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母のいないこれからの人生が耐えられない

回答数回答 1
有り難し有り難し 14

母を亡くしてから毎日が辛いです。「お母さん」と言う言葉を聞いたり見たりするだけで哀しくなって泣いています。スーパーへ買い物に行くと母娘が仲良く買い物したりしてる姿や歩いてる姿を見かける度に「なんで私にはお母さんがいないのだろう…」と哀しくてたまらなくなります。

私が哀しむ姿を見て母もきっと哀しんでいると思います。でも、やはり母がいないのが辛くて堪らないのです…。時々、母の元へ行きたいと死ぬことも考えてしまいます。心の拠り所がいないことの辛さに押し潰されそうです。

今後、立ち直れるのか分かりません。今の私はどうすることが一番だと思われますか?ご回答を宜しくお願い致します。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

親は先立つ。人は極楽へ、波は海へ。

親が先に死ぬのは幸せなことです。
子供が親よりも先に亡くなるケースに比べれば。
人類が死の概念を理解してから何万年が経つのでしょうか。大半は、親が先に亡くなる歴史。
だからきっと、私たちのDNAには親の死に堪えられる力が宿っているはず。
南無阿弥陀仏と念仏を称(とな)えて、お母様が阿弥陀仏の光明に照らされ極楽浄土に導かれることを願いましょう。
あとは時間が癒してくれます。
あなたもいつか極楽浄土に往生したら、お母様に会えるはず。
私たち個人個人は海の波みたいなもの。別々の波に見えてもアーラヤ識という深層心理の海でつながっている。
仏教思想ではそのように考える場合もあります。

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質問者からのお礼

願誉様

ご回答ありがとうございます。
いつか母と会える日を楽しみに生きていこうと思います。

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