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希死念慮が払拭できない

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有り難し有り難し 7

父が社長をしており、承継の為Uターン就職をしたが、帰ってきてすぐに感染症の影響で業績が悪化。
父の方針に賛同できず、適応障害と診断され、話し合いの末退職することになり、現在転職中です。

この夏がピークで希死念慮に囚われ、縄を手に取ったこともありましたが、退職の意向が決まり思いとどまるようになりました。

しかし、独身で守るものもなく生きるモチベーションがありません。
この気持ちは病気のせいだと思いますが、この希死念慮は一生払拭できないような気がします。

申し訳ないとは思いますが、人類が滅びる事を祈ってしまいます。

私はこのまま早く果てたいと思いながらダラダラと生きなければならないのでしょうか?

ps.ここで相談を受けられているお坊様方、ネガティブな相談で滅入るでしょうが巻き込まれないようご自愛ください。

2021年12月25日 2:54

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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

拝読させて頂きました。
詳細な経緯はわからないですけれどもあなたとお父様とのご意見もなかなか合わずにしかもコロナ感染症の影響で業績が上がらない為に余計に感情的になっておられるのかとも推察します。またあなた自身心も折れてしまい自暴自棄になっているのかもしれません。あなたのお気持ちを心よりお察しします。

一先ずゆっくりと一息入れてみませんか、今どうこうしても直ぐには状況が一気に変わるわけではありません。

ゆっくりと心を落ち着けてみて周りのことも見つめてみましょう。それから過去の歴史に思いめぐらしてみましょう。私達人間の歴史上では何度も何度もこの様な疫病は流行り多くの困難がありました。今の様に衛生管理もなく医療も全くない中でも人々は助け合いながら共に生きてきたのです。

今私はお寺の過去帳を調べていますが約100くらい前の記録には普段の倍以上の方々が亡くなっていることが分かります。幼くして亡くなっている子供達やお年寄りや病を持っていたであろう人達や感染症の中で身ごもったまま亡くなってしまった母子の記録もあるのです。恐らく今のコロナ感染症とは比較にならない程の方々が世界中で亡くなっていきました。そうした中でも人々は決して諦めることなく助け合い分かち合いながら生き抜いてきたのです。

今あなたの心の中ではとても辛い思いが一杯になっているでしょう、生きることや考えることにも疲れ果てているかもしれません。人生の中ではそういうことはあるのです。どうか先ずあなたの心と身体をゆっくりといたわってあげて下さいね。ゆっくりと休めてあげて下さい。少しずつでしょうが必ず状況は移り変わっていくのです。仕事についても必ず状況は変わっていくのです。それまであなた自身をいたわり癒してあげて下さいね。
今この様な中でも草花もいきものも明るい日差しを浴びながら生きています。雨に濡れながらい潤いを与えられてしっかりと生きています。同じようにあなたもあまたの恵みを受けながら生きています。あなたは沢山の方々に守られている本当に大切な人なのですからね。

あなたが心と身体をゆっくりといたわり回復なさり、これからの未来を豊かに潤いに満ちて健やかに成長なさっていかれます様心よりお祈り申し上げます。

2021年12月25日 9:06
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