自分をどう立て直せばいいのか
以前から度々ご助言をいただきありがたく思っております。色々と有益なご助言をいただきながら実行は難しく上手く行ったかと思うとまた争いになって積み木崩しのような有様です。
夫は今は彼女と連絡はとってないようですが何回も嘘をつかれたので信じてまた裏切られるのが怖いのです。もうこれ以上傷つきたくないのです。夫は彼女をキッパリ切って家庭に戻って来たのだからそれが答えだろうと言います。でも私は家政婦としてだけの存在意義だけで見慣れた鍋の蓋かテーブルの足と同じで無ければ困る程度ではないかと僻んでいるのです。どうか私を一喝してください。よろしくお願い申し上げます。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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心乱されない日常を送るために
こんにちは。
過去のご質問も見ました。
ご主人の度重なる「不倫」、限りなく黒に近い疑わしき行動の数々に心身が疲弊しているのでしょう。
ご心中お察します。
直截に申します。
ご主人は、誠実さとか、愛情を育むということが人生において大切だ、ということを今もって知らないのでしょう。「彼女をキッパリ切って家庭に戻って来たのだからそれが答えだろう」という言い分は大分ズレています。先ずもって、自分が妻を裏切ったという罪悪感もなければ、年齢相応の分別がなかったということの恥ずかしさもなければ、あなたを傷つけたという申し訳無さもなければ、あなたに償おうと気持ちもない。
「何回も嘘を」ついて、罪悪感、反省、償いの意志を持たない人に、「信じ」るという方法は通じません。改心への道のりを歩みだす人を「信じ」るべきであって、居直って改めるべきものを何ら感じていない人を「信じ」るのは、相手にとって現状の追認に映るだけだと思います。
「信じてまた裏切られるのが怖い」とあなたは書いています。
ご主人が、ただ夫婦の形をもとに戻して辻褄を合わせたという現状だけでは、残念ながらその恐れは再び現実になる可能性が高いでしょう。
長年連れ添った夫婦が、色々あったけど一緒にいてよかったねという大団円を迎えたい。あなたは、そう思うのではありませんか。それは、無理からぬ願いです。
しかし、あなたが思い描いた理想の人生の終焉を迎えられないとしても、悲しみをできるだけ少なくした、可能な限り心乱されない日常を送るという選択は出来るはずです。その日常は、ご主人と一緒で成し遂げられるでしょうか。一度お考えいただきたいと思います。
質問者からのお礼
ありがとうございます。おっしゃる通りだと思います。よくよく考えてみたいと思います。