理不尽と自己愛
何度も質問すみません。わからないです。どう生きると良いでしょうか?アルコール依存性の父親から15年前に受けた暴力で左目尻に傷跡が残り、2年前に傷跡のクリニック と言うような専門院でレーザー治療を受けました。しかし、元の彫り深い二重と瞳の間にレーザー照射したため、この部位が凹み、三重になり、表情しわが肉塊になり別人の醜悪な顔になりました。治療にあたり医師からはリスク説明がなかったため(説明義務違反にあたるとわかりました)、治療を何度か受け、今の顔になりました。医師に治療前後の画像を見せると、「気持ちを害されたことに陳謝する。他によい治療法があったと思う。」と言う他人事のような返答でした。今も毎日、瞬間が辛く、絶望、怒り、罪悪感失望が続きます。損害賠償は難しいです。理由は、顔の部位ではどの部位でも最低3cm以上の線状痕が必要ですが、私の場合、目なので人相が全くかわりましたが、3cmの線状痕まではなく、また、彫りの深い二重がしぼみましたが、線状痕ではないためです。毎日苦しく、精神科に通院していましたが、精神病ではないため投薬の効果はありませんでした。また、精神科医を2カ所かかりましたが、いずれも薬だけ処方し、10分も話さずに診療を切り上げる姿勢で疲れました。仕事もプライベートも頑張ってきましたが、このような状態になり、異次元の辛さです。自分が消えた感覚で過去の思い出、物、知識全てに劣等感を感じ、自分の顔を軽蔑しています。片側にシールを貼った異様な眼鏡で生きています。右顔は以前のままであり、2人の顔になっています。顔はよく俳優のようと言われていたため、ギャップが激しいです。左目からは低い人間性を感じます。理不尽に自分の顔を奪われ、絶望しています。変わり果てた姿で人に会うのが辛いです。非常に繊細な性格で、かな書道や美術、自然などの美しいものが好きでしたが、それらに対しても劣等感が激しいです。外面より内面と助言いただきましたが、別人になった醜い顔を軽蔑しています。今は外見以上に内面が崩壊し、混乱が続いています。高齢の母親に心配をかけ、変わり果てた自分であることの辛さが上回っており、何も対処できていません。なぜ自分にこれが起きたのかわかりません。今まで、お金や人間関係、仕事など色々苦労がありましたが、これは経験しないとわからない異次元の辛さ、世にも奇妙な物語の世界の不気味さです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
仕事もプライベートも頑張ってきたんですよね?
それはよかった。それら頑張ってきた結果はどうしたのですか?今の自分の顔の方が大事ですか?
自然などの美しさが好きと仰いますか。では花を一年間育ててごらんなさい。花は何日保ちますか。新緑はどれだけ保ちますか。萎れた花は自分を恥じますか。淡々と受け入れているように見えます、私には。
私もよく言われましたよ、俳優みたいな顔だって。けどそれは過去の話。今はどうだっていい。自分なりにですが、成してきたことがありますから。けど顔について言うなら、「仏様って綺麗なお顔だなあ」と、その美しさがわかる自分でいることに嬉しさを感じます。張り合ったら劣等感を感じるかもしれませんが、自然や仏様に張り合おうとは思いません。
経験しないと分からない辛さ、それは正しいでしょう。けれど、「だから俺のことを誰も救えはしないのだ」という結論を持っているなら、そもそも質問する意図が分かりません。けれど、傷つけられたり加齢というのはむしろ誰もが経験すること。衰えや苦しみだって、誰もが経験すること。その渦中にあって、どれだけ「世界は美しい」とおもえるか、見つけられるか。それも内面の美しさだと思いますよ。
追加
「お礼」欄の書き込み、有難うございます。過去の問答も読ませていただきましたが、やっぱり「何かを言ってもらう」より「あなた自身の決意なり心がけ」の問題と思います。出された料理を食べるか食べないかの選択、みたいなね。
あなたがご自身の今の顔を気に入らないのなら、それこそ執着を捨てられないで来てしまったゆえでしょう。だから「あなたが頑張ってきた」ことに目を向けましょうというのです。それよりも「他人のしたこと」が大きいのであれば、あなたの人生の主人公は、まだ自分ではないということです。
人間性と顔の造形が連動している、とのあなたの見解に立てば、自分の人間性が否定された様でお辛いでしょう。
『経験した方にしかわからない』とご自分でおっしゃるように、私たちには察することしかできません。
ただし、一つ言えることは、あなたに起きたことに意味合いを見出そうとしても無駄だということでしょう。
事故にせよ、天災にせよ、そこに納得いく説明を求めることは不可能です。
そもそも自由に生きることが許されている現代日本には人生に“意味合い”など存在せず、“どう生きたいか”自分で決めるのですから。
今あなたは失われた過去を悼むために生きていらっしゃるようですので、それは本当にお辛いことと存じます。
あなたの美しさが失われたことに、それ以外の意味などありません。
考えようによっては老化にて失われるより早く失ってしまったというだけなのかもしれません。
ともかく、私が申しあげられることとしては、自分を不幸にする執着は手放せ、としか申し上げられません。
それが難しいことを重々承知した上で、さらに自分を痛めつけることだけはお諫めしてお答えとさせていただきます。
少しずつでもご自身が受容できるように。
自分自身そのものといえる顔が変わってしまったこと、「異次元の辛さ」とう表現をされるほどの辛さはいかほどかと思います。
実際にどれほどの変化が起きてしまったのか分からない前提ですが、サングラスに近いほど色の入った眼鏡をかけることで、周囲からの目線を緩和することができれば、心が少し収まるかもしれません。仕事上なかなか難しいかもしれませんが、指摘をされればその都度、眼鏡をはずして理由を説明する対応などされれば、理解もされていくと思います。
またそれと同時に、メイクの技術を研究し実践されることも一つかもしれません。私は男性で全く化粧をしたことがないので知識はありませんが、女性がメイクでほとんど別人になるような動画などを目にすることがあります。女性専門のメイクをされている方にも、事情をお伝えすれば、手助けをしていただけるかもしれません。さらに、変化のある左側だけでなく顔全てに化粧をすることで、新たなご自身をつくっていく気持ちになれれば、大きな一歩になると思います。
芸能人では、ビートたけしさん千原ジュニアさんが顔の怪我を経験されています。まさしく芸能人は顔が命とも言われるほどなので、お二人とも、おそらく当初は相当な苦しみがあったのではないかと思いますが、時間がたつにつれて、時間がたてばたつほど馴染んできて、周囲からの認識も含めて、今ではすっかり定着しています。
ご相談者さまも時間が必要だとは思いますが、しだいにご自身が受容されていくことを信じて、工夫をしながら過ごされていくことかと思います。メガネなどのオシャレや、全体のコーディネートなど、小さな楽しみでも、少しずつ見つけながらされることが、心を癒していくことにつながるのではないかと思います。
お気持ちが和らいでいかれることを祈っております。
質問者からのお礼
啓誠様
ご回答ありがとうございます。自分を自分で傷つける考えがら激しいです。老化は美しいと思います。右顔もしわやしみが出てきていますが、人生経験が出たと感じます。しかし、左目は膨らみやしわが人工的になくなり、不気味です。毎日見るたびに理不尽や父親、医師、自分への怒りや絶望を感じます。
佐藤様
ご回答ありがとうございます。老化とは違う不気味さが辛いです。自分の老化した姿が見たかったです。瞳にはその人の人間性が出ると思います。左目は傷痕には見えなく不自然な変形により卑しい人間性に見え、晒すのが辛いです。誰にでも起こるとは思えないです。老化と比べられる度にわかってもらえないと絶望します。
中村様
ご回答ありがとうございます。眼鏡については、色々試し、職場で上司に相談した結果、少し色付きの眼鏡で左目の当該カ所が隠れるように遮蔽シールを貼ったものに落ち着きました。ただ、普通でない眼鏡のため、劣等感があり、また、顔を隠している罪悪感もあり、まだまだ葛藤中です。メイクについても試しましたが、まぶたの膨らみや彫りの深さを表現するのが難しいです。時間で馴染んだり、自分が受容したりできるのを希望としたいです。
目については、当初は自分でこの目が与えられたことに感謝していましたが、今は本当に無残になり異様になりました。自分で顔を軽蔑するのが激しいですが、自分(今は分裂しており混乱中ですが)と時間を信じたいです。
佐藤様
追記ありがとうございます。執着が激しく、右顔や過去の写真を見ては絶望しています。酸で溶けたようになり、自分でないタンパク質の塊になった感覚です。失明すれば堂々と隠したり、同情がもらえたりできるかもというバカな考えや、医者に復讐したいという危険な考えが出てきて、過去の自分では微塵も想像出来なかった自分がいます。自分が自分でなくなる感覚や、雪の結晶を破壊し、また破壊された無念(自然が作り上げた精巧な構造を無残にし、それが自分に起こった絶望)が激しいです。
生きたいと思っていた自分が死にたいと思うとは想像していませんでした。長々とすみませんでした。ご回答頂けたこと感謝しております。