悲しい気持ちはどうすれば良いかアドバイスを下さい
先日母が他界しました。一年前に乳がんを患い抗がん剤や手術をしましたが、肝臓に転移してしまい肝機能が悪化してあっという間に息を引き取りました。最期はとても穏やかな顔だったので、私は仕方ないんだと思うようにしました。しかし、葬儀が終わり一通り落ち着くと悲しくて仕方ありません。
私も母と同じ時期に別の癌が見つかりお互いに励まし合っていました。幸い私は治療が終わってからは異常は無いのですが、心が空っぽになってしまった様な気持ちです。こういう時はどうすれば良いのでしょうか?どんな時も見方してくれた母がいない事がとても辛いです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
悲しみには、悲しみで向き合う。
悲しみには、深く深く悲しむことです。
おかあさんを思い、悲しむことです。
おかあさんといっしょにすごした日々を思い、感謝の思いを
込めて、悲しみの涙をながすこと。
そして、
ともにやまいと向かい合ってきた、尊いひとの姿を
まぶたの裏に思い、ただ手を合わせ、おかあさんの
やすらぎを願うことです。
悲しみを無理に別ななにかにかえようとしても、
かえって罪悪感などの思いがうまれ、それによってもっともっと
苦しみが増えるものです。
悲しみという、あなたのこころから湧き出る尊い思いこそ、
おかあさまの形見です。それをそのままにおかあさんを
祈り、そして、そのこころをもって懸命に一歩一歩、歩く事です。
おかあさんは、この懸命なる一歩の先に必ずいると信じ、
生きていってほしい、わたしのあなたへの願いです。
どうぞ、お身体をお大事に、歩んでいってください。
さちあれ。さちあれ。合掌
質問者からのお礼
御回答ありがとうございます。読みながらまた泣いてしまいました。悲しい気持ちが癒えるまで沢山泣いて悲しみと向き合ってみます。私はこの春から本格的に職場復帰する予定ですが、母との思い出を支えに頑張って行こうと思います。