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罪悪感の緊急的な対処法

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有り難し有り難し 8

私は小さい頃から怒られるのが怖く自分を守るために嘘をついてしまうことがあります。

学校をズル休みする時など必要以上に罪悪感を感じてしまいつらいです。
どうしても行きたい用事があり、少し早抜けするのに嘘をついてしまいました。
人を傷つけるような嘘ではないですが、バレるのが怖いです。

小さい嘘ですが、毎回後悔してしまいます。嘘はつかないことが1番いいのはわかっていますが、どうしても嘘をつかないといけない状況の時に必要以上に罪悪感を感じないようにするためにはどうすれば良いでしょうか?


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

自他ともに尊重できる思いやり

あんちゃん 様 相談ありがとうございます。

まず、「怒られるのが恐い」ということと「自分を守るために嘘をつく」ことを分けて考えましょう。
怒られるのが恐いとう恐怖心は、幼少期から恐怖が与えられたために出来た癖だと思います。これを鎮めるには、あなたが優しさや癒し温かさを繰り返し感じ、勇気とか心の力強さを蓄えることで、心の耐性が出来て、相手の怒りからの恐怖心を減らし、自分の感情を大切にするようにできてきます。

「自分を守るために嘘をつく」も、自分の本当の感情を大切にしているとはいえないでしょう。ついたあとに自己嫌悪のようになっているようですから。
もし自分の気持ち(感情)も、嘘を向ける相手(友人や学校の先生)にも、思いやりを向けて両方大切にするとしたら、どのような言葉と態度で対処すれば、嘘をつかずにすむかを、よく考えて行動していくことかと思います。
もしかしたら、それは自分の気持ちと何をしたいのかを、より丁寧な説明をすることなのかもしれませんし、自他ともに尊重できる思いやりを発揮して、自分の行動を律していくことかもしれません。どうしてもの嘘ではなく自己の責任を果たすためにどうあるべきかを正直に語ることかもしれません。

いずれにしても、自分にも他人にも思いやる気持ちを持ち続けつ事が大切だと思います。
参考までに。

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質問者からのお礼

ありがとうございました🙇‍♂️

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