自身の在り方、心の持ちようが分からなくなりました
結婚して以来夫婦関係が良好であれば安心して浮気に走り、問題が生じれば浮気に逃げる、そんな夫を「そういう癖」なんだろうと責める事もせず15年程は家事をほぼ完璧にこなす妻であったと思います。
ですが、様々な理由から夫の要求に応じられなくなると夫は常に不満を抱くようになりました。食事の用意をしていても無駄になるようになり私自身も次第に家事をしなくなりました。
そんな中6年以上に渡る夫のW不倫が発覚しました。同時に夫はその女性との関係を絶ちました。これまでにない私の落ち込みように夫は土下座をして謝罪し今は私に寄り添ってくれようとしている様子です。
なのに心眼で見ようとすればするほど遠くに感じます。夫は体の関係だけであったと言いますが、恋愛若しくは仮想恋愛であったと感じます。その女性の言葉の呪縛を感じます。
自身で選んだ人ですし人生ですので逃れようとは思いません。ただ6年以上もの間よそへ行っていた夫が悲しいのです。寄り添って欲しかった時期に他の女性に寄り添っていた夫が悲しいです。こんな風に感情を使い自ら病んでしまう自身を情けなく思います。
長文になりまたが、こんな私に指針を頂ければ幸いです。
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余所見をせずに、身体も心も常にあなたの方を向いてもらう
長い期間、つらかったですね。土下座して謝罪した気持ちは真実だと思います。その瞬間の真実が、これからの一生の真実となって欲しいですよね。
「寄り添って欲しかった時期に他の女性に寄り添っていた」という事実は消えません。旦那さんにはこの事実をきちんと認識し、償いの気持ちを忘れずにいてもらうよう、話し合っていきましょう。、タイトルの通り「余所見をせずに、身体も心も常にあなたの方を向いてもらう」ようにしましょう。 「これからが自分たち夫婦の本当の時間だ。人生だ。」と気持ちを切り替えて、お互いに向き合って毎日を過ごし、本当の夫婦としての年輪を重ねていってください。
四国88箇所霊場を巡るお遍路さんは、笈摺(おいずり)という白い装束を着て巡礼します。笈摺の背中側の真ん中には、「南無大師遍照金剛」という弘法大師を讃える言葉が書かれており、その左に小さく「同行二人」と小さく書かれています。同行二人(どうぎょうににん)は、一人で四国八十八カ所を巡っていても、常にお大師さん(弘法大師)と一緒に巡礼して下さっているという意味です。今まではバラバラの夫婦だったかもしれませんが、これからは同行二人の夫婦として人生を歩んでください。そして、お二人で観音霊場や四国霊場を巡ってみてください。
質問者からのお礼
ご多忙中にも関わらず温かいお言葉でご教示頂き本当にありがとうございました。「ここより始まる」を心に刻み互いに寄り添い夫婦道を歩んで行きたいと思います。又、いつの日か仏を見、己を見れるよう精進して参ります。ありがとうございました。
あれから私の方から話を切り出し様々な事を話し合いました。何故要求に応じられなくなったのか、何故本当の理由を言えなかったのかを話し彼もようやく納得してくれました。先日は伏せましたが夫は酒癖が悪く大声を出しては物を壊す人でした。その事も私の中では大きな理由の一つではあるのですが「それはお前の言い方が悪かったからだ」と認めてはくれません。キレられる程の言い方をした覚えはないのですが・・・まあそれも昔の事、今は事情があってほとんど飲めなくなっておりますので私には幸いです。又、女性問題も一人の女性と数回の関係であれば単なる浮気、私にとっては些細な事で何の問題にもなりません。でも今回は6年以上に渡るW不倫、まさかの夫のルール違反にハンマーで頭を割られた思いでした。謝罪はされましたが「許す許さない」ではありません。愛情を感じられるか否か、愛情を持てるか否かに比重をおき自分の心と向き合いました。そしてアドバイスを戴いた「ここから始まる」を選択致しました。当初ちぐはぐ感もありましたが、徐々に普通の状態に戻りつつあります。今回の不倫問題を無駄にせず自己を省みて夫と共に寄り添いながらこれからの人生を歩んで行く所存です。本当にありがとうございました。余談になりますが不倫相手が依然としてネットを通して(だけではないかも知れませんが)夫に言葉を掛けて来ます。しつこい!さっさと帰れ!と言いたいです!!