hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

日に日に弱っていく母親

回答数回答 2
有り難し有り難し 20

以前、母親が病気になったと質問した者です。

母は入院中ですが、日に日に弱っていっています。
退院はもう、出来ないかもしれません。
仕事の後に毎日お見舞いに行くようにはしていますが、面会時間は限りがあり30分もありません。

元気になったら、食事にいったり温泉にいったりしようねって伝えてます。
でももしかしたら、母にはもうそのような時間は取れないかもしれない。
そう思うと焦ります。
後悔したくないんです。
私は入院中の母に、何をしたらいいのでしょうか。。


この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

なるべく側に居てあげることです

病が進行し、お母様が弱っていく姿を見るのは、つらいですね。

私事ですが、6年前の11月に父親が亡くなり、5年前の3月に母親が亡くなりました。どちらも、血液性の癌にあたる病気であり、高齢のため抗癌剤は出来ないとの医師の判断でした。出来る治療は、貧血時に輸血してもらうだけでした。実家まで自動車で約2時間の場所ですから、見舞いに行けない訳では無いですが、仕事もありますので、たまえにしか行けませんでした。

わずかな時間でも止むを得ないですから、いろんな思い出を語りあうことが一番だと思います。段々お母様は話すことも難しくなるかもしれません。もしかしたら一方通行になってしまうかもしれませんが、あなたなりに一生懸命を思い出を語り、感謝の気持ちを伝えて行けば、喜んでくれると思います。

{{count}}
有り難し
おきもち

個別相談可能
 目の前の方の悩みや気持ちをしっかりと受け留め、心を開いてもらうように努めております。決して容易いことでは有りませんが、一期一会の気持ちで相談に、葬儀法事に励みたいと思います。    最初法学部部にで学び、4年間ほど公務員をしていました。(税務署勤務)その当時の学びと経験を終活相談に活かしたいと思います。                                              昭和63年5月に住職となってから、30年が過ぎてしまいました。仏教学・禅学もそこそこ真面目に学んだつもりですが、宗教学・宗教民俗学に力を入れて学びました。そういう分野については丁寧な回答が出来るかも。
一人一人の気持ちに寄り添い、傾聴に徹して、心をほぐしてあげられるよう、努めたいと思います。 それと同時に、完璧に出来るとは限りませんが、其の人が歩むべき方向を一緒に考えてあげたり、次の一歩を踏み出せるよう背中をおしてあげられるよう、努めたいと思っております。

夕日

「沈みゆく太陽に人の命を知った」という歌詞がありました。

当たり前のように照らす日中は、あまり太陽の存在を意識しませんよね。
沈む夕日を惜しむ気持ちを重ねてあげてください。

{{count}}
有り難し
おきもち

質問者からのお礼

吉田さま
ご自身の体験談をお話しくださって、ありがとうございます。
なるべく時間をとって、母と話しをしようと思います。

児玉さま
夕日をみる余裕もなかったのですが、今度見てみようとおもいます。ありがとうございます。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ