離婚が現実的になった今を変えたい
第三者からの意見が頂きたくて、相談を投稿しました。
妻とは結婚して2年目。共働きです。
家事はお互い半分ずつの負担で行っています。会話や一緒に過ごす機会が多くはありません。お互い趣味や自分の時間を持ち、共通の部分は2人で過ごしています。
性格的な所もあり、妻が主導権を握っているような関係性です。
先日妻から「あなたとの子供は欲しくない」と言われました。理由を聞くと、「男らしく引っ張ってくれる人との子供が欲しい」と。現在妻は不倫はしていないとの事です。妻は曲がった事が嫌いで、性格的にも本当に不倫は無いのだと思います。
私からは、妻との子供が欲しい事を伝え、今後どうして行くか話しました。
妻からは、①子供を作らず、今の生活が続くのであれば大丈夫②離婚の2択でした。私からは、妻が思う男らしさを身につけ、妻へは私の今までの男らしさ以外の支えてきた面を理解してもらい、自分との子供が欲しいと思ってもらえるのを待つ。という選択肢を提示しました。
離婚に関しては、妻が①年齢的にも、子供を作る為、新しい相手を探したい。②今の生活を続けて心を病むほどしんどい場合は、離婚の方向で話を進めると話しています。
以前も入籍前に同じ様な関係性になった事があります。その時は時間を置き話し合い入籍することが出来ました。
妻は色々な事に気がつき、まじめでこだわりが強い性格です。入籍や親になる事に対して、私以上に不安を抱えていたんだと思います。今回の事も私の事嫌になっただけでは無く、親になる不安感や一緒に支え合える相手への不安感が溜まりに溜まって出てきたのだと考えています。
なので、私が変わる事と妻の不安を軽減させて行けるように関わって行こうと思っています。
少ない情報ですが、相談を読んで気づく事がありましたら、宜しくお願い致します。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
根本的な不均衡が私には疑問です
こんにちは。
「相談を読んで気づく事がありましたら」とのことなので、思ったところを一つ書きます。
「以前も入籍前に同じ様な関係性になった事があります。その時は時間を置き話し合い入籍することが出来ました」と書いています。この時には、「男らしく引っ張ってくれる人」の問題はどうだったのでしょうか。どういう理解で「入籍」に至ったのでしょうか。
「入籍」したのだったら、「男らしく」を今更言うのはフェアではない気がします。「男らしく」を求めるのだったら、あなたは奥さんにもっと女らしくを求めないのでしょうか。これまであなたは女らしくを求めましたか。もし、求めたのならどういうリアクションを奥さんしましたか。それとも「妻が主導権を握っているような関係性」だから、言えない雰囲気なのでしょうか。
男女平等で対等な関係であるのが現代の夫婦の基本だと思います。だから、本来「男らしく」は禁句です。「引っ張ってくれる人」というのは、今も昔も女性が求めるステレオタイプの「男らしく」でしょう。
では、「男らしく」を奥さんの方から求めていいのであれば、あなたは女らしくを求めて夫唱婦随だ、黙ってついてこいと言っても良いということになります。女性は言ってもいいが、男性は言ってはだめというのは不平等です。「共働き」で、「家事はお互い半分ずつの負担で行ってい」るのに、発言権に不均衡が起こるというのもおかしな話です。
夫婦は、常に現状お互いに問題は抱えているけれど、どうやって一緒に解決していこうかというスタンスでものを考える必要があります。奥さんは、「男らしく」ない「あなたとの子供は欲しくない」と一方的に改善をあなたに求めている。一緒にどうやったら、「男らしく」女らしくなれるのかを考えようとしていない。「年齢的にも、子供を作る為、新しい相手を探したい」ということは、奥さんも30代だとしたら事実上タイムリミットが設けられているということでしょう。
「妻は色々な事に気がつき、まじめでこだわりが強い性格」「入籍や親になる事に対して、私以上に不安を抱えていた」とあなたは、非常に誠実に奥さんを深い思慮でもって受け止めようとしています。しかし、奥さんは同等にあなたを深い思慮と自己反省を持って向き合おうとしているでしょうか。その根本的な不均衡が私には疑問です(字数制限)
質問者からのお礼
回答ありがとうございます。
今まで妻との関係性をより良くしようと、指摘された事は改善しようと考えてきました。腑に落ちない事は自分の中で言い訳混じりの解釈をし、溜め込んでいました。それでも、この回答を読むまで多少の傾きはあるが夫婦平等だと思っていました。確かに今まで希望や要求をした事はほとんどありませんでした。
回答を参考にさせて頂き、妻とそして妻もお互いにお互い見つめ直してみようと思います。
本当にありがとうございました。