出産へのトラウマと悲しい気持ち
先月、2年間の不妊治療の末、第一子を出産しました。待望の我が子と対面して1ヶ月が経ちますが、未だに出産に対する思い出が辛いもので毎日悲しい気持ちを引きずりながら過ごしています。
気持ちの具体的な原因は
①計画分娩で決めた出産日に赤ちゃんが下りて来れず、予定日翌日に生まれたため、気が強くてがさつな妹(母の再婚相手の連れ子)と同じ誕生日になってしまったこと。
→計画だったため赤ちゃんが生まれてきたい日付で生んであげられず、苦労して授かった子が1/365の確率なのに身近にいる苦手な人と被ってしまってこの子だけの誕生日を作ってあげられなかった後悔でいっぱいです。
②分娩時間が長くなってしまい、鉗子で引っ張り出して生まれたため、顔に傷がある状態で生まれてきたこと。
→出産への恐怖心から麻酔をして無痛分娩を選択したため、陣痛促進剤をいくら入れてもいきむ力が弱いため、医療行為により娘を傷つけてしまった。
③分娩後、胎盤が正常に出てこなかったことによりすぐに痛くて恐ろしい処置を行ったため、赤ちゃんが生まれた喜びに浸ることができなかったこと。
→本来なら出産の喜びに浸れるところを、追加処置により幸せな気分から一気に恐怖へと変わった。
④コロナウイルスの関係で夫の立ち会いができなかったこと。
→夫は前妻との間の子どもの出産には立ち会いを行っているのに、自分との子どもの出産には立ち会えなかった。
⑤無痛分娩を選択したのに身体へのダメージは大きかったこと。
→普通分娩と違って痛みは無かったものの、出産時の裂傷がひどく手術を行って費用も通常の3倍かかってしまい、高いお金を払って痛くて怖い思いをした。
だらだらと辛い思いを述べてしまい、お恥ずかしい限りですが、まだ出産についての後悔から毎日がとても辛く、なかなか赤ちゃんに向き合うことができずに過ごしています。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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初心忘るべからず
質問読ませていただきました。
様々な後悔が頭をよぎり、ご自身の大切な子供の誕生を心から喜べないのですね。
心中お察しいたします。
さて、人というのは何事をなしても、何かしら後悔が残ってしまいます。ああしたらもっと良くなったんじゃないか・・・という風に。
しかし、人の欲望にはキリがありません。上を見だしたらどこまでも上を望んでしまうモノです。
そんな時は、初心を思い出して下さい。
2年間の不妊治療における1番の目的は何だったのでしょうか?それは、「自分の子供を授かる」、この1点に尽きるのではないでしょうか。
色々な思いはあるでしょうが、この1番大切な目的は無事に達成されました。これだけでも素晴らしいことですし、まさに奇跡とも言えるのです。いくら望んでも子供を授かることが出来ない方もいらっしゃるのですから。
それに悩まれてることの多くは、今この状況下(コロナ禍や無痛分娩の選択)において、赤ちゃんを少しでもストレス無く・無事に産もうとしたr.comさんや周りの方の最大限の努力の結果と言えるでしょう。
そうであれば、どれか1つでも違っていたら赤ちゃんは誕生していなかったかもしれません。
そう考えれば、無事に産まれたことを周りに感謝し、頑張って産まれてきてくれた赤ちゃんにありがとうと伝え、色んな事を我慢しながらも苦労して頑張ってきた自分を労ってあげれるのではないでしょうか。
何か少しでも参考にしてみて下さい。
不安でも追加の相談でも何でも良いので、必要ならばプロフィールを参照いただき、メールやZOOMの個別相談をご利用くださいね。
質問者からのお礼
先日は親身に回答いただきありがとうございました。気持ちの切り替えになるお言葉で少しずつですが、このトラウマを克服してしっかり子どもに目を向けることができそうです。悲観していたことも小さなことのように思えて気にならなくなりました。大変感謝しております。