自分の人生観、仕事観と親とのすれ違い
こんにちは。自分は今、就活の時期に入り始めている大学生です。
pそのため、両親が自分の就職について言及してくるのですが、その考えがどうしても理解できません。両親は自分に今大学生のうちに資格や公務員試験の勉強をして少しでも人より安定した、待遇のいい職場に就職しろと言います。自分は安定しているからといって興味のない仕事をしようとは思いません。それに自分にはどうしてもこれがしたいと思える分野があり、今その実現に向けて創意工夫する毎日なのでとてもそれを諦めることはできません。しかし、親は自分のしたい仕事なんて絶対にできないから出来るだけ楽でお金の稼げる仕事を探せと言います。それではあまりにも淋しすぎるのではないかと思います。ただお金を稼ぎながら延々と自分はこの程度だと思いながら生き続けるのは自分の性分には合わないように感じるのです。
それに両親は「大学のうちに辛い思いをすれば後から楽な思いができる」と言いますが、自分にはその考えがどうしても理解できません。自分にとって仕事とは設定した目標に向かって命をかけて精進していくものだと思っていてその結果貧乏になっても寿命が縮まっても構わないし、むしろそれが生きることだと思っているからです。だから親の言う楽に生きるという感覚が理解できないのです。もしこの世に生きる目的が両親のいうように少しでもお金を稼ぐことを真理とするならば自分は首を吊って死ななければならないほど悲しい気分になってしまいます。
もちろん、今自分のやりたいことがはっきりしている身としては全力で否定したいとは思っているのですが、今まで自分を育ててくれた分、強くいうことができません。それに今自分の興味がある分野に対して何の結果も出せていないという状況であり自分の仕事に対する思いも一方的で側からみれば大したことのないものかもしれません。それに両親がここまでいうのは年齢を重ねて経験を積んだからであり自分は若いから現実を理解できていないというのが真相かもしれません。自分の意見を主張するにはその部分で不安があります。
自分のやりたい仕事を目指すことは悪いことではないことを信じたいのですが、それを支えてくれるような言葉や教えがあればご教授いただきたいです。どうかお願いします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
期限決めて、夢にチャレンジしましょうよ…
精一杯あなたの夢を追いかけて下さい!…但し期限を決めてですが。
お気持ちお察し致します。あなたと、そしてご両親の…。
『大学のうちに辛い思いをすれば後から楽な思いができる』というご両親の主張には納得し辛い部分もありますが、結局は全てあなたを思ってのご両親の優しいお気持ちからの励ましでしょう。
しかし「自分の人生を自分の思うように生きてみたい」というあなたのお気持ちも分かります。それはもう「無謀」と隣り合わせとは言え、若さの特権でもあります。
「今自分のやりたいことがはっきりしている」あなたは素晴らしいと思います。なかなかそう言い切れる人はいませんよ。その発言、私にもまぶしく感じられます。
一つ申し上げたいのは『楽に生きる』などという人生は存在しないこと…それだけは仏法の上からも言い切ることができます。
だからこそ「どうせ大変な人生なのだから」と、安心してあなたの思う方向へ進んでいって良いのです。
ただ一点気になるのは『今自分の興味がある分野に対して何の結果も出せていない』とおっしゃっていることです。それは今後必ず結果を出せる可能性はそれほど高くないという事実でもありましょう。
もちろん、何でも真剣にやってみなくてはどうなるかは分かりません。
ならば、ご両親にあなたの思いを告げ、理解をして頂くためにも「結果が出るまでの期限」を決めてチャレンジしましょう。
そしてその時にあなたが思うほどの結果がもし出ていなければ、その夢はスッパリとあきらめ、または趣味に留めて、進路変更をしましょう。つまり夢の実現への期限とは、次の職種に転向できる年齢的なリミットということになります。
さあ、後はあなたの決断次第です。
「これで生きていく」と腹決めて、早速に全力投球しましょう。
その時に道が開けるかも知れません。また開けなくても、やり切った充実感から後悔無く、次のステージに進むことが出来ますよ。
仏様があなたに付きっきりで、支え励まして下さっています…。
質問者からのお礼
このような機能があることを知らなかったのでお礼ができておらず、大変申し訳ありません。今後の参考にさせて戴きます。