両家の主義思想の対立により結婚式の準備が混迷を極めている
この度、彼女と結婚する運びとなりました。
そこで出てきたのが名前、籍の問題です。
女性が男性の名前で籍を入れるというのがまだ一般的ではありますが、彼女は子供が生まれるまで自分の名前をどうしても変えたくない、対して私はどちらでも良い、ということで夫婦別姓という形を取ることにいたしました。
自分達の中ではそれで何の問題もないのですが、結婚式を行うとなると別の問題が出てきます。私の親兄弟は別姓婚で結婚式をするなど意味がない、籍を入れなければ簡単に別れられてしまうので、祝う気にはなれない、絶対に出席できないということです。
対して彼女側の親、親族は籍を入れなくても結婚式をしてもいいじゃないか、籍を入れなければ結婚式に出ないなんて信じられない、という意見です。
両家は根本的な思想の部分で違いがあるのです。
挙式は2人で行い、後は友人達で二次会をする→親族はどうしても披露宴で呼びたい
子供が出来てから、もしくは作ることになってから結婚式をする→子供がいる状態で結婚式なんで出たくない、なぜこちらが私(新郎)の親族に対して譲歩しなければならないのか
参列者が新婦側のみの結婚式も考えに浮かびましたが、そんな結婚式、私がどんな顔をして出れば良いのかわかりません。
なぜ彼女はそんなに名前にこだわるのか私自身も聞いてみましたが、自分でもわからない、自分はずっと自分の名前のまま生きていくものだと思っていた、そもそも結婚したら男性の名前にするのが普通だなんて男女平等ではない、とのことでした。
今の所結婚式は延期にした方が良いと思ってますが、彼女は延期しても考えは変わらないから延期したくないと言っています。
正直、彼女と彼女の親、親族、こちらの親、親族の板挟みに疲れ切ってしまいました。
どうすれば良いのでしょうか?
何か救いになる考えがあれば教えていただきたいです。
よろしくお願いします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
ごめんなさい。共感できません。
なるべく共感共鳴したいと思っていつもご相談を受けているんですが、私には彼女や彼女のご実家のご意見にはついていけません。日本の現行法制度では、夫婦別姓は認められておりません。俗にいう内縁関係という事実婚がありますが、スムーズに婚姻を容認できないケースになるのではないでしょうか?あなた様たちがどうして、そういう婚姻形態を選択する必要があるのでしょうか?実家のご意見はごもっともです。彼女の価値観を優先して、あなた様のご親族全員の承認と祝福をうけないなんて、ナンセンスです。彼女はあなた様との幸せと、自分のポリシーのどちらを優先したいんでしょうか?欧米の個人主義の国なら、まあ、彼女の考え方が通るでしょうが、日本ではなかなか受け入れ難いと思います。
今後、七五三や、入学のお祝い、仏事など家族の行事の都度、トラブルになること必定です。実家と疎遠になっても彼女と共に生きる覚悟があるなら別ですが。友人、同僚、夫婦、親子、どれを取っても、個性的というのは軋轢を生み、苦労を伴います。私に言わせれば、必要のない苦労です。
最終的にはあなた様が決めることですが、それこそ、お子様ができる前にしっかり腹をくくって結論を出されることです。
あなたが彼女を守ってあげてください
きのえださま
幸せなご結婚を前に、苦労をされているのですね。
ご両家の意見が合わないのは辛いと思います。あなたは彼女の言うようにしていきたいなら、
それをあなたの意見として、あなたのご両親に伝えることです。あなたのご両親と彼女のご両親を敵対させないように、あなたが彼女を守ってあげないと、難しいと思います。
私としては、男性側の姓を名乗るというのも、今は当たり前でなくなっているし、こだわる必要がないと思います。しかし、あなたのご両親がこだわっているのであれば、説得するか、お別れするか、反対されてでも結婚してしまうか、選択肢はそれしかないでしょう。
一つ言えることは、両家がもめると、結婚後にも問題は出てくるでしょう。冠婚葬祭の時に顔を合わせ、たり、あなた方ご夫婦が、両家に行くときに良い気持がしないでしょう。
そのことも考え判断してください。
あなたの立場は大変だと思いますが、結局は親がいくら言っていても、あなたが決断できることです。きっぱりと、そうしたいから、認めてくれと伝えるしかないでしょう。
心配しなくても親子の関係は変わらないと安心させてあげてください。
書類や、名前の問題ではないと。一生親子だと。
質問者からのお礼
本当に有難いご回答ありがとうございます。
彼女の意見を自分の意見として言うというのが大切なことですよね…
邦元さんのご回答で少し励まされました。
既に心が何度か折れていますが、2人の最善の選択ができるよう心がけて参ります。
ありがとうございます。