成人した義娘と合わないが理由で離婚
再婚同士で主人50代,主人の連れ子20代後半と同居生活が始まりました。同居は、期限付きと聞いていたが、いざ結婚するとそうではありませんでした。
これまでアルバイトでしか働いたことがなく、経済的にも、また父子家庭だったので、精神的にも父親に依存しています。このままではいけない、と思い、すぐでなくても自立した方がいいし、元々期限付きだったこと、なぜアルバイトのままで就職活動しないのか?など、話し合いましたが、主人としては責められた、前の離婚で傷ついてる娘を大事に思ってくれない、と思い始めました。
私も私で、娘に対して嫉妬もありました。大人気ないですね。そのうち、主人と娘は、私に嘘をついて二人でデートに出かけたり、こそこそ行動するようになり、私は益々不安や不満が募りました。発覚した時、口論になりましたが、開き直ってました。主人にとっては、嘘をついたりこそこそすることが、三人で波風立てずうまくやる方法だと思っていたのかもしれません。
娘と直接、険悪なムードにはなっていませんが、私はウソをつかれたり影でこそこそしたりしていることに傷つき、主人と娘は心の距離をとって欲しい、親離れ子離れしてほしい言いました。また、ある日主人の変な行動があり、頭が真っ白になり一瞬関係性を勘ぐったことがあり、それも主人は許せないようです。
私は、三人でうまくやる自信がないと言いました。主人は、私に娘が追い出される、と娘を守るため離婚したい、と言い出しています。
主人はこれまで優しく、私は離婚には納得できずやり直したい。と言っていますが、頑なに拒否されています。しかし、やり直すには、三人が変わることや、新しい関係を作っていかないといけない。しかし、主人は受け入れず、今はもう心の交流もなくなり、悲しい、悔しい、自責、怒り、不安で押しつぶされそうです。
毎日がとても辛い。知らない土地に来たので周りに相談できる人も頼る人も帰る家もありません。
どう立ち直ったらいいのでしょうか?離婚回避も難しい状況まできています。
嫉妬してしまう
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今回の件について教訓を整理する
こんにちは。
「どう立ち直ったらいいのでしょうか」とお尋ねです。
「立ち直」るとは、離婚前提で今後どういう心の方向性を見出したらよいか、というご質問でよろしいでしょうか。文面から推察するに、「離婚回避も難しい状況」ということは私も同様に感じていますから。
あなたの言う通り、義娘さんに対して「嫉妬」はあったでしょう。「主人と娘は、私に嘘をついて二人でデートに出かけ」と書いていますが、通常父娘の外出を「デート」とはいいません。私にも年頃の娘がいますが、外出を「デート」とは表現しません。
これは想像ですが、あなたはご主人と二人きりの夫婦生活を望んでいたのであって、義娘さんを含めた家族になろうという意識が薄かったのではないでしょうか。少なくとも、文面からは義娘さんとあなたの心理的距離があるように見受けます。
自分の娘だと思って、「離婚で傷ついてる」経緯を含めて、どうやったら精神的にも経済的にも自立できるかを、彼女の現実から(こうあるべき、からではない)丁寧に粘り強く一緒に考える。そういうスタンスが、あなたからはあまり感じられないのです。「元々期限付きだったこと、なぜアルバイトのままで就職活動しないのか」と、ご「主人としては責められた」と感じているようです。このことからも、あなたは、義娘さんの親になりきれなかった、という面はありませんか。
ただ、今日の状況は、あなたとご主人二人の事前の話し合い、合意の不足が招いた共同の責任だと思います。「同居」の件で「期限付きと聞いていたが、いざ結婚すると」という部分からは、恐らくご主人も結婚を成就させるために曖昧な見通しをあなたに伝えたのでしょう。現在の状況は、あなたばかりが責められるべきものではありません。
しかるに、今後の方向性としては、まず今回の件について教訓を整理するべきでしょう。
・相手に子どもがいる場合は、親になるということでもある
・自分から見たら理解が出来ない相手でも、家族ならばその相手に合わせて一緒になって考えるということが必要である。それが家族になるということである
以上を教訓として、これからの新しいご縁をより幸せなものとしていただけたら、と思います。
マイナスではなくプラスを見る
成人しても、親から見ればわが子です。
あなたは、実の娘には勝てないのです。
100点満点の脳内理想の夫と比べてしまうと、マイナス50点の夫に見えるでしょう。
でも、離婚していなくなれば0点。
0点と比べれば、今の夫はプラス50点もあるのです。
娘さんも同じ。
たとえ仲が良くなくても、老後に若い家族がいることは心強いはず。
まして、もしも夫が脳梗塞等で要介護になったら、正社員ではない娘さんは介護の戦力です。
あなたが独りで介護するよりはマシでしょう。
しかし、今となっては離婚なさった方が平和だと思います。
夫と娘はセットで必ず付いてきます。血縁者ですからね。
それをふまえると、夫は所詮、あなたの理想の夫ではなかったのですから仕方ありません。
短い結婚生活でも楽しい時間を過ごせたのだから、マイナスではなくプラスの経験だったのではないでしょうか。
人生はまだまだこれからですよね。
しかし、他人と闘い続けられるほど若くはくはない。
笑顔で生活できる陽気なオバサンを目指しましょう。
オバタリアン(死語)でも良いですが。
ディズニーの実写版「シンデレラ」をご覧になったことはあるでしょうか?
第三者視点で見るとやはり、シンデレラにきつくあたる継母より、シンデレラを応援する魔法使いのオバサンの方が格好良いですよね。
質問者からのお礼
釈先生
ご回答ありがとうございます。
そうですね、私も主人も考えが甘かったのだと思います。成人しているし、子育てするわけじゃないし、と。親になる、という意識は薄かった…
私の甘さや覚悟無さが招いた結果ですね。
心のもって生き方を教えてくださり、ありがとうございます。教訓を生かして前を向きたいと思います。
釋 悠水先生
ご回答ありがとうございます。
そうですね、私も主人も考えが甘かったのだと思います。成人しているし、子育てするわけじゃないし、と。親になる、という意識は薄かった…
私の甘さや覚悟無さが招いた結果ですね。
心のもって生き方を教えてくださり、ありがとうございます。教訓を生かして前を向きたいと思います。