愛犬の死への恐怖
愛犬が末期の腎不全を患っており、余命も長くない状態です。
昨年12月に腎不全となり、様々な治療をしていますが、他の病気も見つかったりと、中々進行が抑えられず辛そうにしていることが多くなりました。
愛犬は、職場で迷子の所を保護し飼い主が現れなかった為そのまま里親となった子です。
いつどこで産まれたのかもわからないのですが、本当に優しくて聡い子です。
一日でも長く生きて欲しいと思う半面、苦しい日を送らせることへの申し訳なさもあり、毎日泣いてばかりです。
今の私にとって彼女は生きるすべてであり、彼女がいなくなった先の事を考えるだけで、いっそ一緒に死んでしまいたいと思ってしまいます。
頭では彼女は十分頑張っているし、人も犬もいつかは命が終わることは避けられないとわかっています。
けれど、彼女がいない日々を思うと、不安で死にたくなります。
彼女の前で泣かずに、笑顔で頑張っていることを褒めてあげたいのですが彼女を見ると涙がとまりません。
どうしたら、彼女の今の状態を受け入れられるようになりますか?
やがてくる彼女の死に接したときにどうしたら、死にたい気持ちを乗り越えられるのでしょうか。
まとまりがなく、長々となってしまい申し訳ありません。
宜しくお願いします。
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その子とのご縁をこれからもずっと大切に
拝読させて頂きました。
大切なその子が重い病いをわずらい余命いくばくもない状況にある中で、あなたはその子の死を考えるととても辛くなってしまい受け入れていくことができないと思っておられるのですね。またそう思うと涙がとめどなく溢れてくるのですね。あなたのそのお気持ちを心よりお察しします。
その子が病いの中にあるのでしょうけどもその子は今もあなたと一緒に一生懸命に生きていらっしゃるのでしょう。そして今までも今もその子はあなたと一緒に幸せに生き抜いてきたことでしょう。確かにいずれその子は与えられたその命を天寿を全うしていくでしょうけども、その子とあなたとのご縁は決して終わるわけでもありません、ご縁は決して消えてしまうわけではありません。
あなたとその子とのご縁はこれからもずっと永遠に続いていくのです。
例えその子が天寿を全うして亡くなっていったとしてもその子とのご縁つながりは決して消えることはないのです。
今もあなたはその子と一緒にお互いのことを大切にしながら生きていますよね、それは永遠に変わらないのです。
どうかこれからもずっとその子のことを思いかけがえのないひと時ひと時を大切になさり一緒に分かち合いながら生きて下さい。
いつの日かその子がその天寿を全うしていく時がくるでしょう、その時には仏様がお導きなさって下さりその子を安らかに迎えて下さいます。そしてその子は仏様のもとで心から安らかになりご成仏なさいます。その子はそれからもあなたをいつも優しく見守り続けて下さいます。
そしてあなたもいつの日かその天寿を全うなさる時が参ります。その時には仏様があなたをお導きなさって下さり、その子があなたのご先祖様方を連れて優しくお迎えになって下さり、あなたはその子と一緒に喜び合いながらご成仏なさっていくのですからね。
その子があなたと一緒に幸せに天寿を全うなさっていかれ仏様のお救いを受けていきますように、そしてあなたもその子とのご縁を大切になさり生き抜いていかれますように、そしてあなたも仏様に救われるゆきますようにと心から仏様にお祈りさせて頂きます。至心合掌 南無阿弥陀仏なむあみだぶつ