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妻との関わり方

回答数回答 1
有り難し有り難し 21

はじめて利用させていだきます。
妻とのあり方について、悩み、本当に疲れました。
妻とは職場で知り合い、結婚しました。
妻はわがままで気難しく、自分が思ったことを意地でも押し通したい性格です。
それは、私に対する要望でも同様で、人が自分が思ったとおりに動いてくれないと気がすまない人で、思いどおりにならないと平気で激昂してきます。
特に、子ども(3才)が産まれてからはよりひどくなった気がしていて、妻は私の一挙手一投足を常時監視して、妻にとって気に入らないことがあるといきなり怒鳴ってきたり睨み付けてきたり。とにかく、私のことがいちいち気に入らないようです。
私は性格上、争いごとや怒ることがきらいで、妻に限らず、他人から何を言われても、仕事でストレスがあったり忙しくとも、場の空気を乱さないように穏便に済ませたり、怒りたくても、怒られた相手方の気持ちを考えたり、怒ってしまった自分自身の後味の悪さを考え、ずっと我慢し、自分の中で消化してきました。
しかし、最近、自分の妻の言動に対するストレスに限界がみえたのか、自分がキレて妻や子どもに暴力を振るってしまう想像をしてしまうようになりました。もちろん、今も昔も暴力なんて考えたことも振るったことも一切ありません。他にも、どうでもいいことで子どもに、強く言ってしまったり、親子ケンカなんか一度もしたことないのに、両親に怒ってしまったり。そんなどんどん性格が曲がっていってしまう自分が怖くなりました。
これからそんな妻とはどう接していくべきでしょうか。子どもに夫婦ゲンカをしてるところを見せていい影響があるとは思えませんから、私がひたすら我慢し続けるしかないのでしょうか。そんな自信到底ありません。
よい知恵やアドバイスがありましたら、お願いします。
ちなみに、妻の言動に対し、反論ではなく返答すると、倍以上激昂します…


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

妻君としっかり話し合いましょう。もう、それに尽きます…

 出来れば第三者を入れて妻君とお話し出来ると良いですね…信頼している妻君の友人とか。
 それが無理ならば、妻君とお二人での話合いの時間を持つべきだと思います。御自宅でも良いですが、食事しながら個室などで話せれば尚 良いですね。お店の人(他人)に話を聞かれるかも…というデメリットはありますが、完全なプライベートではないということでお互いに激高することを自制する気持ちが生まれ、かえってゆったりとした気分で話し合うことが出来るように思います。
 もしかすると、妻君は子育てのストレス等から御心の安定を欠くような精神状態なのかも知れません。その場合は「自分自身も心配だから一緒に心療内科を受診しないか」などと持ちかける方法があります。
 でも、当方 実は妻君にはこれまでのあなたの言動にご不満があり、それがたまりにたまっている可能性があるのでは無いかと感じています。
 あなたのおっしゃる「穏便に済ませる。ずっと我慢し、自分の中で消化する」というお気持ちは尊いですが、それがもしかすると妻君には「私の言うことをちゃんと聞かずに逃げてしまっている。もう話しても無駄だ」というように受け止められていないでしょうか。
 「ひたすら我慢する」…我慢とは『我れの慢心』と書きます。「下手(したて)に出ているが、実際は自分は相手よりも上である」という思いが「我慢」の表現に表れています。
 我慢しなくて良いのです。
 ただ妻君の思いをどうかストレートに聞いて下さい。…遮らず、意見せず、反論せず、エンドレスで…。
 そのような固い決意を持って、奥様に話し合う時間を作ろうとお声掛け下さい。
 あなたの態度から真摯さが伝われば、必ず妻君は話合いを持とうと同意されるはずです。
 だって夫婦ですから…本当は話をしたくて、ケンカしたくなくて、昔の二人の関係に戻りたくして仕方ないはずですから。
 あなた方ご家族を仏様が支え、また導いて下さいます…。

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有り難し
おきもち

質問者からのお礼

乱筆にも関わらず、丁寧なご意見ありがとうございます。
うちの妻は自称負けず嫌いですから、何を言ってもいちいち口論になりますし、「人の気持ちなんてわからない」などと平気で言う人です。
結婚前はそんなこと感じなかったのですが…
子どもがある程度大きく(中学生くらい?)なるまではなんとか頑張ろうと思います。
父親なんて給料を家計に入れる以外はあまり必要ないと思いますので。

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