仕事ができるのか不安、どう進むべき
25歳女性、大学卒業後就職活動が上手くいかず鬱病となり、その後の診察で自閉症スペクトラムとも診断されて2年が経ちます。
この2年間、無理なく社会復帰できるように1年間は図書館でアルバイトをしながら司書資格を取得し、初めの就活でも目指していた司書に正規で就くために退職して半年は就職活動に専念し、求人が出なくなった昨年夏頃から地元の市役所で年末までの契約で働いていました。その間も求人が出れば司書の試験を受けていましたが、筆記試験はいつも受かるのですが、面接で落ち、就職が決まらないまま市役所の仕事の契約が切れ、現在無職です。
最近久しぶりに大学時代の友人何人かと話すことがあり、みんな「アラサーになった」「もう若くない」と言う中で、何も成果を出せていない、大人として自立できていない自分のこれからに不安を感じています。
元々知識やアカデミックな世界に憧れがあり、漠然と目指していた文学研究者の道を諦めた後に見つけた次の目標が、古今東西の情報資源を守り、知への探求を支える司書でした。諦めてばかりで希望を持てなくなっていく未来は悲しいので、今度こそ夢を叶えたいのですが、面接に受からないこと、そもそも正規司書の募集が多くないこと、鬱病はだいぶ抜けたけどまだ頭がぼんやりしていてコミュニケーションに自信がないことから無理かもしれないと弱腰になっています。
今となっては自閉症スペクトラムの症状だとわかっているのですが、子どもの頃から人が集まる場にいると不安で落ち着かなくて、話し掛けられるのがストレスで不登校を繰り返していました。図書館や市役所でも常に人の声がするざわめきが不安で、人より余分にストレスがありました。頭が整理されなくて言葉が上手く出てこなくて、口で表せない何かが涙となって出てきて止まらなくて、仕事にならず家に帰されたこともありました。
今無職3ヶ月で、無理に人とコミュニケーションを取らなくていい、頭が働いていなくても生きていられる安心感を初めて得られて、抑うつ感がなくなりました。でも、まだ頭はぼんやりしたままだし、今の環境だから精神が安定しているだけで、外に出て人の中で働いていくとまたすぐに戻りそうで怖いです。
主治医にも「精神的に安定してまだ一ヶ月だし、環境を変えるのは早い」と言われているのですが、年齢的な不安もあるし、この生活を続けると頑張る力がなくなりそうです。
過去への恨み、執着。 注意や批判、ダメな自分を受け入れられない。 自責か自信過剰かの極端な自己評価 自分へも含めて批判的な物の捉え方 何にも心が動かず、自分が分からない。
お坊さんからの回答 2件
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目標修正してみませんか。やりたい仕事と向いている仕事は違う
そうね。目指すものには、越えなきゃいけないハードルがありますよね。コミュニケーションも求められるからね、だから力があるのに、面接で不安視されてしまうのかもしれないよね。
目標修正してみませんか。
やりたい仕事と向いている仕事は、また違ったりします。これから先、目指す仕事に就けたとしても、コミュニケーションに悩まされてストレスを感じる環境は避けられないと思うの。
せっかく能力がある方だし、こうしてハスノハで文字のやり取りをしていても、よく伝わってきます。丁寧に仕事ができる人だろうと思うわ。ルールやマニュアルがしっかりしている定型業務のほうが向いているのかなとも思います。あとは環境ですよね。
そんな分野も、探してみませんか。
ゆっくりと毎日心落ち着けながら
拝読させて頂きました。
あなたがこれからのことを考えてとても不安な気持ちを抱えていらっしゃることを読ませて頂きました。あなたの状況や心のあり様の全てはわかりませんけれども、あなたがとても心配なさっているお気持ちは伝わって参ります。あなたのお気持ちを心よりお察しします。
担当の医師の先生がおっしゃるようにあなたの心の状態はようやく安定していらしたのかとも思います。私ももう少し様子をみて落ち着いて生活なさることを優先なさってもいいのではないかと思います。今まであなたはいつも様々な不安を抱えていらしたと思いますから心を安定させて少しずつ心に余裕を作って頂いてはいかがでしょうか?
自分のことはとりあえず置いといてゆっくりと心を落ち着けて周りの方々を見つめてみたり見守ってみてはいかがでしょうか?
先々のことは誰にもわかりません。だからこそ落ち着いてじっくりと様子を見られるのもいいと思います。
コロナウイルス感染症もまだ落ち着いていませんし、世界は戦争で大変不安定な状況です。だからこそ心を落ち着けていくことを心がけてみて下さいね。
いずれ世の中の流れはまた変わっていくでしょう。社会の情勢も変わっていくでしょう。あわてることはありません。
あなたがこれからの毎日を心穏やかに落ち着いてお過ごしなさっていかれ、素晴らしい出会いに恵まれながらあなた自身の人生を心から豊かに充実なさって生きていかれます様に心より祈っております。そしてあなたを心より応援していますね。
質問者からのお礼
中田三恵さま、Kousyo Kuuyo Azumaさま
温かいお言葉をありがとうございます。
精神的に安定してきていると言ってもまだ自分に自信がなく人の目を恐れていて、ハスノハであっても厳しい言葉が返ってくるかもしれないと恐れながらの投稿でしたので、お優しい返事が返ってきたことで、また一つ、社会に対する恐怖が和らいだ気がします。
お返事が遅くなってすみません、お二人の仰った言葉を何度も読み返していました。
中田様 確かに、コミュニケーションに自信がなくて司書は務まらないですよね。でも惹かれる気持ちも消せなくて、努力で苦手を乗り越えていけるんじゃないかと諦めがつきません。でも年齢や病歴で採用されないんじゃないかという気持ちもあり、ぐるぐるしてしまいます。他の道、プログラミングなんか向いているんじゃないかと思うのですが、やり甲斐を感じられている姿がイメージできなくて…。
Kousyo Kuuyo Azuma様
繰り返し仰っていた「落ち着いて、心穏やかに」という言葉が水のように沁みていきました。色々な生き方があるのはわかっていて、自分らしい生き方をしている人たちに「正解を目指さなくていい」と安心感を頂いているのですが、自分らしい生き方がどんなものなのか、まだ見えていないので年齢など一般認識に振り回されているのではないかと思いました。不安や焦りを意識せず、落ち着いて、穏やかに周りをよく見て自分も見つめて生きていきたいです。