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後悔してもしきれない。そんな自分も嫌。

回答数回答 1
有り難し有り難し 18

元彼に振られて、半年が経ちました。

仕事に打ち込んで、仕事が楽しくなり
他のことに興味を向けて
だいぶ人生良くなってきたかと思いました。
でも、ぶり返して辛くなってきてしまいました。

自分が充実して、彼氏に依存しなくても良いかもと思うと、元彼ともっと良い関係を築けたのではないかとかえって後悔してしまうことが出てきました。

私の性格上何事にも惜しくなったり後悔するのかもしれませんが、前を向こうとすると後退して、正直どうしたら良いのかわかりません。

元彼がとてもタイプだったので、惜しいという気持ちもあるんでしょう。
あんなに心ときめく人はもういないと思います。

でも自分の人生プランで、独身でいるという選択肢は今のところありません。
元彼にしがみついてハードルも上がりきって、こんな高望みしていては前に進めないことはわかるのですが、なかなか前に進めません。

どんな理由、どんな状況であるにしても、うまくいかなかったということは、添い遂げるような縁ではなかった、合わなかっただけだと思ってなんとか納得したいです。

うじうじ申し訳ないですが、また前を向けるよう何かご助言をいただければありがたいです。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

人生にもしはない。今のあなたが全て。

後悔というのは、してはいけないとは言いませんが、後悔したという事実があったと言うだけで、それを取り立てて握る必要はないと思います。
もう元カレは元ですから、別れてもういない。もしこうだったら、という仮定は人生にはありません。
お別れした事実、そして今目の前にいないという事実に目を向けなければいけません。理想やプランばかりに目を向けていては大切な目の前のことを見失います。

もしかしたらあなたをとても大切にしてくれるパートナーがいたとしても、想像を膨らませているうちに逃してしまうかもしれません。
↑これも仮定です。

想像、理想は思い描きすぎないほうが良い。きちんと目の前のことに目を向けて、美味しいスイーツの味わいを堪能できる自分でいないといけません。

昔食べたティラミスの味を想像しても、舌の上には味はしてきません。全て記憶という名の妄想でしかない。そんなものにはようはないです。それより目の前のシュークリームを味わうほうが良いじゃん。

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有り難し
おきもち

禅宗 曹洞宗 僧侶。神奈川県西部円通寺住職。小学校教師。 悩みを吐き出す...
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質問者からのお礼

邦元様
確かに、起きていないことを悩んでも仕方ないですね。
元彼のことはもう幻だと思います。
目の前の現実をもう少し考えてみたいと思います。
ありがとうございました。

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