死への恐怖が強くて常に不安です。
タイトルの通り、私は死ぬ事への恐怖心が強いです。
私は実家を離れ一人暮らししており、彼氏とも遠距離恋愛です。
一人暮らしですから、もし自分の身に何か起こっても誰も助けてくれない。つまり、もし急に犯罪に巻き込まれたり、倒れてしまっても誰も助けに来てくれず、死んだ事にも気づいてくれない事への恐怖が常に私を支配しています。
また、遠くにいる彼氏は結婚を前提にお付き合いしているような方で私にとってなくてはならない存在です。そのくらい大切な存在だからこそ、何かあってもすぐに駆けつけることが出来ない事への恐怖心がうまれてしまいます。
実家にいる家族やペットに何かあったらどうしようとも考えてしまいます。
このように死に対する恐怖心が大きいせいで夜は寝られずに、勝手に死ぬことを想像して泣いてしまうことがよくあります。私が死んだら大事に人と二度と会えなくなってしまう。誰かが死んでも二度と会えなくなってしまう。そればかり考えてしまいます。
どうしたら死に対する恐怖心がなくなるでしょうか。
ご回答よろしくお願い致します。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
ご安心下さい…仏様が御一緒下さいます。
死への恐怖心は必ず誰にもあるものです。
そして「そんなものはない」とおっしゃるお方は、自らの死を考えないことで自らの死から逃げているだけのことです。
ですからある意味であなたの死への恐怖心は自然なもので、また持つべきものなのです。
ただその恐怖心が強すぎると生活に支障を来たすことになり、大変困ったことになりますね…。
いえ実際は、逆に「現在の生活に不安があることで、死への恐怖心が増大してしまう」のであって、あなたは今そのような状況ではないでしょうか。
あなたは今お一人暮らしをされていて、大切な家族やペット、そして彼氏は離れたところにいらっしゃる…つまりは、あなたのそばに居ない、居てくれない状態です。
そのことがあなたに不安な気持ちを生じさせ、その結果「このまま一人で死んでしまったらどうしよう」という恐怖心が生まれたのではないでしょうか。
ならば、御家族また彼氏と連絡を取り合うことが大切です。メールやLINEでも良いと思いますが、出来れば面倒でも御手紙を書くことをお勧めします。
実際に自分の手を使い、文字にすることで、あなた自身の気持ちが手紙に表現されます。つまり、あなたの考えを実際に文章にする…そのことで御自身でも気付いていなかった心の奥底の思いまでが、はっきりとする、明かされることがあるのです。
どうぞ、宜しければまず御家族に一通の御手紙を書いて下さい…。
そしてあなたに申し上げたいのは、人間死んだらお終い…なのではなく、そう断じてしまい、かえって苦悩を深める私の為に、仏様が浄土という世界を建て、そこに仏として迎え取るとお誓い・お約束して下さっている事実です。
先に逝かれた方と遇える世界、後から遅れてくる方と遇える世界がお浄土です。
死はどうあっても避けられませんが、でも決して死んだらお終いではないのです。死に怯え、惑う私の為の仏様の尊いおはたらきゆえです。
どうぞ、そのことを深く受け止められ、今あるあなたの尊い命を生き抜いて下さいませ…ご安心下さい。いつでも仏様があなたに御一緒下さっています…。
質問者からのお礼
お礼が遅くなってしまい申し訳ありません。
お言葉ありがとうございます。
不安になった時はこのお言葉を見返して、気持ちを落ち着かせることが出来ています。
本当にありがとうございます。