生死に関わる持病と妊娠
今回、38歳で三人目を想定外の自然妊娠で授かりました。私には脳動脈瘤(上の二人を産後に発覚、妊娠中また出産時にも破裂のリスクが高い)があります。
不安神経症とパニック障害も治療中で、このまま産めるのか(私も子供も生きて無事なまま)心配で、妊娠継続を悩んでいます。
もし私が妊娠中や出産時に死んでしまうと残された子供達が、かと言って産めるかもしれない赤ちゃんの命を犠牲にしていいわけがないと、まるで、どちらかを選択しなければならないような状況に毎日涙が出ます。
主人は感情的な問題や私の体調には関心がなく、相談しても、まだ悩んでるの?と言う人間で、あてになりません。
脳動脈瘤の担当医に継続可能か出産可能か見解を聞きたく問い合わせたところ、4ヶ月以降にMRIで検査してからの判断となると言われました。
ワガママですが、産むなら私も赤ちゃんもちゃんと生きていなければいけません。上の二人を悲しませるわけにはいきません。
決断のタイミングが遅ければ遅いほど心身のダメージは大きいと思います。
私は何をもって決断できるのでしょうか。
言い方が極端ですが、自分の命や今いる家族のために赤ちゃんの命を犠牲にすることをどうしたら選択できますか?もしくは、二人の子供を悲しませるかもしれないリスク(私が死ぬ)を背負った出産をする覚悟はどうすればできますか?
出産は誰にとっても命がけなことは承知しています。
何でも構いません。
最終的に決めるのは私自身ですが、新たな見方での考え方をご教示いただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
仏様は、「それでいい。後は引き受けたよ」と仰ってくださるわ。
前回の質問も読ませてもらいました。
今、妊娠中で、体調はいかがですか。
悪阻もあるでしょうし、そんな中で子育てもなさっていることと思います。
無理なさらないでね。ゆっくりと安静にね。
お子さんを望みたいわね。もちろん、母子共に、無事であってほしいわ。
ただそれは、とても大きなリスクと負担しかない。妊娠中も産後も、あなたの回復の時間などを考えると、大きな影響が出ることは必至。
あなた一人の選択のようで、それも辛いわ。一緒になって悩んであげてほしい。夫婦の子、命なのにね。あなただけが背負うことにならないように。
あなたがどちらの選択を選んでも、仏様は、「それでいい。後は引き受けたよ」と仰ってくださるわ。
命を大事に育んでいくのは、この世だけのことではないよ。仏様におまかせしながら、手を合わせ、願っていく生き方もある。仏様の世界で、生き続ける いのち にもなれるわ。
あなた自身が、生きていたいと望んでいいのですよ。迷うあなたを、責めたり見捨てたりなさらないわ。
私はあなたの選択を尊重したい。
こんにちは。
妊娠・出産・また出産後と、いろいろ心配ですね。
これはどなたにも当てはまる事ではありますが、もちろん妊娠して出産するのはあなた自身ですが、あなたひとりという訳ではありません。お医者さんがいて、夫さんがいて、家族がいます。お友達もいるでしょう。みんなで協力して出産・育児という大事業をなしとげていくものだと思いますよ。
ひとりで抱え込まずに周囲に相談したり助けてもらったりすればいいのです。
まずはお医者さんとよく相談して、お医者さんと最善の方法を考えていきましょうね。
質問者からのお礼
中田様
ご返信いただきありがとうございます。
ずっと、悩むことすら許されないのではないかと苦しんでいました。どちらを選ぼうとも私の出した結論を仏様は認めてくださり、後を引き受けてくださるとのお言葉をいただき、悩むことへの罪悪感がなくなりました。自分一人で抱え込まず、色々な人の助けも借りながら結論を出せたらと思います。
ありがとうございました。
光禪様
ご返信いただきありがとうございます。
悩むことへの罪悪感のため、人を頼らず自分一人で考えるべきだと思っていました。おっしゃる通り、周りに助けてもらいながら、今後のことを考えていきたいと思います。
ありがとうございました。