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旦那への憎しみと怒りが止まりません

回答数回答 1
有り難し有り難し 10

4児の母です。今は、上二人は成人して社会人、下二人は、中高生です。
主人は発達障害的なところがあるのだろうと言われています。普段食事をするときは、耳栓をしています。食事の時の話す内容も、自分語りばかりで、子供や私の話など聞く素振りもありません。もちろん、朝の挨拶もおやすみの挨拶も、向こうからはいっさい返ってくることはありません。ありがとうなんて、聞くこともありません。

子供が小さかったとき、少しだけ主人に預けてお買い物にでも行こうものなら、帰ってくるとみんな泣いている始末。お風呂に一人で入っていると、必ず誰かの泣き声が聞こえてきてあわてて飛び出て来るなんてことも多々でした。お年玉で買った子供のゲーム機を奪ってずっと自分のものにしたり…ライフサイクルである、子供の進学や住宅購入なども、わかったようなふりをして何もできず、私一人で何もかもを推し進めてきました。
外では、まるで何でもできるように振る舞っています。全て私がしているのに…

いろいろ長年くすぶっていたのだと思います。また、外で働くようになりいろいろな世界を見ることができるようになり、主人にげんなりすることが多くなってきました。

ある日を境に、主人が自分のことを無視するようになりました。3週間ぐらいかなと思います。

これまで、このまま老後二人で過ごすのは、真っ暗なビジョンしかわかなかった(私のみが我慢する世界)のは確かです。一緒にいても、私はいつも一人でいるような気持ちだからです。

あなたが、それなら資格とって離婚して、就職してという選択肢もありだと思う自分もいます。でも、そちらも、ひとりぼっちな世界だとは思います。

主人にも良いところはあります。大変に正直です。嘘など微塵も付きません。社会にでて、これほどの人は稀だと思います。そこに癒やされる自分もいます。
 
でも、これまでのこともあり、また無視などされると、フツフツと嫌な気持ち、恨みやツラミが湧いて出てくるのがわかります。

私はどうやって、この主人を許せば良いのでしょうか?
アドバイス頂けると嬉しいです。よろしくおねがいします。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

更にご負担をかける事になるかもしれませんが

大変な思いをされているとの事でご心痛お察しします。

ご主人には発達障害的なところがあるとの事ですが、
文章からはアスペルガー的な要素が強く感じられます。

他人の感情を推し量る事や抽象的な概念を理解する事が不得意なようです。

質問者さんにはギリギリ一杯の苦しい状況の中にいながら、
感情に押し流されず冷静に物事を見極められる強さを感じます。

更に負担を増やすことになってしまいますが、
もし可能ならばご主人への問いかけの内容を
抽象的な物ではなく明確なYes、Noの二択にしたり、
なるべく簡単な事柄の中から
最低限して欲しい事(あいさつ等)や、して欲しくない事をいくつか挙げ、
その中から実行可能な事柄を3つだけ選んで、
守ってもらうことは出来ないでしょうか?
無理なら一個だけでも良いです。

長い時間をかけて出来上がった関係ですので、
修復するのは並大抵ではありませんが、
小さな子供と接するように小さな事から再構築出来ないでしょうか。

{{count}}
有り難し
おきもち

松浦智徳
難しい話は不得意なので、代わりにシャカもんというオリキャラクターを使用した...
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質問者からのお礼

お返事ありがとうございました。おかげ様で、冷静になれました。こういうことは、今まで何度もありました。できることも、できない事も、頭では把握出来ていてもつい感情的にカッ!と来てしまいました。お坊様に文面でお願いされて、ハッとしました。それは、無理なんだと。

姑が亡くなり三回忌になります。この方もアスペルガー症候群の傾向があり、また、金銭に無頓着なこともあってすったもんだがあり孤独死されてしまいました。得も言われぬゴミ屋敷状態でした。それを必死に片付けました。辛かったです。

もしこのまま、主人を捨てておけば、間違いなく二の舞いを踏むでしょう。私はこんな事が身近で起きるなんて、アスペルガー症候群って怖いと思っていたのだと思います。また、この2年間その現実から逃げ出したい気持ちにあったのだと思います。

ただ、私は忘れていました。主人は姑ではないということを、ショックのあまり見失っていたように思います。彼には良いところ、沢山ありますもの。きっと、そういうモヤモヤした態度が無意識に出ていたのだと思います。そういうところ、彼は敏感ですから、今の状態は私が招いたことだと思います。

世間にはこれが普通という家庭像があります。イクメンや夫か家事をするのが普通、旦那さん家事をしましょ!と各方面から宣伝されていたり…自慢話を聞いたりもします。その度、結構心にくるのです。うちは、どうだろうって。

子どもたちに、○○ちゃんもおもちゃ持ってる、あれを買ってぇ!というときに、うちはうち、よそは他所!と叱るのですが、そのまま自分に言い聞かせたいと思います。

さてこれまで、「遅く帰って来て一人で夕食を食べたら茶碗をお流しに片付けけください」ということがまるでできなかったのですが、この無言期間中に、なんと每日片付けられるようになりました!以外と、反省もしているようです。

ゆっくりと、仲直りしてみますね。老後はキャンピングカーを購入して日本を回ると言っておりましたので、そう悪くはないかもしれません。準備するのは私ですが…(笑)それも楽しめたらと思います。

心の成長が思春期前期ぐらいで止まっているような主人です。もう、全ての子どもたちに追い抜かれてしまいました。ちょっと出てきた分厚いお腹…中年の子どももまたかわいいと思えるよう、ぼちぼち頑張っていこうと思います。

まずは、おはようの返事から指導てすね。4人もいるので子育てには自信ありますから!

ありがとうございました。いろいろ見えてきました。また頑張れます。感謝いたします。

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