家事と学業の両立
私は中1の時母が病気で亡くなり、高校生の頃から家事、学業、部活動の3つを行ってきました。
大学生になり、家事はほとんど私が行っています。私は教員になるため、7月に行われる試験に向け猛勉強中です。
そんな時、勉強に集中したいと思うあまり、家事を面倒に思う時があります。
そこで4つ下の妹に家事の手伝いを頼むのですが、「部活で疲れてる」「やること沢山ある」と言って何一つ行ってくれないのが現状です。
そんな時、「私は部活やって家事もやってたのに、、、」とか思ってしまいます。
だからと言って、父に頼もうとは思えないのです。毎日仕事をして疲れて帰ってくるにもかかわらず、「○○やって」など頼めません。父は優しいのできっと言えば手伝ってくれるでしょう。しかし、母を亡くす辛さを知っている私にとって、父にだけはずっと元気にいてほしいと思うのです。だからこそ、私がやらなきゃと結局自分を犠牲にして頑張りすぎて疲れてしまうのです。
このまま私が我慢して頑張るべきなのか、もっと何か違う方法があるのかわかりません。
私はこれからどのようにして行けば良いのでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
やったことは必ず身につきます。
のちゃんさんへ。大変苦労して学業続けていますね。心より応援します。
私は大学生の時は貧乏だったので親に学費をもらわず、新聞奨学生で学費を稼いで卒業しました。朝は3時に起きて新聞配達。そして大学授業で4時に帰ると夕刊配達。夜は深夜まで集金と新聞契約の営業仕事。バブル華やかな社会で大学生が遊び呆けていた夢の時代。「俺は何をやっているんだろう」と親に学費を出してもらっている同じ大学生を妬み、4年間のキャンパスライフは新聞配達と勉強で終わりました。でもその時の苦労の時の勉強とど根性が現在のお坊さんの基礎になっています。
人生は理不尽の事ばかりで、ややもすると不満になりますが、苦労した分だけ必ず身に付くはずです。家事は大変ですが愚癡をいってもなくならないので、家事をどうすれば楽になるか改善を加えながら進めるのも社会に役立つ力になります。教員になった時必ず役立つはずです。もう教員の修行が他の大学生よりも早く始まっているのです。
そして疲れてどうしても苦しい時は少し休みましょう。音楽を聴くのも良いし、美味しいご飯を食べるのもいいでしょう。私はよくサウナに行きました(笑)。この苦しみを自分を高める勉強だと取り組めば、のちゃんさんは必ず幸せな人生を掴むと思いますよ。合掌
あなたのような方に是非教員となっていただきたい
私もお寺に住み込みで働きながら、大学院に通ったことがあります。正直、大変だったし疲れる毎日だったし、勉強時間を確保するにも苦労しました。でも、そういう経験したことも自分にとっての財産だと思っております。
中一の時にお母様を亡くされてから、家事も勉強も頑張ってこられた。本当にご苦労様です。そういう方こそ、学ぶことの大切さ、学べることの有り難さを生徒に教えることが出来ると思います。目の前にある答案に解答し課題のレポートを提出するだけなら、勉強に専念できる環境の方のほうが有利でしょう。でも、本当に児童生徒と接し学ぶということを教えていくのは、あなたのような方こそふさわしいと思います。頑張ってください。
そうは言っても、非常に狭き門の教員採用試験ですから、かなりの競争率であり、勉強する範囲も多いので、勉強時間の確保は必要ですね。
基本的には、家族の理解と協力だと思います。おそらく妹さんは教職家庭教員・採用試験の厳しさを知らないと思います。お父様もあなたが頑張っていることは知ってても、教員採用試験の厳しさを知らないと思います。いくら工夫しても、家事の時間を劇的に減らすのは不可能です。夕食を作るだけでも、買い物、調理、後片付けで時間が取られます。あなた一人で全部を抱え込まないことです。
「採用試験のためには、かなりの勉強時間が必要です。自分も頑張るけど、みんなも協力して欲しい。」とお願いしましょう。そして、具体的に家事の分担をお願いしましょう。あなたの一生がかかっているんですから。、
例えば、
1、食事の買い物と調理は自分がするけど、後片付けは妹さん。
2、お父さんの休みの日は、お父さんにお願いする。
3、洗濯は、妹さんと当番制。
4、試験前2週間の食事は、インスタント食品かコンビニ弁当か店屋物にする。
家族の理解と協力をもらい、或る程度は割り切って、勉強に励んでください。
質問者からのお礼
ありがとうございます。
気持ちが楽になったような気がします。
立派な教員になるための勉強。そう思えば今以上に頑張れる気がします。
辛いのは私だけじゃない。そう気がつくことができました。
これからも時々休憩をして頑張ります。
ありがとうございます。
「あなたのような方に教員になってもらいたい」とても嬉しいお言葉です。
今のこの経験がこれからの私の人生の財産になると思うと頑張ろうと思うことができます。また、この経験が子どもたちの指導にも繋がると考えると、決して今の環境がマイナスだけではないことに気がつくことができました。
やはり家族の協力が1番ですよね。私も時には息抜きをしながらまた頑張りたいと思います。
ありがとうございました。