否定的な言葉を長く引きずってしまいます。
はじめまして。
私は、人から言われた否定的な言葉が忘れられず思い出しては心がざわついて辛い気持ちになります。
つい最近まで学生でした。
そのとき同じクラスだった方で、私の考えや夢を、否定的な言葉で攻撃してくる方がいました。
本人は攻撃しているつもりはないでしょうが、私はその方と顔をあわせること自体つらいと思っていました。
今は環境が変わりその方と顔をあわせることも連絡を取ることもないのですが、日々過ごしていて暇なときなどふと昔言われた言葉を思い出して、心がざわついて落ち着かない気持ちになります。
私は気が弱くて、強く言われても言い返せず愛想でなんとか気持ちを誤魔化すところがあります。
それなのに、昔言われた言葉を思い出してはあの時ああいえば良かった、もっと強く言い返せばよかったなどと、意味のない考えばかりしています。
これは他の経験でも同じことが言えます。
学生時代に起きたつらい経験を思い出して辛い気持ちになり、この辛さを消すにはどうすればいいのか考えますが解決策がないのでずっとこの辛い思いを繰り返しては落ち込んでいます。
そんな自分に呆れる反面、もっと強くなりたいいつまでもくよくよせず前を向きたいとも思います。
ですが、どうすれば強くなれるのか、過去を気にせず前向きに生きられるのか分からないです。
こんな私に何かアドバイスをお願い致します。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
言葉は言葉。私は私。
亀山純史と申します。
世の中には、あなたに対して肯定的な言葉を言ってくれる人もいれば、否定的な言葉を言ってくれる人もいます。でも、あなたに向けて発せられた肯定的な言葉の中にも、あるいは否定的な言葉の中にも、あなたがいるのではありません。なぜならば、言葉はあなたではないからです。あなた自身を抜きにして、あなたはいないのです。
私たちは、自分に否定的な言葉が発せられると、気が落ち込んでしまいがちです。今、こうやって回答を書いている私だってそうです。でも、冷静に考えてみれば、自分に発せられた否定的な言葉は、あなた自身を形容するものであっても、あなた自身ではありませんよね。肯定的な言葉を言われても、その言葉の中にあなたはいません。一方、否定的な言葉を言われても、その言葉の中にあなたはいません。「あなた」という存在は人からの言葉(評価)以前から存在しているのです。
「言葉は言葉。私は私。」でしょう。
以上が私からの回答です。少しでもお役に立てれば幸いです。
質問者からのお礼
素敵なお言葉ありがとうございます。"言葉は言葉。わたしはわたし。"気持ちが楽になりました。この言葉を胸に刻んでこれから強くなるために頑張ります。ありがとうございました。