罪悪感をなくすには
私の母親が罪悪感を常に持ち、全ての欲望がない状態なのです。
その欲望がないことで生きている意味がない感じなのです。
母親の両親は露店商で金銭面は裕福ではなく、親に制限されてたのもあり、余計に罪悪感を感じると思うんです。 そのこともあり、お金を使うこと、食べること、でかけること、遊ぶこと、などが罪悪感をもちできない状態です。
今母親は体的にできないこともあって仕事も料理もしてないです。最近太り始めたり、携帯で情報を得て食べてはいけない食べ物を知ってしまったのもあって食べることも罪悪感を持っています。
母親に生きることを楽しんで欲しいので
どうかご教示ください。
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お母さんと一緒に越えていく
こんにちは。
前回のご質問も拝見しました。
ご家庭の中で、特にお父さんとのことでお悩みが深いようです。
あなたのお母さんも深い苦しみの中にあるのでしょう。
このことと、「罪悪感を常に持ち、全ての欲望がない状態」というのは無縁ではないと感じます。
お母さんの生育過程で「金銭面は裕福ではなく、親に制限されてたのもあり、余計に罪悪感を感じる」という原因が挙げられています。「制限」されていたから、今持って何をするにも「制限」を感じるし自分に課してしまう。「全ての欲望」にブレーキを掛ける事で、「制限」を達成しやすく成るからますます「全ての欲望」にブレーキを掛ける。こういう悪循環に成っているのだと思います。
さらに今は「生きている意味」を感じないという、より深いレベルで絶望と結びついた状態になっているようです。それはご家庭のことが関連しているからでしょう。
ただ、「食べることも罪悪感を持」つとなると、これは生きる根幹に関わります。
ここは、あなたが一緒になって同じものを美味しく食べるということを実践してはどうでしょう。
「携帯で情報を得て食べてはいけない食べ物を知ってしまった」のがどんなものかは分かりませんが、とても美味しくて高価でハイカロリーという意味でしょうか。そういうお母さんにとっていわば禁断の食べ物であっても、時に思い切って一緒に食べることで、お母さんの「制限」の悪循環を少しづつ断ち切っていくのです。
どれだけ深い亀裂が目の前にあっても、一緒に飛び越えてくれる人がいれば思い切ってできることも人間にはあります。あなたがそばにいて、お母さんと苦しみも殻を破ることも一緒にやっていく。この積み重ねが、きっとお母さんを少しづつ「制限」の束縛から解放していくことでしょう。
どうぞお大事になさってください。