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慢性疾患持ち、死にたくてどうしようもない

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有り難し有り難し 8

こんにちは。私は20代女性で、全身の痛みと倦怠感が主な症状である難病を患っています。
私はもういろいろなことに疲れたと感じて、大変不謹慎ではありますが、毎日死にたくてどうしようもない気持ちです。
病気になる前は、学業に励んでいました。成績や進学先も良かったので、主観的にはともかく、客観的には努力してきた生き方だったと思います。
ある時期から症状が出始めて、激しい倦怠感や節々の痛みが現れました。
結局、国家資格職を目指していたものの、なんとか資格を得ただけで、社会人経験なく現在に至ります。無職です。
一般的な同世代の人に比べて、積むべき社会経験をほとんど積まずにここまできてしまいました。
スキルも常識も身についていないと思うし、症状がしんどくて人付き合いもあまりできなかったので、友人と呼べる間柄の人はほとんどゼロです。
毎日、起き上がるのが辛い、歩くのが辛い、何か動作するのがいちいち辛い(椅子を引いたり、布団を自分に掛けるようなレベルでもかなりしんどい)、風呂に入るのがそれだけで涙が出るほど辛い、何もしていなくてもほぼ常に痛みがある、といった生活です。
社会的責任を果たすことも、プライベートの趣味や楽しいことも、何もできていません。幸い、「元気だったらこれをやってみたい(やってみたかった)」と思うものはありますが、現実としてそれに取り組めそうな状況ではありません。
医療費がかさみ、生活にも困窮しています。それなのに、基準の一部を満たさないため、社会的支援は受けられません。
今後どうやって生きていけばいいのかわかりません。
倦怠感と痛みに耐え、毎日身体に鞭を打って働くのも、正直かなりしんどいです。もう少し体調が良かった頃はそのようにして働いていましたが、現在は当時よりかなり体調が悪化しているので、現時点では難しいです。
自殺すると家族が悲しむとは思いますが、家族への負担は言うまでもなく減ります。なのに自殺すらできない自分が情けないです。死にたい死にたいと思うだけで何も行動に移せない自分に腹が立ちます。
治療に励んできたつもりでしたが、薬の副作用でさらに新たな疾患(臓器障害)を抱えることになりました。
闘病にも社会復帰にも、そもそも生きていたいと思えないので、何をモチベーションにして頑張ればいいのかわからないです。
とにかく辛い。
まとまりのない相談でごめんなさい。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

孤独にならないように、思いを伝えてください

mami 様 相談ありがとうございます。

あなたの苦しみがとても辛いことがよくわかります。
誰も代われないその苦しみ、辛さを何とか癒される方向を見つけたいように思います。
「基準の一部を満たさないため、社会的支援は受けられません。」ここへの働きかけを何かできる人はいませんか?
お役所仕事のように、あなたの訴えがかたずけられているとしたら、役所に訴え続けることで何かが変わるかもしれません。
そして、身近に、あなたの気持ちを吐露できる人はいますか?
その人に、解決はできなくても、気持ちを吐露してください。
心の苦しみは吐き出すことが必要です。
難病の辛さは、当人にしかわからないと思いますが、何かで癒されることは可能と私は思っています。
そして
柳澤桂子著『癒されて生きる』(岩波文庫)または、
同著『生きて死ぬ智慧』(小学館)をお読みになることをお薦めします。
柳澤さんは、難病のなかで生きた人です。何か参考になると思います。
そして、頼る人を増やしてください。声を外に発信してください。
あなたにしかわからない、辛さや苦しみを発信していくことです。
ハスノハに何度でも投稿してもいいと思います。
孤独にならないように、思いを伝えてください。
何かヒントになればと思いました。一礼

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