせっぱなしでした。 祖父のお墓があるのかどうかもわかりませんし、 祖母のお墓も遠方なので何処にあるかわかりません。 このような状況で、宗派がわからないのに 浄土宗でお経をあげて頂いた事は失礼だったのでしょうか。 母は穏やかに過ごせているのでしょうか。 家族は浄土宗でお経をあげて頂いた事を感謝しており、 朝晩、南無阿弥陀仏を唱えていますが 阿弥陀様やお経をあげて下さったお坊様にも失礼なのかと、 母は大丈夫かと、今さらながら不安になっています。 祖父と祖父の先祖代々のお位牌が実家にあるので、 数日おきに行って手を合わせていますが このまま祖父のお位牌を誰もいない実家というのも気になります。 宗派が違うお位牌を同じ部屋というのは良くないでしょうか?

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