生きているのが辛いです
生きているのが辛い
現在28歳の男です。
長くなってしまいますがご回答いただけると幸いです。 物心ついた時から原因不明の体調不良に悩まされてきました。
それが原因で学校にほとんどいけず、また父親がギャンブル依存症で日常的に暴力をふるわれてきました。
ですが中学生の頃にとてもいい先生に出会い何度も倒れながら頑張って学校に通うようになりました。
先生の支えがあったおかげで地元の高校の特進コースに入学することができました。
ですが、高校に入学して早々に中学時代不登校だったことを理由に暴言、リンチなどのいじめを受けるようになりました。
それでも、中学時代の恩師の期待に応えるため3年間無遅刻無欠席で高校を卒業しました。
高校卒業後は教師になれる国立大学に入るため2年間自宅浪人しましたが体調が急激に悪化し結局大学には通えませんでした。
そのあとは就職し無理をしながらも働いていましたが24歳の時職場で倒れ、病院で精密検査をしたところ先天性の障害があることがわかりました。
緊急入院となり入院生活を送る中で一人の女性と出会いました。
その女性は鬱病で入院していましたが同い年でお互い病人ということもあり声をかけたあとすぐ仲良くなり、恋人同士になりました。
付き合ってからは自殺未遂を繰り返す彼女を必死に止め、及ばないながらも支え続けました。
3年ほど経った頃、彼女の病気が好転しだんだんと明るくなっていきました。
ですが私の病気は悪化し続け、二度目の緊急入院となりました。
その際、彼女にもう死にたい、とこぼしてしまいました。
そしてその緊急入院中に彼女に別れようと言われました。
理由は自殺しそうな人は嫌、だからだそうです。
そしてその半年後、彼女は結婚しました。
自分にとっては人生で唯一病気を理解してもらえる人だったためショックでしたが時間がたてば忘れると思い、今まで辛さに耐えてきました。
ですが、1年経った今でも楽になるどころがだんだんと苦しくなっています。
二ヶ月後に二度目の手術があります。手術後四ヶ月は寝たきりだそうです。
孤独と苦しさで本当に生きているのが辛いです。でも、死にたくありません。
どうすればいいでしょうか
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
生きたいという深い願いも大事にして欲しい。
相談して下さりありがとうございます。まず、ハスノハでは残念ながら千字しか書けないのです。一つ一つの問題に丁寧に答えることは出来ないのですが、私が全体を読ませてもらって感じたことを書きます。
あなたが今まで経験してきた事はとても大変だったと思います。そして今も、孤独と苦しさで生きているのが辛い…でも死にたくない。まずその二つの心をどっちかに決めてしまう必要がないと思うのです。孤独で生きているのが辛い…それもあなたの想いでしょう。その一方で、生きたい、せっかく生まれたこの命を大事に生きて行きたいそれもあなたの大切な思いです。身体はあなたの想いと無関係に生きたいと願っている。その身体の声が大切です。
様々な思い通りにならないことがあり、さらに、最も信頼していた彼女も離れていった。とても辛いと思います。しかし、彼女は他者であり、思い通りにならない存在です。どんなに想い合っていても人間は一つに成れないです。彼女は自分の人生を優先しただけであり、決してあなたという存在を大事にしてないわけではないと感じました。残念ながら別れてしまったけど、それは相手の存在をないがしろにすることにはならない。あなたは、彼女と出会うことができた、それで十分と思うこともできる。彼女だって同じです。
お釈迦さまは、一切皆苦と言います。人間は何一つ思い通りにならないんだ…と言います。人間は縁があればどんな目にも遇う。そしてそれがなぜそうなっているか分からない。そこが人間の徹底的に孤独な所です。だからこそ、そうした人間存在に涙を流し、人生は苦であるというのです。死ぬこともダメとすら言いません、どんな命でも生まれて生きて死ぬ、その事自体が厳粛な事です。ただそこに、私達の苦しみの生にずっと「迷いの人間よ、救われてくれ、厳粛な命を生きてくれ」と呼びかけているのが仏です。
私達のどんな思いも間に合わないのが人生です。たった一人で生きているのが人間です。そういう者同士声をかけ合っていく事は出来る。ハスノハにまた気持ちを聞かせて下さい。
私はあなたの想いやあなたのことをもっと知りたいです。そしてできれば、カウンセラー等を探して身近に相談できる人を増やしてほしいです。
【読んで欲しい本】
「死にたい」「消えたい」と思ったことがあるあなたへ、点滴ポール 生き抜くという旗印、岩崎航エッセイ集 日付の大きいカレンダー