既婚男性が好きです。
親子ほど年の離れた妻帯者の男性に特別な感情を抱いています。
20代の新人社会人です。
学生時代からお世話になっていた男性の事が好きです。
私には父がおらず、幼い頃から親や周りの大人に甘えられた記憶がありません。
理想の男性は自分よりずっと年上のお父さんのような人です。
その男性は数年前から互いに良く知っていて、私が社会人になったのを機に2人だけで出かけるようにもなりました。
私のことは娘のように大事に思ってくれていて、私もその人を大人として、1人の人として尊敬しています。
ずっと探していたお父さんが出来たんだ。と、欲しかった父親からの愛情を初めて貰っているようで、一緒にいる時間はとても幸せで心の底から安心します。
慣れない仕事で泣きたくなるような時もお父さんに会えるから頑張ろう。 そう思って耐えてきました。
ですが、会ってから家に帰ると寂しくてすぐにでも会いたくて仕方ありません。
ずっと一緒に居たい。そう思ってしまいます。
家に帰れば家族がいて、お父さんなことも、旦那さんなことも、奥さんとの間には私の知らない思い出が沢山あることも理解してるつもりです。
ですが、その方と恋愛関係になりたいとか、相手の家族を壊してこれ以上の関係に陥りたいとも思いません。
ずっとこのまま私のお父さんでいて欲しいのです。
自分でもこの「好き」という気持ちと誰にも打ち明けられないこの関係が何なのか分からず辛いです。
何かお言葉を頂ければ嬉しいです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
好きになるのは自由、しかし危険な迷路には出口は見つけにくい。
拝読させていただきました。
仏教ではもちろん不倫の関係性については不邪婬の戒になりますので禁じられています。それは何故であるのか?
家族を壊し、自分本意の気持ちで相手の心の隙間に入り込み、家族や当人である男性にも困惑の感情を芽生えさせる縁となるからなのです。
家族の在り方はそれぞれですが、家族の周囲には大半、従兄弟、親戚、近所付き合い、子の親御さんとの付き合いなどが渦巻いているものです。
そこにナイフを入れるようなものであり、好きな気持ちである理性の感情を食いしばってブレーキをかけることが肝心です。
憧れの人などが近くになれた場合では、憧れが脳裏に焼き付いているので、ほんの少しのズレが生じることで嫌悪感は増幅します。「こう思っていたのに、現実は全然違うかったと」月日の流れが徐々に心を歪ませていきます。
幼少期の環境からの心的心境が憧れへと反映されることもしばしばです。
敢えてその方を選ばなくとも、年上の方でそれ相応の方は必ずいると信じ、見つけてくださいね。
後悔は先には立たずであり、感情移入をすることで、出口が見つからず、友達にも相談しても離れていく原因ともなりかねないこともあるものです。
今の思いは一つの執着です。まだ手放される状態と察します。人は満たされてもまた満たされようと欲は果てることがないことを。
恋愛でなく敬愛ですね。
恋愛関係になりたい訳でないなら
安心していいと思います。
そのお気持ちを
そのまま当人に話してみては?
相手もお父さんという立場で
付き合ってくださるでしょう。
質問者からのお礼
お言葉のひとつひとつを反芻しています。
相手の方が私に真っ直ぐに向き合ってくれているように私もこの気持ちを蔑ろにすることなく、今のまま心の中で大切に守っていこうと思いました。
大好きなお父さんと出会えた事実を愛おしく思えました。
ありがとうございます。