こんにちは。
以前は、ご丁寧な回答をありがとうございました。
本日、別の悩みがありまして、投稿させて頂きました。
度々申し訳ございません。
私は都会のマンションに住んでいるのですが、
階上・階下の子供の声と足音が毎日かなり騒がしく、
精神的にかなり参っています。
些細ではありますが、深刻な悩みです。
10年近く悩まされている悩みです。
ここ最近、階下に幼い子供をお持ちのご家族が
引っ越しをなさった関係で、以前より深刻になりました。
毎晩夜11時までは、音楽が無ければ平穏に
過ごすことも厳しいです。耳栓では太刀打ちできません。
体調の悪い時や、早めに寝たいと思った時でも、
自由に寝ることができません。
以前、階上の方に直接会って、気を付けて貰えないか
お話したこともありますが、育ち盛りの子供をお持ちなこともあり、
静かになる見込みはありません。
また、家の財政的に、防音マンションに引っ越すことも
難しいです。
そのため、この状況を受け容れたいと切実に願っています。
自分でも色々な解釈をしようと試みたのですが、
何度も苛立ってしまいます。
そのため、どのようにこの状況を解釈すれば、
もう少し心穏やかに過ごせるか、何かヒントがございましたら
ぜひ伺いたいです。
神経質で、途方もない悩みで申し訳ございません。
宜しければご教示いただけると幸いです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
みなみさま
初めまして。hasunohaの井上広法ともうします。
確かに居住環境は私たちにとって非常に大切で、とくに心が定まらないときはそういった足音が気に障りますよね。
とはいっても、育ち盛りのお子さんに静かにしろというのは、まるで流れる川に向かって水よ止まれというくらい無理難題なお願いでもあります。
またクレームを言うとかえって関係がギクシャクして新たなストレスの原因となることも否めません。
そこでおすすめの方法があります。
それは、その部屋に住むお子さんたちと友達になることです。
人は、知らない人やものに嫌悪感や不信感あるいは不安を感じるものです。
ただ単に『コドモ』としか対象を認識していなければ、そのコドモの足音はただの雑音になります。
しかし、友達の足音は元気でいることの合図です。
また、友達であれば『約束』もできます。
「お姉さん、今日は体調悪いから少し静かにしてくれるかな?」
なんて、言えちゃいます。
マンションのような集合住宅では、人のつながりが希薄で些細なことがストレッサーになりますが、つながりさえあれば状況は変わります。
人はそういう風にできています。だから人間ていうのでしょうね。
なかなか気恥ずかしいことと思いますが、私からのヒントとさせていただきます。
Be friends with your neighbors!!
みなみ様
川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。
騒音問題・・マンションにおける近隣トラブルの中でも非常に多いのではないかと存じます。
この問題は当事者同士で解決を目指すとなっても感情的な争いになったり、余計に話がこじれてしまうことにもなりかねないため、管理組合や自治会、管理人など第三者を介しての解決が望ましいのではないかと存じております。
まずは管理人へと相談をしてみる、但し管理人は管理組合の雇われ人であるため、権限があまり与えられていないこともあります。管理人ではうまく解決できなさそうな場合、管理会社に直接に掛けあってみる。それでも効果的な対応をしてもらえないとなれば、次に管理組合に対して適切な対応をとってもらえるようにお願いする必要もあるかと存じます。管理組合に掛け合う前に理事長や理事に対してまずは相談するのも一つかもしれません。
管理組合には、住民に対して、快適で過ごしやすい住環境の構築への責任があるため、騒音問題についても、その対策、ルール作り、入居者への説明等、しっかりと配慮するべき義務があります。我慢してストレスを溜め続けるよりかは、より良い解決へと向けた現実的、実践的な対応を取られるのが賢明であるのではないかと存じております。
あとは、管理組合の取り組み姿勢が問題のようでしたら、弁護士やマンション管理士など専門家に相談なされて解決を図られていかれるのも良いかと存じます。
もちろん、わんぱく育ち盛りの子どもさんのことですので、親のしつけ通りにはいかずに言うことにもなかなか従ってくれないこともあるかとは存じますが、親御さんの意識次第で少しの改善は期待できるのではないかとも思います。
とにかく、一人で悶々と悩まれ続けられるよりかは、しかるべきに相談をでございます。
善処を祈念申し上げます。
川口英俊 合掌
階下と階上の騒音にお悩みとのこと、それはお気の毒です。お辛い事でしょう。
騒音が辛く気になると、またさらに気になりどんどんと騒音に過敏になってしまうのが人間の性ではないでしょうか?
だから、上下の住人が多少気にかけてくれたとしても、事態は収まらないのではと思います。
出来るだけ気にしないように…などと消極的な事ではなく、何かもっと自分が楽しめる事をお考えになってはいかがでしょうか?
ダンスに熱中する、歌を熱唱する、何か楽器を弾いて楽しむ、などなど、これらの階下階上を気にすると出来ない事を楽しんでみるのも良いかもしれません。
(まぁ、左右の部屋の住人がおられる場合はそうは行かないかもしれませんけどね。)
上記のように自分から音を出さないにしても、人間は何か楽しい事に夢中になっているときは他の音は気にならないものです。
これを機会に趣味を広げ、何か楽しいことを探してみてはいかがでしょうか?
スポーツセンターやジムに通ったり、ハードロックのライブを聴きに行ったり、お友達を呼んでパーティーしたり…いろんな事を試してみるのもいいかもしれませんよ。
お礼が遅くなり、大変申し訳ございません。
とても丁寧なご回答をありがとうございました。
井上様
コドモの顔を見ることは大切だ、と実感し、あいさつを心掛けるようになりました。
顔がわかることで、心持ちが軽くなったように感じます。
悟東様
逆転の発想に、目からウロコでした。学校の授業が無い日などの昼間、
歌ったり、軽くダンスしたりするようになりました。(左右のお宅の方がいない時間なので…)
ストレス発散になっています。
川口様
近隣の部屋の方も騒音を気にされているそうなので、
これ以上ひどくなることがあれば、川口様のコメントを参照し、組合に相談してみます。