嫉みで毎日が苦しい
長男は昨年大学受験を終了しました。第一希望には届かず、合格をいただいた大学に元気に通っています。
しかし、私の気持ちが一年たった今も整理がつきません。春になり今年も、誰々がどの大学に決まったなどと聞くと、気持ちがざわつき
嫉妬心でいっぱいになり、夜も寝られません。
自分でも馬鹿な考え方だとわかっています。
でもどうしても、他人と比べてしまい気持ちが晴れません。苦しくて辛いです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
お母さんの思いは分かりますが。
チップさんのお悩みお察し申し上げます。
息子さんも元気に大学へ通っているとのこと、素晴らしいではないですか。
今さら何を悔やんでいるのでしょうか。誰よりも息子の成長を楽しみにするのは親として当然のことかと思います。
しかし、それは受け入れ難いということですね。
では、どうしたいのでしょうか。大学辞めてもらいますか。もう一度、チップさんの思う大学を受けてもらいますか。しかし、実際に大学に行くのは息子さんです。
果たして親のわがままを聞いてもらえるのでしょうか。
チップさんご自身でも分かっている通り、希望通りの大学へ行けなかったことが悔しい、我が子が行っていないという他の人に自慢できない。そして行っている人に対する嫉妬。現実をいつまでも受け入れないというジレンマ。
息子さんは息子さんの人生があり、今の置かれた環境でこれからの人生を築いていくということです。すべてのことが親の敷いたレールの上を行く訳ではないということです。そして、このままいつまでも嫉妬し、言い換えればどこかに息子さんを認めていないということ、それはいつかは、つまらない結果として出てきます。
たしかに我が子が希望校に行けなかったことで家内も泣いていた時がありました。それだけ期待し環境を整えたのですから仕方ありません。でも、あくまでもその子の人生です。人生終わった時にすべての評価が出るので、そして何事も思い通りにいかないのも人生であると思いましょう。
今生、親子となった縁が死を迎えるまで、いや亡くなったあとも、ず~と続くのです。良い事も影響を受けますが、そうでないことも影響を受けるのは身内です。
ならば、思惑通りにならなくても、お互いを認め合いある意味で大目に見てあげる。そしてそれ以上に信頼しあうことが大切なことです。
立派な大学へ行けたとしても、そこに希望、夢、そしてヤル気がなけば意味ありません。
これからも、母として息子さんの成長を見守ってあげてください。元気であれば夢以上のことが叶うでしょう。
質問者からのお礼
いつもありがとうございます。
ご回答をいただいてから、1年以上経ちますが、お礼ができていなかったようです。
大変失礼いたしました。
久しぶりに息子の事を考えながら、読み返しております。
親の心配をよそに、何の連絡もよこさない息子ですが、本人を信じて、元気であれば夢以上の事が叶うでしょうと言う最後のお言葉に励まされ、色々あり、現在、穏やかでいられない状況ですが、何とか乗り切ろうと奮闘中です。