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父の供養について

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有り難し有り難し 4

父の11年目の命日が2/27にきて、病院を出ることの出来ない私はYouTubeでお経動画を探し、それを聴きながら十念を唱えつつ過ごしました。

父のことを思い出しては泣いて、流石に疲れました。

いてもたってもいられず父のお墓のあるお寺さんにお電話させてもらい奥さんとお話した時に思い出すのも供養ですよといってもらえましたが、そうなのでしょうか。
父の仏壇には分骨した遺骨と共に父の作った仏像と一緒に位牌を入れてあります。分骨の理由は、父が帰りたいと言った故郷のお墓は遠いので近くにいてほしかったのと、せめて最後に家に帰らせてあげたかったからです。

家の宗派自体は浄土宗なのだそうですが仏具や仏壇にどのように配置するかは不勉強で合っているのか分かりません。
(父の作った仏像を中心に一段左下に骨壷右下に位牌があります)父が亡くなって11年、遺骨が手元にあるわけですが、ちゃんと父は成仏できたでしょうか。そして供養はこれで良かったのでしょうか

2022年3月3日 8:18

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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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安心なさって下さいね

拝読させて頂きました。
はい、大丈夫ですよ、そのようにお仏壇におまつりなさってご供養なさって下さいね。菩提寺様の奥様がおっしゃるようにお父様を思い出されることはご供養です。
お仏壇のサイズ等詳細はわからないですが、仏様を最上段真ん中にして右下にお位牌・左下にご遺骨で大丈夫だと思います。恐らくその様にセットなさって合っていると思います。尚、お仏壇のセットの方法は浄土宗出版から発行されております「浄土宗のしおり」等のリーフレットにも記載がありますからどうかご参考になさって下さいね。
https://press.jodo.or.jp/products/detail.php?product_id=77

どうかこれからもお父様が阿弥陀様のもと極楽浄土にて親しい方々やご先祖様と一緒に安らかに一切の憂い無く和やかにお過ごしなさって下さいます様心からお祈りなさって下さいね。至心合掌 南無阿弥陀仏なむあみだぶつ
私も共にご供養させて頂きお念仏おとなえさせて頂きます。至心合掌 南無阿弥陀仏なむあみだぶつ

お父様はこれからもあなたを優しくお見守りなさって下さいます。あなたの思いを優しく受けとめて下さいます、あなたに寄り添って下さいます。
お父様は阿弥陀様の前でご先祖様方と一緒に円満にご成仏なさっておられるでしょう。
ですから安心なさって下さい。

そしてあなた自身の病が回復に向かわれます様落ち着いて治療等なさって下さいね。
あなたの病が回復なさっていかれます様に、そしてこれからもお父様があなたを優しくお見守りなさって下さり、あなたがこれからの未来を心から健やかに豊かな人生を歩んでいかれます様に心よりお父様やご先祖様方に祈っています。至心合掌

2022年3月4日 13:37
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有り難し
おきもち

Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
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質問者からのお礼

ありがとうございます。やはり思い出すのは供養になるのですね。奥さんとの言われたことを疑った訳では無いですが本当に大丈夫だろうかと思っていたので安心しました。
仏壇はコンパクトなもので、その時仏壇店にあったものの中で、絵描きだった父が喜んでくれることを願ってデザインのいいものを選びました。ホテルのワンドア冷蔵庫くらいの大きさです。仏具も緋翠に近い色で一目見てこれだ!と思ったのを覚えています。)
照明がつくのがなんだか嬉しくて、寝るまで照明をつけて、寝る時に切る、というのを習慣にしたくらいです。父の作った仏像はどの仏さまだったのかは聞いておりませんでしたが、苦しんで逝った父を守ってもらえればと思い仏壇に入れさせていただきました。
子である私からすれば自分勝手に生きた父ですが、無事に成仏し、祖父母や父の長兄と再会でき、皆で私や母を見守っていてくれると思って頑張って生きます。(今回脳内出血で死なずに済んだのは父が守ってくれたのだろうと思っていたりします。)ありがとうございます

「供養全般」問答一覧

子供のお骨について

私は10代の頃、生まれた子供を出産数時間後に病気で亡くしています。 現在亡くなってから10年ほど経っており、その子のお骨についてです。 当時は10代で精神面も成長しておらず、世間的な常識も無知で、葬儀等の手続は全て母と祖母に任せてしまいました。 お骨は5年ほど自宅に置いてましたが、祖母やお世話になったお坊さんからは可哀想だから早く納骨堂とかに入れなさいと言われており、数年前に曾祖父母のお骨があるお寺へ納骨いたしました。 ですが、ここで1つ問題が。 私の自宅にはすでに子供の位牌と、小さいですが仏壇があります。 なのに、祖母がなんの断りもなく、祖母自身の家に私の子供の位牌をもう1つ増やしてしまったのです。 祖母曰く「貴女は忙しくズボラで、どうせ御陸前とかもやらないでしょ。私がやっといてあげるから!」とのこと。 それで私が今までにないくらい怒ってしまい、そこから祖母との連絡をしておりません。 いま思い返してみれば、私も自分の意思をきちんと伝えられなかったのも悪いですが、10年経った今でもやはり手放したくなかったという気持ちも強く、今回の件もありもう一度一緒にいたいと思ってしまっています。 また、すでに地元から離れているため、納骨堂へはほぼ行くことができないという理由もあります。 確かに一時期、自分のこともままならず出来ていなかったこともあります。 ですが、今はきちんと毎朝お水をあげたり、定期的なお供えや命日には御陸前もあげております。 だけど、これだけでは足りずなにも出来ていないのでしょうか...。 一度納骨堂へお願いしていても、もう一度一緒にいることはいけないでしょうか。 もし、一緒にいることが問題ないのであれば今後どういった供養をしてあげればいいのか、一般的な年忌法要のみでいいのでしょうか。 お忙しい中恐れ入りますが、何卒ご教授いただければと思います。

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経木塔婆の名前が間違っていました

先日、知人がお勧めしていたお寺のお坊さんに経木塔婆を複数頼みました。 一か月の供養の後、送られてきた塔婆ですが、名前を間違えない様にと申し込みの際、説明書きと口頭でも伝えたのに、複数お願いしたもののすべてで名前や戒名など、どこかしらが間違っていました。 連絡したところ、お経をあげて送りなおしてくれるとは言ってくれましたが、憮然としたものいいと、古いほうは当方で処分してもらって構わないという発言等で不信感を抱いてしまいました。 また、お寺さんの方から折り返し連絡しますと言っていましたが連絡も来ず…。 そのご住職はいろいろなSNSや動画サイトで二桁に近いアカウントをもち、仏教とおおよそ関係ない内容のものを毎日幾度も違う媒体ごとで更新しており、それをたまたま目にすることでどんどん気持ちが切なくなってしまいます。 先方のご住職にケチをつけたいわけではありませんが、ここまでSNSの更新頻度が高いのに戒名すら確認してくれないんだな、と思ってしまいました。 かなりの理由があって檀家寺以外に申し込んだものだったので、心が狭いのは重々承知の上で、新しいものも古いものも手元に置いておきたくないというのが正直な気持ちです。 重ねて、自分は霊感のようなものがあり、名前を間違えて行った供養は供養にならないと考えています。 お坊さん側からのご意見を伺いたいのですが、名前を全てで書き間違える、こういったことはよくあることなのでしょうか。 また、もう新しいものは不必要ですので作り直さず、今ある塔婆などは手元において来たくないので引き取ってくださいというのはできますでしょうか。 返金してもらいたいとは思っていませんが、誰のためかもわからない供養にお金を払ったことが気持ち悪く感じてしまうため、その分募金でもしてほしいのが正直な気持ちですが伝えたらクレームにしかならないですよね…?

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温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ