自殺したい受験生
高3受験生です。あと入試まで一ヶ月もないのにメンタルが限界で泣きながら書いています。
もう受験に疲れました。もうつらいんです。志願者数、倍率、私の受ける大学が頭のいい人たちが滑り止めで受けるところだと聞いて絶望しています。
わたしはバカだからそんなの受からないじゃないかと思っています。
諦めムードです。もう落ちたようなものじゃないですか。
初めからこんなバカが大学目指そうなんてこと思ったのが間違いでした。
私の人生失敗と間違いばかりです。
親にも散々迷惑かけて大学にも落ちたら親不孝ですよね、早く死にたいです。
最近私が尊敬していた方が突然死しました。その日から毎日なんで亡くなったんだろう。あの人がいないなら生きてても仕方ない。私も死にたいと思って泣いています。
特にメンタルが落ち込んでいるときにいつも思い出してしまいつらいです。
元々生きたい理由もなかったんです。あの人の死が追い討ちをかけるようです。
早く死にたいです。もう受験とかどうでもいいから死にたいです。毎日不慮の事故で死ねないか考えています。
すべて終わりにしたいです。
どうしたらいいですか。こんなグチグチいってないで勉強しなきゃいけないのはわかってますが泣いて手につきません。
死ぬことしか考えられません。
助けてください。支離滅裂な文章でごめんなさい。わたしはどうしたらいいですか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
まだ見ぬこの世の世界を見て。
庄子さん
大丈夫。大丈夫。泣いているのですね。かわいそうに。しんどいですね。
一人でがむしゃらに頑張って頑張って、どれだけ努力してきたか。
それでも受験のプレッシャー、未来への不安に押しつぶされそうなのですね。
しんどいですよね。辛いですね。もう消えてしまいたいと思いますよね。
うんうん。。
とってもとってもわかりますよ。
そんな時は視野がぐーーーっと狭くなっていて、
「もうそれしかない!」
と思い込んで苦しくなっているんですよね。
大学を目指して頑張ってきた。まずはそこがものすごく評価されるところだと思います。庄子さんのように頑張れる人は周りにもそんなにいないはずです。
そんなに頑張っているのに、「まだ足りない!まだ頑張れ!」と自分にムチを打ってきたのでしょう。
しんどいでしょうに、つらいでしょうに。
私はもう46年もこの世に生きて参りました。自分が庄子さんの年の頃を思い出すと、本当に見ている世界がまだまだ狭くて
「これしかない!」と決めつけて、自分を苦しめていたなあと思います。
今私がたくさんの経験からわかることは
この世に「これしかない!」なんて選択はないということです。
地球には多くの人たちが生きており、それぞれに人生があり、様々な生き方があります。
世界は本当に本当に広いのです。庄子さんが今生きている場所、知ってきた世界はそのほんの一部でしかありません。
大学受験、頑張ってきたのですから、まずはチャレンジしてもいいでしょうし
「もうやーめた!」でもいいのです。
今はいい大学出たからいい就職ができ皆に尊敬され幸せな人生が送れるという時代ではありません。
いかに自分の限られた人生を楽しく感謝し生きられるか。庄子さんが生き生きと幸せに生きる世界がこの世には必ずあります。
人生はそれを探す旅です。
ちなみに、IQってありますよね?知能指数ですが、知能指数が高くても幸せに生きる能力が高いわけではないそうです。幸せに生きられる人は心の知能指数EQが高い人だそうです。さらにEQは訓練で高くすることができます。
気持ちが落ち着いたら、ぜひ心の学びをしてみてください。とっても面白いですよ。庄子さん、自分を許してあげて、限界であれば、休んでいいのですよ。
経験が人生の支えとなり、処世術となります。
拝読させていただきました。
「失敗の多くは、成功するまでに
あきらめてしまうところに、
原因があるように思われる。
最後の最後まで、
あきらめてはいけないのである。」
松下幸之助
上記で述べましたのはパナソニック創業者で経営の神様といわれるほどの故・松下幸之助 氏のお言葉です。見聞されたこともあることと存じます。
同年齢や今の年齢に必ず達しないといけない目標ではないことを自覚することも一つの処方です。
同期や同い歳などが、その時に学を治めたからとてこれからの人生に大きな影響は必ずしも無いことを断言します。
目指すところは自身と向き合うだけでいいのであり、他人と見比べる気持ちは必要ないんだと思う強い気持ちを持つことが庄子さんのお守りとなっていきます。
諦めなければ、失敗は成功の種となり、人生には苦難が付録のようにやってきます。若い間に経験をたくさん積んでおくことで、人生の処世術と変化を遂げていきます。
大切な尊敬される方が他界されたことは生きる希望を失った感情に苛まされらことでもありますが、先立たれた方の分まで私が意思を引き取ってあげ生きることが供養ともなり、庄子さんの人生の背中を押してくれる支えととなっていきます。
はじめて挑む受験や試験は誰もが緊張・怖さも訪れます。本当に本当に無理が生じれば“逃”げればいいのです。そしてまた“挑”めばいい。現実は中々そう思えなくとも、それくらいの気持ちを心のどこかに備えていくことが心に余裕という心境を形成していきます。
合格することが成功でもなく、人は失敗したときに立ち上がることが何度できることが成功なのです。
合掌
質問者からのお礼
お礼が遅れて申し訳ありません。
お坊様方のお言葉に励まされてなんとか入試を終えることができました。
合格は難しいかもしれませんが、少し休んでまた次の道を考えていきたいと思います。
ありがとうございました。