母が亡くなりました。
一昨日、母が老衰で亡くなりました。病気も沢山あり、認知症も酷く、最期数年は老人ホームでの生活でした。
また、このコロナ禍でしたので、母に会うのも数ヶ月に一度でした。
元々、父はシッカリしたお葬式をしましたが、母は介護生活も長く、母の兄弟も年齢が高い為家族葬で、お見送りだけにしました。
主人が宗教に反対の考え方で、お通夜も葬儀も無く、私と子供と主人の三人でお見送りしました。
仏着もありません。生前母が好きな服を着せました。
昨日、収骨が終わった直後は良い式だったと思えたのですが、時間が経つにつれ、母は向こうに行って、父に会えるだろうか。
向こうの世界で苦労していないだろうか。
私は凄く苦しませたのではないだろうかと、不安と恐怖でこちらにご相談させていただきました。
母の遺骨にお線香などもしておりません。
戒名も付けておりません。
主人には気になるなら私が付ければ良いと言われています。
母は、成仏できているでしょうか。
父や、母の両親と会えているでしょうか。
向こうで苦しんでいないでしょうか。
今更ですが私に出来る事はありますでしょうか。
血の繋がってない私を大切に育ててくれました。
絶対に忘れる事も、思い出を粗末になんてできません。
母が穏やかになるにはどうしたら良いか教えてください。
よろしくお願い致します。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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質問を拝見された僧侶は皆祈ってます。
拝読させていただきます。
この度は御母堂様のご逝去に際し、衷心よりお悔やみ申し上げます。
色々と不安が残っておられますことと心中お察しいたします。
仏教では命は永遠であり、輪廻転生するものと考えます。しかし、ちびママさんが祈られるお気持ちがまた追善供養とも必ずなっているのです。
前にご逝去されました御尊父様や、御母堂様のご両親にも必ず会えておりますと信じる気持ちを持ってください。これが「信心」です。
仏説阿弥陀経には「倶会一処」と記しております。これは、お浄土で仏様と会えるという意味です。いわゆる前に逝かれたご親族たちはお浄土で仏様となっておられますことから、お会いできるということです。
宗派により、一念往生で浄土へ赴かれる思想と、満中陰をもって往生されるといった思想には違いはあるものの、ご無事に浄土という菩提に赴いて欲しいと願う気持ちには変わりはなく、祈る気持ちが必ずや往生させてくれると安心してください。
まだ日も経っておられないことから、色々と心情も落ち着かないものです。
hasunohaを見た僧侶たちは皆、祈ってくれております。
ご心労が重なりませんことをご祈念申し上げます。
合掌
南無大師遍照金剛
質問者からのお礼
ご回答いただきまして、ありがとうございます。
何度も何度も拝読させていただきました。
母も、父や、おばあさんと会えていると思い、毎日手を合わせて母が向こうで幸せにすごせているように祈ります。
何度も読むうちに、心の重たい物が軽くなった気がします。
母のところに行きたいと、重たかった気持ちが今は少なくなっています。
何度も読み返して、心に留めさせてください。
本当にありがとうございました。
向こうに私が行ったときに、母に笑顔で会えるように頑張ります。
本当に、本当にありがとうございました。
まだまだ寒暖差の激しい日が続きます。
どうぞお体に気を付けてくださいませ。
ありがとうございます。