幸せだけど 生きるのに つかれた
まずはじめに、私は恵まれていると思います。
帰る家に迎えてくれる家族、やりたいことをやらせてくれて、学業のためのお金も用意してくれて、食べ物もあって洗濯もしてくれます。
両親や姉にはここまで育ててくれた感謝しかありません。家族や友人と話している時に見る笑顔も笑い声も全部大好きです。幸せだと思います。
でも、生きるのに疲れてしまいました。
これだけ環境にも周りの人間にも恵まれているのにずっと前に進めない自分がいて辛いです。
わたしは今浪人生で、頑張らないといけないのに頑張れない自分がずっと嫌いです。
それでも変わりたいと、目標を達成したいと足掻くのも疲れました。
そうやって疲れることにも疲れました。
コロナや汚職、オリンピックに関する良くないニュースや言葉を聞くだけでどんよりした気持ちになります。
辛い時、悲しい時に一人で泣くのももう嫌です。ひとり、暗い部屋で。
心がぎゅっと締め付けられて、苦しいです。
本当に苦しいです。
将来に希望が見えません。どうしても今すぐ死にたいという訳ではないけれど、生きたいという訳でもありません。甘いですね。ごめんなさい。
わたしはどうすれば良いでしょうか。
こんなに恵まれているのに、この世界のすべてが嫌になって、消えたいと思ってしまう自分がいます。
どうかたすけてください。
よろしくお願いいたします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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天上界のさらに上をめざそう
仏教では人間の世界を6つに分けています。
天上界…あなたのような満たされ人生でありながらも、それでもまだ心の憂いは晴れない心。恵まれてはいるけど人間性の向上がストップした救いのない世界。
人間界…勝ち負け・優劣・損得や競い合い、主義主張でズレが生じる世界。
修羅界…争い、ケンカ、対立意識の世界。
餓鬼界…自分中心でエゴ丸出しの精神性にあふれた世界。
畜生界…テロリスト、サイコパス、犯罪者の心理のような非人道的な世界。
地獄界…被害や苦しみにあい救われない世界。
それらの六道を救ってくれるのが六地蔵さん精神♡
そして、お釈迦様が生まれてすぐに7歩、歩まれたという話はこの六道という負のループから抜け出して菩薩、仏を求めなさいヨということの象徴の逸話です。
あなたは今、まさに天上界にいるのです。
状況も心境もドンピシャでしょう。
人はある程度の物質的、経済的、社会的に安定を得られても心底満足はしないもんなのです。おシャカさまも王子さまでしたが満たされなかったでしょう。あなたの住んでいる県で一番のお金持ち家庭は心底幸せでしょうか?誰かを安月給でこき使って苦しませていないでしょうか?某企業の金持ち社長も裏では評判悪いです。某国の親分も国民から持ち上げられていますが、実際国民はひどい扱いを受けているのです。
だからこそ、世の中には仏の教えという導きがある。
自分の今の心理を人生史上最高・最上と勝手に決めつけずに、もっと志をおこして、より高い人間性を求めようよ!というセルフ背中pushをするのです。
そうすると、その六道の後の声聞、縁覚、菩薩、仏という新たな道が開かれる。
その人間性を高めようという志を持つことを発心、道心、発菩提心という。人類75億すべて救うまでは死んでたまるか!という超アンパンマン、超ジャムおじさん的マインドです。👺ではアンパンマンなら大丈夫かと言えば、アンパンマンミュージアムは2歳の子供から1500円も取る恵まれた家庭限定の世界なのでそこは極楽や理想郷とは言えない人間界。笑
あなたに必要なのは、その打たれよわさ、傷つきやすいその心をもっと柔軟にしようと志すことではないでしょうか。私は仏教、禅を学び凹む、傷つく、ネガティブな思考が無くなりました。
何かことに触れいつもネガティブ反応する私
どうしてそこで負の反応なのか
その反応を今から改めようと志してください