社会で働くのが怖いです。
今年社会人2年目に突入しました。
1年目の後半から仕事がつらくなりました。
残業をたくさんさせられるわけでもなく、
上司が四六時中おこってくるわけでもなく、
とてもいい環境にいるんだと思います。
けど、仕事にやりがいを感じることができず、
だからといって積極的に発言ができるわけでもなく、
夜は眠くなり毎朝目が覚めて、
健康な自分に嫌気がさし、
毎日仕事嫌だなぁ。将来が不安だなぁ。
いっそこのまま死んでしまいたいと
考えるようになりました。
仕事を辞めることも、死ぬこともできず
それでイライラして、家の手伝いもせず
他人に厳しくなり、人の不幸をなんとも思わず、
自分の良心さえ失っていてどうしたらいいかわかりません。
どうしたらいいでしょうか
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
仕事が楽しい人は基本的にはいません
仕事がお金をもらうためにあるのか、もっと高邁な理想の追求のためにあるのかはともかく、お金をもらうことには変わりないですね。お金を払って何がしかの快楽を得られるのと反対にお金をもらうのだから苦痛を味わうのが仕事なのでしょう。だから基本的には仕事が楽しい人はいません。だからあなたがおっしゃることは至極当然だと思います。
私自身はお坊さんとしての仕事?が好きですから、ものすごくワクワクするときもあります。が、数日前、20代前半の娘さんのお葬式をお勤めし、ご家族にかける言葉もなくてとても辛かったです。私がお参りしていても辛いこともあるくらいだから仕事って基本、辛いものだと思います。
話はかわって職業っていろいろありますが、youtubeをみていると県庁辞めた人、公立学校の先生を辞めた人のチャンネルはよく見られています。他者がうらやむ公務員をなぜ辞めたのかというと、年功序列でボケっとしている人より一生懸命やっている自分の方が給料が安いとかが嫌だったそうです。世の中にはいろんな人がいるものだと思いました。
さて、お答えになるかどうか分かりませんが、まずはいまの仕事を前向きにやってみる意欲を持たれることかと思います。それができてりゃ相談していないと言われそうですけど、これって基本ですよね。私は『致知』という月刊誌を読んでいるんですが、これを読むと仕事に対するモチベーションは上がります。なぜ働いているのだろうという問いに答えを与えてくれる記事もあります。先月号は京セラの稲森和夫さんの特集でした。稲盛さんをはじめ高名な経営者には仏教信者が多いです。仏教には仕事に対して前向きになるような教えがあるようです。こうした人の本を読んでみてもよいかもしれません。
そのうえでいまの仕事に向き合えないという結論が出たなら、県庁職員を辞めた人も、公立学校の先生を辞めた人も、その後の人生で独自の道を切り拓いているようなので、無理に会社にいなくてもいいかもしれません。こうした人たちの話をyoutubeで聞いてみてもいいかもしれません。
とにかくあなたの人生で、それは一度きりのものです。やり直しはききすけれども、今日という日は二度と帰ってきません。だから必ずしもいまのお仕事にこだわる必要はないと思いますが、まずはいまの仕事に向き合えるようにしてみてください。
質問者からのお礼
誰かに話を聞いてもらえてよかったです。
こうして励ましのお言葉いただきすごく嬉しいです。
辛い日々がつづきそうですが、頑張るしかなさそうですね。