離婚届を渡された、離婚すべきでしょうか?
私34歳、夫34歳ともにバツイチで、結婚2年目の夫婦です。先日、夫から離婚届を渡されました。
▼結婚前
お互いバツイチで、私は一度失敗したので結婚はしたくないと伝えていました。
ただ、夫からの強いアプローチがあり、どんなことがあっても自分からは離婚を切り出さないし、乗り越えていきたいと言ってくれたので、知り合って2ヶ月で結婚に至りました。
▼結婚後
結婚してすぐは、お金などの価値観が大きく違い、ぶつかることが多かったです。
夫は言い合いが嫌いで、不満を溜めてしまうタイプ、ぶつかることがすごくストレスだったと思います。
それでも2ヶ月程前までは楽しく過ごせていると思っていたのですが、子供が欲しい欲しくないで揉めてしまい、修復が難しいくらい深刻な問題になってしまいました。
子供のことがきっかけですが、夫のそれまでの不満や我慢が爆発したのだと思います。
私が考えている原因は、
・私のこだわり(お金)が強い
・お互いの価値観を認め合えない
・結婚当初、夫は私をとても優先してくれたので甘えすぎてわがままだったことです。
この問題が起きたことで、私は夫婦修復カウンセリングを受けています。(夫は参加していません)
カウンセリングを受ける中で、幼少期の両親との関係性で生まれた思い込みや自分の考え方のクセなど知り、自分自身のこれまでの行動を反省し、自分を変えたいと思うようになりました。
手紙を書いて自分の至らない所を謝ったり、一緒のベットで寝たいと伝えたり(夫はソファで寝てます)、手をつないで欲しいと伝えたりしますが、もう目すら合わせてもらえず拒否されます。気持ちがなく今すぐ離婚したいとも言われており、気持ちが折れる毎日です。
私が変わるように努力したいと言っても、
夫は「そんなこと意味がない。」「関係修復する時間がもったいない。向き合うこともしたくない」と言ってすぐ別れたいとのことでした。
そして記入済みの離婚届を渡されてしまいました。
夫の気持ちも分かりますが、私はこの問題に向き合い関係修復する努力をしたいです。でも、それは私のわがままなのでしょうか…離婚したい夫の気持ちを尊重すべきなのでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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ご主人の「気持ちを尊重すべき」というより
こんにちは。
「関係修復する努力をしたい」という言葉に込められたあなたの思いは伝わってきます。「夫婦修復カウンセリング」を受け、「手紙を書いて自分の至らない所を謝ったり」など自省を深めている所からは、精一杯努力して譲歩をしている姿が分かります。
ただ、第三者から見て思うのは、第一に結婚前の話し合いが十分でなかったのかな、と感じました。
「子供が欲しい欲しくないで揉めてしまい、修復が難しいくらい深刻な問題」になった、という件からそう思います。子供についての計画は、夫婦になる場合は当然話し合っておくべき「価値観」です。
第二に感じるのは、ご主人があなたと向き合うスタンスが非常に極端だということです。
「結婚当初、夫は私をとても優先してくれた」けれども、「子供のことがきっかけで」「夫のそれまでの不満や我慢が爆発した」。「目すら合わせ」ず、「夫婦修復」自体に「意味がない」「時間がもったいない」「向き合うこともしたくない」、「記入済みの離婚届を渡」す。
そもそも「価値観」が合わないのは当たり前です。
生まれも違えば、生育環境、歩んできた道のりが違うのだから、何十年かの蓄積があった者同士が寸分たがわずぴったり、などという夫婦はいないでしょう。
問題は、「価値観」が合わないのなら、お互いに見直しつつ譲歩しよう、そういう柔軟さがあるかどうかです。
あなたも、ご主人は「言い合いが嫌いで、不満を溜めてしまう」タイプであると書いています。ご主人は、「言い合い」以前に話し合いができない、これまでの人生経験でその術を獲得できないで今がある、ということではないでしょうか。
だから、一方的に譲歩するか、一方的に拒否するかという極端な二択しかなくなるのです。
このご主人の人格は自分自身が痛感して自覚しない限り、柔軟への方向性、つまり話し合いという方向性に動くことはないでしょう。ましてや、もはや話し相手としてさえ尊重されていないあなたが、ご主人の欠点を指摘できる可能性は非常に低いと思います。
あなたは、あなたなりで一生懸命努力した。
それはそれで良かったのです。
けれどもご主人の頑なな「価値観」がある、という現実の前には功を奏することは難しいでしょう。ご主人の「気持ちを尊重すべき」というより、現実を冷静に見ればどう判断すればいいかかが自ずと見えてくる、と言えます(字数制限)
質問者からのお礼
ご回答ありがとうございます。
客観的なご意見が聞けて、心が落ち着き安心しました。
>「価値観」が合わないのなら、お互いに見直しつつ譲歩しよう、そういう柔軟さがあるかどうかです。
おっしゃる通りだと思います。私は夫が最終的に譲歩してくれることを期待し、これまで自分の価値観を押し付けていました。それに嫌気が差し、我慢ならなくなったのだと思います。
引き返せない段階にきてようやく気付きました。とても辛いですが、夫にはもう何も響かないんだとアドバイスを読んで思いました。
この問題があったから、私の未熟な部分や生き辛さの原因がわかりました。これからの人生、私自身にしっかり向き合って前を向いていきたいと思います。