罪の意識が薄くなるのは悪いことですか?
罪の意識が薄くなるのは良くないことでしょうか。
何度も質問してしまい申し訳ありません。
最近回答頂いたばかりにも関わらず、似たような内容の質問をしてしまいそうになるため、
これから先のことについて前に進むためのことを質問しようと思いました。
カテゴリをどこに分類するべきか分からず、合っていないかもしれません。
時間の経過とハスノハで話を聞いていただけたお陰か、以前よりか思い出すことが少なくなり、体調に影響するほど精神的にまいる回数も減りました。
忘れることは出来ないと思いますが、よくないと思いつつこのまま薄れていってほしいです。
同じような間違いは二度と起こしません。罪があったこと事態も忘れません。
しかし、このまま薄れてほしいと思ってしまいます。精神的なことを思うなら、少しずつ薄らいでいくことによって、
日中頻繁に思い出したり、体調にまで悪影響をきたすこともなくなり、少しずつ立ち直れるのではないかと思います。
自分の中でトラウマのようにもなっており、このまま薄らいでほしいと願ってしまいます。
しかし過ちを犯した者として、それが良いのか悪いのかわかりません。
一瞬たりとも罪を忘れることなく常に自分には罪があることを思い続け、責任を持つべきか。
思い出す度に、少しずつ前に進みたいと思う気持ちと、忘れてはいけない。薄れていってはいけないのでは、という思いが浮かびます。
薄らぐことで、忘れてしまうことはないと思います。どれだけ忘れたいと思っても、きっと忘れられません。
しかし、絶対とは言い切れませんし、薄れるのも忘れるのと同じかもしれないと悩むこともあります。
罪ばかりではなく、これから先のことを、今の自分のことを考えても良いのでしょうか?
薄らぐことは悪いことですか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
はよ忘れなされ
拝
ご相談ありがとうございます
確かに
貴女ほど罪を認識している人はいない
けど罪を覚えていて己を責める事で救われる人は誰1人いない
そう、貴女を含めて誰も良くならない
なので覚えておく事には
何ら意味はありません
貴女が同じ事を繰り返さないで
誇りを取り戻して生きることの方が大事なんです
忘れて良いんですよ
忘れるほど一生懸命に生きなさい
今を見て生きなさい
きっと良くなります
合掌
大事にしまっておく感覚でしょうか
拝読させて頂きました。
あなたがご存知の通り人間は忘れる生きものです。全てのことを常に覚えていてそればかりに振り回されていては他のことがおろそかになってしまいます。
例えば車が怖い事故が怖いと思っていてそのことが常に頭の中をおおい尽くしていたとしたら自宅でしっかりと朝ご飯を食べていてものどを通らなくなってしまったり、食べること自体をおろそかにしてしまいます、或いはゆっくり自宅で睡眠を取るにしても車の運転が怖い事故が怖いとそのことばかり考えていて眠れなくなってしまったら睡眠不足で衰弱してしまって心身ともに回復することができません。逆にそのような心身疲労状態で車の運転してしまったらミスや見落としが頻発して余計に事故を起こしてしまいかねません。
私達は日々経験を積んでいろんなことを感じながら身をもって学んでいっています。そして必要な時に必要なことを対応できるように柔軟性を持ちながら生きているのです。
ですから薄れる忘れるというより経験したことを体が覚えていたり頭の奥にしまっておいていざという時に思い返してみて今度は対応を間違えないようにとするのです。
今この時もあなたは様々な実体験をし続けているのです。ですから薄れる忘れるというか大事なことをしまっておくという感覚なのかもしれませんね。
いずれにせよ善いことも悪いことも犯してしまった罪もしっかりと自分の身や頭にとっておいていざという時に臨機応変な対応していくことが大事だと思います。あなたがそのように真摯にお考えなさる姿勢はとても素晴らしいと思いますし、あやまちや間違いを犯すリスクが確実に減っていく方向でしょうからね。
どうかこれからもしっかりと前向きにあらゆることに対応して身をもって学んでいって下さいね。その蓄積があなたを一人の大人として成人として成長させてくれる糧ですからね。
質問者からのお礼
お忙しい中、御回答ありがとうございます。
Kousyo Kuuyo Azuma様
薄れる・忘れるではなく大事なことをしまっておくという感覚、という言葉になるほど。と思いました。
必要なときに対応出来るように留めておき、罪ばかりに支配されてしまわぬよう今をしっかり生きていきたいと思います。ありがとうございます。
丸山晃俊様
「罪を覚えていて己を責める事で救われる人は誰1人いない」その通りだと思いました。
私含め、私の幸せを思ってくれる親や家族は、私が己を責めることを望んではいないと思います。繰り返さないことをここに誓って、「忘れるほど一生懸命に生きなさい。今を見て生きなさい」頂いたこの言葉を大事に生きていきたいと思います。本当にありがとうございます