自分がどんな人か忘れてしまいました
小さい頃からあまり人に好かれる性格ではありませんでした。
人に好かれる人が羨ましくて、好かれている人や私が素敵だと思った人の人への接し方や喋り方など、いろんな人の一部を真似していたら人から好かれるようになりました。
ですがある日「ありのままのあなたでいい」という歌詞の歌を聞き、ありのままの私がどういう人なのか悪い所以外分からなくなりました。
ありのままに戻れば人を傷つける嫌なやつになってしまいます。
どう考えたらいいのでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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「ありのままのあなた」は、「今、こうやって生きているあなた」
こんにちは。亀山純史と申します。
「ありのままのあなた」とは、「今、こうやって生きているあなた」と言うことではないでしょうか。なぜならば、今、こうやって生きているあなた以外に、あなたはいないわけですから。
ある夢や目標に向かって、今、突き進んでいる人にとって、その姿がその人のありのままの姿でしょう。その姿以外のところに、その人の人生は無いわけですからね。ですから、もしも、ある夢や目標に向かって、今、突き進んでいる人に対して、「ありのままのあなた」でいい、と言えば、それは、「更に今以上に努力をする事なんかは必要ない、今のままのあなたでいいんだよ。」と言うことだと思います。
何の努力もせずに立派である人なんかはいないでしょう。みんな社会に適応しようとして生きています。あるいは自分の夢や目標に向けて、努力をしているのです。その姿が「ありのままのあなた」なのです。もしも、ありのままのあなたが、何の努力もしない、好き勝手な生き方をするあなたで、そのようなあなたでいい、となったら、社会は混乱してしまうでしょうね。
以上が私からの回答です。今の姿勢を大切に、すてきな人を目指してください。