自分自身の支え方を知りたい
お願いします。
誰かに助けてほしい、優しくしてほしい、認めてほしい、と自分の感情を落ち着かせる方法を他者に求めてしまいます。自分でなんとかできる方法はありますか?
現在子育て中で、子どもは可愛く一緒にいられる幸せは感じていますが、時々疲労から無気力状態になってしまいます。
ですが、あまり周囲に助けを求めることができません。夫との関係性が良くないこともありますが、夫と不仲になる前から夫に家事育児を助けてもらえることは少なく、夫に助けを求めるのはやめようと諦めるようになりました。話し合えばと思われるでしょうが、現在話し合えるような状況になく、自分でどうにかしなければ、と思っています。
相談機関に相談という選択肢もあると思いますが、事情があり頼ることは難しいです。
辛いときでも笑顔を作れば脳が騙され楽しい気持ちになると聞きますが、むりやり笑顔を作っても虚しい気持ちになってしまいます。
両親にも頼れる状況にはありますが、両親ともに高齢になってきており、これ以上負担をかけるわけには、と思ってしまいます。友人も子育て中だったり、仕事が忙しかったりで話を聞いてもらうのも躊躇われてしまいます。
自分の心の内を自分で癒やし、前向きになっていくには、自分を強くするにはどうするのがよいのでしょうか。笑顔で子どもたちと接し、たくさん遊んであげたいのです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
抱え込まない方向性を。
ご自身を強くしたいというお気持ち、悲痛な心の思いのように伝わってきます。
ご相談者さまは、すでに充分お強いですし、努力も何もかもされておられます。とても頭が下がります。
それでも私たちには誰しも、どんどん自分一人に抱え込んでしまうと、心の限界を超えてしまうことになってしまいます。また、心の切り替え、リセットを自分で行い、いつも笑顔でいたいと願う気持ちはもっともですが、それは、誰にとっても不可能です。
例えば、旅に出るとか、リフレッシュ休暇をとる、自分の夢中になる趣味に没頭するなどがあれば、心が切り替わることがあります。これは自分自身で心を切り替えることができないからこその方法です。自分自身の心を自分自身でコントロールしようとすると、ダイエットしようとすると余計に食べたくなったりするほど、かえって望みと違う方向にいってしまうのが、私たちの心です。ですので、自身の心の内部要因ではなく、「外部要因」でしか、なかなか心は切り替わらないのです。
しかも、子育ては常に継続です。よほど工夫しないと24時間365日休む暇がありません。旅行も、趣味に没頭する時間も、ほとんどとれません。
ですので、やはり、遠慮の気持ちをおさえて、自分で抱え込むという気持ちをおさえて、ご両親、保育サービス、行政などをできるだけ利用して、心の余裕をつくりだすことが大切だと思います。
夫さまは、理解が無さすぎると私も感じます。ただ、ご相談者さまが余裕の無い状況で何とかしようとしても、夫さまとの関係改善はより難しいと思いますので、まず、ご相談者さまが心のゆとりを持たれる方を優先させることが大切だと思います。
「自分自身の支え方を知りたい」というお気持ちの答えには、全く逆のお答えで、大変恐縮ですが、私たち誰しもの現実だと思います。私たちは誰しも現実を跳び越えることはできません。なんとか現実と折り合いをつけながら前へすすんでいくものです。
状況が改善され、心が収まっていかれますよう、お祈りしております。
ハスノハが支えます。
もっとハスノハとかつぶやきとか、使ってもらっていいですよ。
保育園勤務時代から、こどもの命は親の両手だけで抱えられる程、軽くない。
と保護者に話してきました。
自分だけでの解決を求めて病む人は少なくないです。
私でよければ、話を聞かせてください。
ねぎらうことくらいはできます。
社会福祉士や公認心理師あるので守秘義務もあります。
ここ、ハスノハはいろいろ聞いてもらっていいですよ。
もっと私の頑張りを認めてーーと、甘えてもいいですよ。
他の僧侶も応援してますよ。
質問者からのお礼
泰庵様
ご返答ありがとうございます
こちらでこのように心の内を出し、お答えをいただくことで、気持ちが軽くなるような気がいたします。これからも話を聞いていただけるとありがたいです。ありがとうございました。
中村様
ご返答ありがとうございます
やはり自分自身での切り替えは難しいのですね。今出来そうな外部要因での気持ちの切り替え、現実との折り合いのつけ方を模索してまいりたいと思います。ありがとうございました。