怖くて何もできないんです
以前、自分の仕事や職場環境について相談させていただきました。
その際は、親身になって回答をいただきましたこと、改めてこちらにて御礼申し上げます。
ありがとうございました。
また思い悩んでおります。
改めてご相談させてください。
どうかよろしくお願い申し上げます。
私自身、社会不適合だと思っています。
中学生の際にいじめから不登校になりました。
逃げました。義務教育で卒業はできましたので、普通高校に進学しました。
高校も不登校が抜けきれず、休みました。
通信制高校に入学しなんとか卒業できました。
高校の先生の進めもあり大学に進学しました。
大学は登校もまばらで良いので何事もなく卒業できました。
成績も悪くはなく、有難いことに人柄をかわれ大役も任されることもありました。
舞い上がり調子に乗ることもあり、さまざまなことに挑戦しました。
うまくいった気になっていました。
就職しました。一年を会社で過ごしました。
大学時代に何事もなくすっかり忘れていた自分の逃げ癖を思い出しました。
先日、さまざまな無理がたたり、腰の病を患いました。
結果休職。年明けから復職しました。
もともとモチベーションを失っていた仕事です。
休職中にも色々考えましたが答えを出せていません。
ただ、自分の中に今、確実にあるのは、性懲りも無く会社をやめたいという思いです。
やめて次がある保証はありません。
また二の舞を演じる可能性だって大いにあります。現に今がそうですので。
でも今の現状が辛すぎて、明日が怖くて、全く眠れません。
会社からは、「成長していない」「甘い」「努力が足りていない」と毎日叱責されています。
先日休職した際も「甘え」と言われました。
もちろん、会社を辞めるということも「甘え」ということはわかっています。
もうこの言葉が怖くて仕方がありません。
辞めるのが怖い、辞めた後が怖い、でも辞めないのも怖いというのが現状でございます。
逃げ癖との付き合い方、恐怖の断ち切り方を私は知りません。会社から言われている通り
「成長していない」
全くその通りで、昔から何も変わっておらず、自分が醜いです。
どうかアドバイスがあればご教示いただきたいです。
助けてください。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
逃げていい。自分に甘えていい
かえで 様 相談ありがとうございます。
逃げていい。自分に甘えていいと思ってください。
人は叱責されたり、責められ続けると、脳内の正しい判断ができなくなり、同じ失敗を繰り返すようになります。他人から見るとなぜ同じような失敗を繰り返すのだろうと不思議に思うかもしれませんが、毎日叱責され、睡眠不足など、体調不良も重なると、恐怖や凍り付き・逃走本能が働いて、思うように行動できなくなり、失敗を繰り返すのです。ですので、かえでさんは、環境を変える必要があります。
環境を変えること、甘えではなく、心身健全になるためのリハビリです。あなたが悪いのではありません。あなたのせいではないのです。だれでもいじめを受けたり責められ続ければそうなるのです。逃げていいのです。その会社から。恩義は心の底から、優しさや思いやりを向けてくれた人に返すものです。ご都合主義で求められた恩義は返さなくてもいいのです。逃げて自分を癒してください。
そして、環境変えるために次のステップは、あなたが何がしたい、何が好き。心から喜べるものは何?と考える必要があります。
人とのふれあい、繋がり、絆を得られるような、あなたなりの好きなことです。心が満たされ、モチベーションが維持できるようなことです。
夢を描いてもいい。
あなたの夢は、あなたしかかなえられません。宇宙の中であなただけです。
そんなことに、思い巡らしてみましょう。
社会不適合はかえって「自由に生きられる」とそう思って見てもいいんじゃないでしょうか?社会適合のふりをして自分の意見も言えず人間性を失うより、よっぽどいいですよ。
応援していますので、どうぞ今後も何なりとご相談ください。一礼
追伸:お礼メッセージありがとうございました。
ワクワク感大事ですね。自分を責めずに自分の心に正直になりましょう。それでいいのです。ワクワク感を持って自分に思いやりを向ければ、他人にも向けられるようになります。どうぞまた苦しい時は、メールでもいいのでご相談ください。この度のご縁に感謝申し上げます。再礼
質問者からのお礼
ご回答いただきましてありがとうございました。
辞めることに対する抵抗感が薄れた、そんな気がします。
退職する方向で動きたいと思います。自分の夢というものも少し考えてみます。楽しいこと、ワクワクすることなんてすっかり忘れていました。
また少し、苦しくなりましたら個別でも相談させてください。
本当にありがとうございました。