子供の目が見えなくなるかもしれない
こんにちは。いつも相談に乗っていただきありがとうございます。
半年ほど前にご雑談させて頂いたのと同じ内容なのですが、私の子供はとても目が悪いです。
2年生ですでに強度近視。このまま行けばコンタクトの制作範囲を超えてしまいます。
将来的に失明や視力不全になる可能性も高いです。
今は眼科に通い、治療もしておりますが、進行が早く、検査のたびにゾッとしてしまいます。
前職が目に携わる仕事をしていたのもあり、今の子供の状態は、楽観視出来る状態ではありません。
どうしても食い止めたくて、治療や運動、目に刺激を与えるなどしてますが、全く後悔なく落ち込んでしまいます。
保険外の治療に手を出す事も考えてます。それでも、と思うと怖くて眠れません。
やれる事はやっている。悩んでも解決するわけではない。医療技術が進んでいるのだから、将来的には解決される話なのかもしれない。
わかっているのですが、受け止められません。
また、子供に対して、目のことで私が過敏になっている事です。
勉強する時の姿勢、いつも本を読んでいる事、食べ物の好き嫌い。
視力が変動する大きな理由ではないものの、少しでも目を悪くさせたくないので、つい過敏に注意してしまいます。
注意した後にいつも後悔します。
目のために姿勢を良くして、目のためにあれを食べて、これを食べて。遺伝や体質的な問題がほとんどなのに、つい気になってしまいます。
本来であれば好きに食べさせたい、好きに本を読ませい、勉強してるだから褒めるところなのに、そう思うとどうして良いのかわからなくなってしまいます。
家族や両親に相談すると、技術が発展するから大丈夫。
死ぬわけではないのだから前を向きなさい。
口うるさく言って、子供の心を傷つけるなと言われ、本当にそうだなぁと思うのですが、未熟な私は受け止めきれないのです。
子供に悲しい思いをさせたくないです。
どうしたら良いのでしょうか。
安心して長生きしたい。 病気で長く苦しむこともなく、天災や飢餓などに合うこともなく、穏やかに生きていきたい。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
今のうちに見せてあげたいものは?
心配な気持ちはお察しします。
ただ、本当に視力がなくなるかもしれないなら、今のうちに見せてあげたいものはないでしょうか?
たとえば、お母さんの怒り顔よりも笑顔をたくさん見せてあげた方が良い気がします。
また、美しいものや危険なものなど、感性や知識を豊かにしたり生活に役立つものを見せてあげましょう。
人生は、今できることをできる範囲でやるしかありません。
焦っても動揺してもかまいません。
焦りながら動揺しながらが今のあなたの実力なら、その実力のままで良いのです。
視力を失っても生きていける道がちゃんとあります…
ちょうど今、某 超有名ストリートピアノプレーヤー女性のインタビュー記事を読んだところです…その方は、演奏の際「基本 楽譜も鍵盤も見ない」のだそうです。絶対音感をお持ち故、耳からの入力だけで演奏できてしまうそうです。
お子様の視力が今後どうなっていくのはわかりません。
当方も片目が弱視のため「ほとんどその眼を使わず、その結果 文字は見えるがその文字の意味するところを理解するのに時間が掛かりすぎ、読解には全く使えない」状況です。つまり今までずっと片目(片脳?)だけで本や新聞等を読み、理解してきました。まあ私のことなどどうでも良いですね…。
たとえお子様の視力が失われても、生きていける道がちゃんとあります。
その道に導くことこそが、あなたの親としての責務かと思います。
音楽や芸術等またその他 視力を失っても、働いて収入を得られる道をいろいろと探し、お子様とご一緒にどの道を選ぶべきかしっかりと検討・選択なさって下さい。
仏様は、そんなあなた方家族に寄り添い続けて下さいます…。
質問者からのお礼
小林様
片目が弱視なのですね。メガネ屋で働いていたので、弱視の方の不便も知っております。色々な目の人もいるのですよね。知っていても、やはり子供となると駄目ですね。狼狽えてしまいます。
不自由でも生きていける道はあるんですよね。
子供に希望を与えられるように、私も受け入れなくてはなりませんね。
願誉さま
コメントありがとうございます。
もし、目が見えなくなるなら見たいものをたくさん見せてあげてと、以前も盲目の方に言われたことがあります。そのとおりなんですよね。
悲しい顔より笑顔を。その言葉が刺さりました。心配から、ときに怒ってしまうかもしれないですが、笑顔が少しでも増えるようにしていきたいと思います。