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寺嫁です。住職の義父への憎しみと対応。

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こんにちは。
吐き出す場所がなくこちらで質問させていただきます。長文で申し訳ありません。
タイトルの通りなのですが、
憎しみに支配されそうな心を助けてください。

数年前に大きめの寺の副住職と結婚し現在は近くのマンションから通いでお寺で仕事をしています。
この度、お寺を二世帯住宅にリフォームをするという話になりました。 
寺族としてお寺を守る覚悟も同居する覚悟もそれなりにしてきたつもりでしたが、
リフォームの話の際、住職である義父が全て勝手に進めようとしています。 
こちらの意見は全く聞きそうもありません。
もともと、こちらの住職はあまり人の意見をきかず、ワンマンタイプといいますか自分勝手な部分が多々ありました。今は法事等も全て息子に任せ、毎日どこかに出掛けています。しかし、自分が掃除等をするときはこちらがいないと仕事を全然しない!という評価を与えられます。孫に対しても暴言、体罰なども加え
、嫁の立場としては苦手なタイプです。 (もちろん良いところもあるかも痴れませんが、掻き消されるくらい身勝手に感じます)

息子である副住職と住職は折り合いがよくなく度々対立してきました。 

リフォームの話の際、案の定揉めてしまい、お前らはもう住むな!勝手にしろ!と言われてしまいました。 

一番の対立の原因は、キッチンを別にするか、共用にするかということです。
やはりこの先50年以上使うのはこちらなのだから、という思いと、孫に暴言を吐く方との食事はストレスになるので、妥協できずに対立してしまいます。(これは私だけの気持ちではなく、副住職も本気で同意見です)
結果、リフォームの話は頓挫しそうです。

寺を引き継ぐ身として、このままではいけないということも分かっています。寺に住み込み、寺を守るべきという想いの一方で、今妥協してしまったら、この際おそらく20年は自分を犠牲にして我慢し続けなければならないのではという恐怖が有ります。

寺の嫁として、考えが甘いでしょうか?
主人と前向きにとらえて気持ちよく住職のいうままの同居をすべきでしょうか?
同じお立場の方々からご意見いただきたいです。
宜しくお願い致します。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

私も在家から入寺しました。

私は
養子になることなく独り身で入寺し同居していましたが
当時の住職と折り合いが悪くなり追い出されました。

その後結婚し子どもが出来たましたが
3年後に家族で呼び戻されました。
その時は別棟が建てられていて
その住職夫婦と私の家族は昼間だけ一緒に生活していました。

でもやはり問題が出てきて
私の家族は近所のアパートに引越しし
私だけお寺に通勤していました。

その住職が亡くなり
私が住職を継いでから家族はお寺に戻りました。

でも前住職の妻と私とは最期まで仲が悪かったです。

ご主人は全ての法務は勤められるのですね?
もう教わることは何もないのですね?
でしたら同居する必要性は無いですね。

義父母が楽したいだけですよね?
「寺嫁」って嫌な言葉ですよね。

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和田隆恩
 浄土真宗(大谷派)/広島県広島市/17世住職。  1967年京都市生ま...
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「寺嫁」であり続けるために

こんにちは。

以下の意見は、なるべく中立の立場で考えるようにしたものです。
ただ、どうしてもあなたの一方向からの視点(義父の視点は反映されていない)、状況説明を踏まえたものであるということは念頭に置いて読んで下さい。

「寺の嫁として、考えが甘いでしょうか」とお尋ねです。
私は一読した所で、「甘い」とは思いませんでした。
むしろ、現実的です。

「一番の対立の原因は、キッチンを別にするか、共用にするか」なのですね。ご主人である副住職と同意見のようですが、これには私も同意見です。義父である住職の時代の価値観でしたら、皆が一つ食卓を囲んでワイワイが理想であり、またそうでなければならないという譲れない一線がある。

しかし、一方、義父の普段からの若いご夫婦に接する有様から考えると、「共用」の食事は「ストレス」になる可能性が強いだろうとあなたは考えている。これは、恐らく間違いないと私も思います。日頃馬が合わなくても、ほっと出来るひとときと空間があるか否か。これは大きいです。

しかも、食事はご飯の予定、内容、食材の買い出し、調理、配膳、後片付けが日に三回ありますから、義父母(義母の存在が文中にありませんが、一先ず)との関わりが大きくなります。

そして、これも問題になるのが、食費の分担をどうするのかです。これは、お寺に限らず同居がうまく行かない火種になります。綺麗に折半と処理する場合もあれば、人数分ということにもなりましょう。そうすると、子供が小さい時にはいいけれども、大きくなってたくさん食べるようになると、これは費用分担どうするんだ・・・となります。

お風呂とかトイレと違って、食事、食卓の問題は非常に大きな問題となりえます。譲らない方が良いでしょう。

また、これは住職の立場で一方的なコミュニケーションを迫られることへの、一定の線引、必要な意志の表明という観点で必要です。「寺を引き継ぐ身」「寺を守るべきという想い」を完遂するためにも、完遂しやすい環境づくりをおすすめします。

現住職は、ご年齢からするとまだ60代ぐらいでしょうか。
まだ心身ともに元気なので、強い言動に出ているのかもしれません。
ご自身の前提は譲らず、今はリフォームしてもしなくてもどちらでも、ぐらいの一歩引いたぐらいのスタンスで丁度いいのでは、と思いました

追記
ご返信感謝します。
また、ご相談下さい

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釋 悠水(しゃくゆうすい)
浄土真宗本願寺派報恩寺住職(兵庫県三木市) 本願寺派布教使 元本願寺布...
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質問者からのお礼

ご回答いただきありがとうございます。ふっと心が軽くなりました。
おっしゃる通り、私目線での解釈なので、住職は住職なりに思うところはあるかもしれません。ただ、日頃から中々コミュニケーションが一方的なので余計にこじれているのかもしれません。
キッチン共用になった場合、準備もろもろ全て私になると思います。
義母は思いやりある方ですが、自分が苦労してそうしてきたので、私にも嫁として本音はやってほしい、というところかと思います。
寺を守っていくことを完遂するためにも、完遂しやすい環境作りを、というお言葉に救われました。
一筋縄ではいかなそうですが、一歩引いたスタンスで対応していこうと思います。誠にありがとうございました。

隆恩様
ご回答ありがとうこざいます。
寺に嫁いだ以上、ある程度のことは我慢し寺に入らねばと思っていたので、その様なご状況になったお坊様もいることを聞いて少し安心しました。
現住職は月3回程度発生する葬儀のみ、とはいってもそれに伴う枕経通夜出棺経火葬、その他週末の法要、住職が出るべき会合等すべて副住職です。
だからこそ、一切要望を聞こうとしないスタンスに怒りを感じました。
無理に肩肘張らず、自分の心も優先させながら将来的にしっかりお寺を守れるようになっていきたいと思います。誠にありがとうございました。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ