自分の性格で悪いところは分かっているがどうしても心を上手く持って行けない。思う様にならない！
人は多かれ少なかれ上手く行かない事ばかりでなのですが、あなたの場合は毎日どこかで自分との葛藤と戦っておられる様子がわかります。
自分の欠点は分かっているけど直せないのは目標とする形がはっきりしてないからです。
心の中にこのままでも生きてはいけるし。いつでもじゃもないし。何とかなるかも！で終わり又自己嫌悪になりの繰り返しをなさっておられるのではないでしょうか。

人間には悪い心が誰しも持っておりそれは三毒と言い、貪（とん）、瞋（じん）、痴（ち）があり、「貪とはむさぼり」、「瞋とは怒り」、「痴とは愚痴で」、この三つの毒のことを いいこの毒があるならば仏の世界へは入れません。しかしこの三毒を修行によって消せる教えがあります。
それが六波羅蜜で、「一は布施、施しをする」、「二は持戒、戒律を守る」、「三は忍辱（にんにく）、苦しみに耐える」、「四は精進、何事も怠らずに励む」、「五は禅定、心静かに乱さない」、「六は智慧（ちえ）真実の教えに目覚める」・・・という六つの修行です。
（六波羅蜜を説明すれば長く成りますので自分で検索してみて下さい）

この中に思い当たる心がお有ではないでしょうか！自分と比べてみてみて下さい。
直すとすれば仏の教えに従ってみてはいかがでしよう。
真実の道が見えてきます！人としての心構えが此処にはあります。
何事もじっとしてないで先ずはやってみる。「やらなくして、答えはでない」です！

山口秀徹

金粟院

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