できない現実の生き地獄
「目の前にあること、今できることを全力でする。」という行動は大切だとは思いますが、私にとっては難題です。
私には、自分が今できることが何なのか認識できておりません。
幼いころから、物分かりが悪く、手先が不器用で、どこに行っても何をしても、
「周りはできて、自分にはできない」場面を死ぬほど味わって来ました。
その場面にはいつも、私にだけ早い段階で手を貸そうとしたり、ハードルを人より低く下げたり、
個性的・独創的などと都合の良い言葉で褒めたりする大人達が出てきて、強い劣等感が私の中で怪物化しました。
仮にできるようになっても、できる周りははるか遠く先にいて、また次のできない事と向き合わないといけない恐怖心から努力は避けました。
上記のような理由から、目の前にあることも、正確に捉えるようなこともしなくなりました。
私の目の前の景色はいつも、できない現実に空想と理想が混じってピンぼけです。
このピンぼけのせいで、身の丈が合わない学校や職場を選んで落ちこぼれたり、すぐに用無しになったり、散々です。
今の職場は、私とは正反対の人種の溜まり場です。職業柄、知的で頭の回転が速く、手先も器用で、神童・優秀・天才とか称えられてきた人達です。
地獄は死後に感じるものだと思いましたが、生き地獄もあると実感しました。
私は上記の人たちの召使いのような仕事をしていますが、これまでの人生を振り返れば、今の職場のような場所は息苦しいです。生き地獄です。
私のロクでもない人生の幕閉じが早く来ることを待ち望みながら、うまく日々をやり過ごすため、
「目の前にあること、今できることを全力でする。」をしたいのですが、前述のとおり、術が分かりません。
支離滅裂な文章ですみません。実行するためのアドバイスをいただければ幸いです。よろしくお願いします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
一つ一つ積み重ねていく中で
拝読させて頂きました。
あなたの辛いお気持ちを読ませて頂きました。あなたは今針のむしろにいるような感覚、生き地獄にいるような感覚なのかと思います。あなたのそのお気持ち心よりお察しします。
あなたがそう感じてしまうのはやはり人と比較してしまうからに他ならないと思います。そしてできないと思い込んでしまっている劣等感があなたをそこまで自ら追い込んでしまっているように感じます。
今すぐどうこう気持ちを切り替えていくことは難しいとは思いますけれども少なからず人と比較することはやめましょう。そうすることは無益です。
あなたはご自分ができることを少しずつ積み重ねていかれて一つ一つできることを増やしていけばいいのです。
そもそも人は能力に差があるものですし、成長の仕方もそれぞれ違いますからね。無理に同じ土俵に乗って比較することはありません。
それよりも先ずは自分自身に誠実に向き合いできることから着実にやっていくことが大切です。
別に早くすぐできれば良いわけではありません、その固定観念を捨てて下さいね。そして気持ちも切り替えていきましょう。
あなたがこれからの未来をあなたらしく一つ一つ経験を積んでいかれて健やかに成長なさっていかれ、人として潤いに満ちた充実した人生を歩んでいかれますように心よりお祈り申し上げます。そしてあなたを心より応援させて頂きますね。あせらないでがんばってくださいね。
質問者からのお礼
回答拝見しました。ありがとうございます。本当に嬉しいです。深刻化する劣等感をうまく対処できず、自分はどこを向かっているのか、負の感情を抱えたまま、これからどうすればいいのか、見えなくて、分からなくて、毎日生きるのが辛かったので、少し気持ちが和らぎました。ありがとうございます。本当にありがとうございます。