仕事の不安がずっと消えない
はじめて質問させて頂きます。
このサイトの中で様々な方の悩みや回答を見て、都度、心を盛り上げ、引きずってきました。
ですがどうしても不安な心、逃げたい心が消えず、ずっとモヤモヤしています。
私は社会人12年目、人事異動で、春から新しい部署になりました。
その部署は、会社の中でも特に忙しく、いわゆる花形の部署です。
恥ずかしながら、自分で希望して入った部署でもあります。
私の事をとてもよく評価してくれた上司が何人かみえて、私を押し上げてくれたような形です。
大変ありがたいお話ですが、私は自分の能力の低さに、ずっと悩んでいます。
学生時代、好きなことばかりして辛いことから逃げたせいで、今とても底の浅い人間になってしまっていると感じていて、人とのコミュニケーションが重要視される部署なのにそれが全然出来ません。
また、この仕事は飛び込みの仕事が多く、仕事が来てから何をすべきか考えなければならないことが多く、未経験のことだらけで、何が起こるかわからず、毎日不安で仕方ありません。
上司も厳しい人が多く、同僚も仕事ができる人が多く、情けない話ですが、わからない事を質問しようにも怖くて聞けません。
入りたいと自分で希望しておいて、いざ入ってみると、現実が見えてしまって恐怖と不安と絶望感しかなくなってしまいました。
正直、毎日『このまま消えてしまいたい。携帯も財布も捨てて、どこか遠くに逃げてしまいたい』と考えてしまいます。
ですが、そんな勇気は無く、なんとか出勤している感じです。
それが出来ないのは、押し上げてくれた上司に申し訳ない気持ちと、妻と幼い子供2人、私の家族がいるからでもあります。
逃げたい消えたい、でも逃げるわけにはいかない。
なんとか自分の心を安定させて、仕事を楽しむ心構えはないものでしょうか。
本当に情けない質問で申し訳ありません。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
聞く力を鍛えましょうと思って
こんにちは、具体的には分かりませんが、「コミュニケーションが必要」ということは「人間だからこそできる(機械任せにできない)」仕事内容なのだろうと推察します。
となれば、コミュニケーション力を鍛えるつもりで行きましょうよ。基本はご存知ですよね。「相手の言いたい事を正確に把握する」です。
そのためには、いかに良い質問ができるか、が大切です。ひとまず相談が終わって、「あ、あとこれも聞き漏らした」が見つかるのはあまり良くないので、「最低限、これだけは聞き取る」という用紙を作成する事をお勧めします。
さて、「分からない事が多くて」については、その状況は当然として、「そこでどう問題解決していくか」が大切でしょう。つまり「誰かが教えてくれるのを待つ」ではなく「自分から聞きにいく」態度です。
いよいよ核心ですね。「怖くて聞けません」との事ですが、何が怖いのですか?「自分で希望して来たくせに、これも分からないのか」的なやつでしょうか?であれば①とりあえず、自分は能力が足りなそうなので、部署を戻してください、と言い出してみる。②はい、お恥ずかしながら教えてください。〜ありがとうございました。 を繰り返す。
その、質問というコミュニケーションはとっても大切です。聞かれた方は大概、一度ならキッチリ教えてくれます。問題はその後。①きちんとお礼を言う。②同じ質問はしないで済むように記録する。というのがポイントでしょう。何だ、仕事そのものと同じじゃないですか。
せっかく「今まで辛いことから逃げてきたけれど、今度は踏ん張ってみよう、家族のためにも」と思えているのでしょう?自分の苦手に立ち向かう時は、ジャンプアップの時ですよ。「心の安定」より、当面は「がむしゃらにやってみる」。また、仕事を「楽しむ」のは少し先でしょう。まずは「一通りできる」ようにならないと。
質問者からのお礼
このような情けない質問にお答え頂き、有難うございます。
回答を読んで、やっぱり自分はまた逃げようとしているのだなと恥ずかしくなりました。
確かに、家族のために、期待してくれている人々のために、いまはがむしゃらにやってみる。これは考えたことなかったです。
私は子供の頃から気が小さく、勇気がなくて、そんな自分が嫌いでした。
でも、周りの人たちのためにも踏ん張ろうという気持ちが、自分の中にまだ有るのだと気づくことができました。
たぶん、今日も明日も明後日も、あーなったらどうしようこーなったらどうしようと不安が消えない日々だと思いますが、この気持ちを忘れないように、がむしゃらに前に進んでみようと思います。
奮い立たせてくださり、本当に感謝いたします。ありがとうございます。