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離婚に心と体がついていきません

回答数回答 1
有り難し有り難し 17

夫婦2人、子供はいません。
離婚が決まってから、動悸が止まらず、心臓が痛く、前を向こう受け入れようとしても苦しくて仕方ありません。

時間が解決するのか?今は生きるだけで苦しいです、心が壊れそうです。
夜もよく寝れません。
もうやり直す道はないでしょうか?

結婚してから、半年も経たない内に価値観が合わない、離婚したいと言われました。

それから3年間、向き合ってやっていこうと何度もしたのですが、彼の気持ちは全く変わりませんでした。

彼は昔から争いを避けたいタイプで、
悪いところを指摘されたことがないとのことです。人との関わりをあまり持たず、一人が好きだから、俺に期待するより他の人と結婚した方がうまくいくと喧嘩した際、話し合いのたびに言われていました。

喧嘩のたびに、私の全てが無理だと言われ続け、頻繁に離婚したいと言い、死にたい心がしんどいと言われる。

旦那さんは表面はニコニコして生活している日々も、演技でずっとどうやったら離婚出来るかだけを考えてきたと言われました。

愛されないことに悲しくて怒りが爆発し、大喧嘩もして余計に気持ちを遠ざけてしまいました。負のサイクルだとわかっていたのに、感情を抑えられなかった私も悪いとはわかっています。

彼は私といても穏やかでいれない、裁判してでも別れると言われ彼は実家に帰りました。私は愛情があるので本当は向き合ってほしい、一緒にいたかったと今でも思います。

でも愛されないのも辛く、彼が幸せになるなら離婚したい気持ちを受け止めた方がいい気持ちがある事を伝えると、それまで攻撃的だったのにいきなり優しくなりました。

相手の気持ちがないとやり直しは難しいのはわかっているのに、
一緒にいたかった、でも離婚を受け入れるしかない、前を向かないと。。といろんな感情で爆発しそうです。

今まで何とかなると前向きに考えられる性格でしたが、抜けられない苦しみに不安と恐怖でいっぱいです。

心配をかけたくなくて、まわりには笑顔で振る舞うと余計に辛いです。

相手があっての夫婦生活なので、決断した彼の意志に寄り添い離婚するしかないでしょうか?

2022年3月9日 21:08

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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

お気づきですか?

相談文を読んでいて、気付いたことがあります。
『愛情がある』『意志に寄り添い』と書いてある程度で、旦那様の気持ちに関しての考察がありません。
旦那様に『価値観が合わない』と告げられてからのことが中心に書かれていますが、
本当の問題はその前にあるとあなたもお気づきのはずです。

『彼はどんな価値観が合わないと思ったのか』
『彼の気持ちがなぜ変わらないのか』
『彼は何にそんなに怒り、攻撃的になっていたのか』

こういったことを書いていないのならば、回答側としても慰め程度の言葉をかけるしかできることがありません。
しかし、お坊さんたちがいくらあなたを慰めたところで彼の気持ちは変わらず、離婚に向かうだけです。

もちろん彼を非難したい気持ちも、恨みがましい気持ちも、持っていてもいいでしょう。
悪いとは申しません。
しかし、“やり直したい”のであれば、ここに書いていないことをしっかりと伝え、自分が何をやり直したいのか見つめるのが良いでしょう。
今のあなたでは、たとえ結婚直後に戻ったとしても同じ道を歩むだけです。

なぜそうなったのか、人に伝えられないのはあなたが非を受け入れられていないからではないでしょうか。
そして彼があなたを何と言ったか、ここに書かないのは原因がおそらく自分にあると内心では認めているからではないでしょうか?

今のままでは旦那様の心が弱く、コミュニケーションが難しいから別れたと思ってほしいような文章になってしまっています。
愛情を抱く旦那様の名誉と、あなたの希望のためにもう少し詳しく相談文を書いてみませんか?

2022年3月10日 17:11
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有り難し
おきもち

けいじょう
日蓮宗の僧侶、啓誠(けいじょう)と申します。 修行に失敗し、一度は腐...
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質問者からのお礼

回答ありがとうございます。
心に刺さる言葉でした、気付きがたくさんあり何度も読み返しています。
有難いお言葉で、しっかりと受け止めないといけないと感じました。

何年も同じことを繰り返したのは、私自身非があることを心から受け入れていないから、自分の行動を結局は最終彼のせいにしていなかったか?
自問自答しています。
きっと気付いていたのに、気づかない様に見て見ぬふりしていました。

『彼はどんな価値観が合わないと思ったのか』 『彼の気持ちがなぜ変わらないのか』 『彼は何にそんなに怒り、攻撃的になっていたのか』

よく考え、再度相談させて頂きます。
本当にありがとうございました。

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